マレーシアの面積ってどのぐらい？日本と比較して大きさをわかりやすく解説！

マレーシアは2つの半島からなり立っており、その中のマレーシア領土を合わせた国土が国の面積です。同じく島国の日本も本州と沖縄、他にも諸島があるので、国のなり立ちにも共通している部分があるといえます。そんな2国間の面積にはどのような差があるのでしょうか。

世界201ヵ国の面積を比べたランキングではマレーシアは66位です。一方の日本は61位と、マレーシアよりやや大きいです。数字でみるとマレーシアは日本の約0.9倍の国土で、ほぼ同じ大きさだと言えます。

両国とも島国という同じ特徴がありますが、マレーシアがある2つの半島はそれぞれ他の国が隣接しているので、その点が大きな違いとなります。

国の面積ではあまり差がない両者でしたが、首都で比べると違いは明らかです。日本国内では45位と小さい東京ですが、クアラルンプールは日本のどの都道府県よりも小さいことになります。

ちなみに日本で一番小さい県は香川県で、面積は1,876平方キロメートルです。クアラルンプールは香川県と比較しても約7分の1の大きさになります。

世界の国々をマレーシアの面積と比べるとどのような差があるでしょうか。アメリカ大陸・ヨーロッパ・アジア・アフリカ大陸の4つのエリアに分け、それぞれ一番広い国とマレーシアと同じくらいの広さの国を比較してご紹介します。

アメリカ大陸にはカナダやブラジルなど、国土が世界トップクラスの国々があります。そんな世界ランキング2位のカナダは、なんとマレーシアの約30倍と想像できないほどの大きさなんです。マレーシアはカナダにある州の1つと考えてもおかしくありません。

一方同じくらいの面積を持つのが南アメリカ西部にあるエクアドルで、マレーシアの約0.8倍の広さになります。

50の国があるヨーロッパの中で国土が最も大きいのがロシアで堂々の世界1位です。マレーシアと比べると約52倍と規格外の大きさで、その大きさは南米大陸全体の大きさに匹敵します。

一方同じくらいの面積なのが、北欧に位置するフィンランドとノルウェーです。フィンランドは森と湖の国と言われるだけあり、国土の73％が森、10％が水域でつくられています。

アジアの中で最も広いのが中国で、マレーシアの約29倍とその差は歴然です。世界で比べても4位の大きさで、その国土には特別行政区である香港とマカオも含みます。

中国特別行政区を除いたアジア諸国の中で一番小さいのがモルディブです。モルディブはインド洋にある島国で、国土は23の環礁と1,200の島々からなり立っています。

アフリカ大陸は54の国からなり立っていて、最も国土が大きいのがアルジェリアです。世界10位の広さはマレーシアおよそ8個分です。

一方同じくらいの面積を持つコートジボワールは68位でマレーシアの約0.9倍の広さです。しかし首都で比べるとその差は大きく、首都ヤムスクロは約2,069平方キロメートルでクアラルンプールの約8倍あります。