インドの面積は日本の何倍？日本と比較して大きさをわかりやすくご紹介！

インドの人口は13億6641万8000人と言われ、日本の人口の1億2686万人と比較すると約10.3倍となります。

出生数で見てみると、2018年のインドの出生数は2500万人、日本は91.8万人、インドで生まれる子どもの数は日本の25倍以上です。なんと、インドでは毎年オーストラリアの人口と同じくらいの数の赤ちゃんが誕生しているということになります。

現在、インドの人口は中国の14億3378万4000人に続き、世界第2位です。前項で述べた通り、出生数が多いため、若者が多いことが特徴です。国民の平均年齢は27歳で、インドのシリコンバレーとも言われるバンガロールなどを中心に発展を続けるIT産業などを受け入れやすい国民性が伺えます。

日本の人口は現在、世界第10位となっており出生数が年々、減少しているため総人口の減少にも歯止めがかからない状態です。日本国民の平均年齢は47歳と、インドと比べるとかなり高いと言えます。日本国内で平均年齢が最も低いのは沖縄県で42.1歳、東京都は44.7歳です。

インドの人口密度は405.88人/㎢、日本は334.72人/㎢と、インドが日本を上回っています。インドというとデリーやムンバイのようなカオスを思い浮かべる方も多いでしょう。日本の9倍の国土面積を誇るインドですが、人口も多いため、日本よりも混み合っているということになります。

インドの人口密度は日本の約1.3倍と言われており、2018年の世界順位で言うとインドは第19位、日本は第25位です。インド、日本を問わず、都市部の人口密度が地方に比べると高い傾向があります。世界の人口密度では、第1位はマカオで、第2位シンガポール、第3位香港と続きます。

国連による『世界人口展望2017年改訂版』によれば、2024年にはインドの人口が14億4000万人となり、中国を超えるとみられています。現在のインドの人口は世界全体における割合の18パーセント、中国は19パーセントとなっており、両国で全体の約37パーセントを占めています。

インドの首都圏を構成するデリー連邦直轄地と日本の首都、東京都全体（23区、多摩地区、東京都島嶼部を含む）の面積と人口を比較してみましょう。

ニューデリーとオールドデリーを含む、デリー首都圏の面積は1483平方キロメートル、人口は約1679万人、人口密度は12591.71人/平方キロメートルで世界でも有数の大都市圏です。デリーは世界で最も急速に人口が増加している都市の一つと言われています。

東京都の面積は約2194平方キロメートル、人口は1399万9568人で47都道府県の中で最も多く日本の総人口のおよそ10パーセントを占めています。人口密度も日本の中で最も高く、6381人/㎢です。東京都の面積はデリーより大きく、人口はデリーより少ないということになります。

デリーの人口密度は12591人/㎢、東京は6381人/㎢と、両者を比較するとデリーが東京のおよそ2倍ということになります。デリーではヒンドゥー教の信者が最も多くデリーの人口の82パーセントを占め、次いでイスラム教11.7パーセント、シーク教4パーセントとなります。