目次 [表示]
- 10000マイル以上で大きく広がるANAマイルの使いみち
- ANAマイルはどうして人気がある?
- 10000マイル以上でこんなに違う交換先
- 10000あればマイルの価値や有効期限もお得に
- 10000マイルを貯める王道テクニック
- ANA便に搭乗するといくら貯まる?
- クレジットカードならいくら貯まる?
- ネット通販・予約でANAマイルを貯める裏ワザ
- 最も効率よくマイルを貯められるANAカード
- ANA便搭乗で優遇+毎年ボーナスマイル
- クレジットカードとしての利用ではいくら優遇?
- クレジットカードは集約しないと結局お得が実感できない
- 魅力あふれるANA10000マイルならではの交換先
- 国内線特典航空券で利用できる区間・時期は?
- ファンが少なくないANAオリジナルグッズ
- 使いみちに困ったら汎用ポイントに
- ANA10000マイルのおすすめの使いみちは?
- お得さでは「国内線特典航空券」にはかなわない
- ローシーズンなら東京~大阪「往復」できる!
- マイル有効期限を実質1年延長できる「ANAご利用券」
- あとひとふんばりして12,000マイル貯めよう!
- 国際線ビジネスクラスは別世界
- だからやめられないANAマイル
10000マイル以上で大きく広がるANAマイルの使いみち
航空会社のマイルは、少ないマイル(ポイント)での利用はお得ではありません。たくさん貯めて、まとめて使うのがおすすめです。10000マイル以上で、ANAマイル交換先のバリエーションやお得感が一気に広がります。
ANAマイルはどうして人気がある?
お店やTポイントなどの汎用ポイントカードは、使えるお店での支払いに利用が限られることが一般的です。一方ANAマイルは、特典航空券以外に交換先がとても豊富に用意されています。選ぶ楽しみが豊富なことが、何と言ってもANAマイルの人気の秘密です。
10000マイル以上でこんなに違う交換先
ANA公式サイトで、マイル数で交換先を探すと一目瞭然です。10000マイル「未満」の14件から、「以上」では42件に一気に増えます。
- ファンが少なくないANAオリジナルグッズ
- 全国の20を超える汎用ポイント
10000あればマイルの価値や有効期限もお得に
10000マイルあれば、最もお得な交換先である「国内線特典航空券」の利用可能区間・時期が一気に広がります。ポイントとしての価値の高さをより実感できることは間違いありません。ANAご利用券に交換すると、マイルの有効期限を実質的に1年延長できる「裏ワザ」も使えます。
10000マイルを貯める王道テクニック
使いみちと同様に、とても豊富に用意されている貯め方の中から、とっておきの「10000マイルを貯めるHow to」をご紹介します。最も効率よくマイルを貯める方法、すなわち支払った金額に対する還元率が最も高いのは、やはり「ANA便搭乗」です。
ANA便に搭乗するといくら貯まる?
定期的な出張で利用が多い羽田~福岡の普通席の片道を例にすると、
- 最も利用しやすい「3日前まで予約」の運賃はおおむね29,000円
- 搭乗距離567マイル×運賃積算率75%=425マイル貯まる
- 1マイル=1円とした還元率は1.4%
クレジットカードならいくら貯まる?
普段の生活の中でナチュラルに貯められるのが「クレジットカード利用ポイントのANAマイル交換」です。多くの場合、利用額1,000円=3マイルで、還元率は0.3%です。10000マイル貯めるには334万円の利用が必要になりますが、還元率が高い様々なカードが存在します。
ネット通販・予約でANAマイルを貯める裏ワザ
普段お使いのネット通販・予約の多くは「ANAマイレージモール」にログインしてから注文することでANAマイルを貯められます。頻繁にポイント2~10倍キャンペーンを実施していることも魅力的です。ちょっとやり方を変えれば、さらにナチュラルにANAマイルを貯められます。
最も効率よくマイルを貯められるANAカード
スーパーやガソリンスタンドなど「そのお店でお得なクレジットカード」をよく紹介されます。ANAマイルを最も有利に貯めることができる「ANAカード」もその一つですが、ANAマイルそのものがとても広範囲に使えることに着目しましょう。普通のカードとは違いますよ。
ANA便搭乗で優遇+毎年ボーナスマイル
ANAカード所有者がANA便に搭乗すれば、自動的に積算マイルが10%Upになります。ANA便搭乗機会が多い人ほど有利です。また入会時と毎年の年会費支払い時に1,000マイルが付与されます。年会費は初年度無料、2年目以降2,200円ですが、ANA便搭乗機会が多い人は余裕で元が取れるでしょう。
クレジットカードとしての利用ではいくら優遇?
クレジットカード利用で付与されるポイントをANAマイルに交換すると、通常の利用額1,000円=3マイルが、ANAカードでは5マイルになります。334万円でなく200万円の利用で10000マイル貯まるようになります。日常生活でナチュラルに貯められるだけに、この差はとても大きいでしょう。
クレジットカードは集約しないと結局お得が実感できない
お店毎に有利になるクレジットカードを持ってしまいがちですが、お得なカードが分散すると、結局いくらお得になるかがよくわかりません。財布もカードだらけで分厚くなる一方です。最も利用シーンの多いカードに集約しましょう。ANAカードは、そんな「集約」にもっともふさわしいカードの一つです。
魅力あふれるANA10000マイルならではの交換先
ANA10000マイルの交換先には、選ぶのが迷ってしまうほど魅力的なアイテムが目白押しです。他の汎用ポイントと同様に、ANAが運営する通販サイト「A-Style」での支払いにも使えますが、同じ使うならANAマイルならではの使いみちを、ぜひとも楽しみましょう。
国内線特典航空券で利用できる区間・時期は?
東京~沖縄のような長距離路線を、お正月のような繁忙期に利用する場合を除き、ほぼすべての路線を年間を通じて「片道」で利用できます。ただし需要の特に多い便では、特典航空券が利用できる座席が設定されていない場合もあります。
ファンが少なくないANAオリジナルグッズ
「ANAセレクション特典」では、グルメ・ワイン・家電・バッグといった様々な商品と交換できます。中でも注目は「ANAオリジナルグッズ」です。空港で使っている人をよく見かけるANAロゴの入ったキャスターバッグが一番人気でしょう。天体望遠鏡もあります。
使いみちに困ったら汎用ポイントに
Suica、Tポイント、Edy、nanaco、スタバ、高島屋、マツキヨなど主要なポイントの多くに、10000マイル=10000ポイントで交換できます。特典航空券より価値は低くなりますが、日常生活で使えるだけに、マイルの使いみちに困った際にはとても便利です。
ANA10000マイルのおすすめの使いみちは?
ポイントは一般的に、発行企業の商品・サービスで使うのが最も価値が高く=お得に使えます。ANAマイルも例外ではありません。最もおすすめできる「特典航空券」を、1マイルあたりの価値に換算すると、誰もがANAマイルの魅力に納得します。
お得さでは「国内線特典航空券」にはかなわない
羽田~福岡の普通席の片道では、
- 最も利用しやすい「3日前まで予約」の運賃はおおむね29,000円
- レギュラーシーズン(繁忙期・冬季・4月以外)の場合7,500マイルで交換
- 1マイルあたりの価値は3.8円
ローシーズンなら東京~大阪「往復」できる!
羽田~伊丹のような短距離路線では、以下のローシーズンに限り「往復」の特典航空券に交換できます。
- 年末年始を除く12~2月
- GWを除く4月
マイル有効期限を実質1年延長できる「ANAご利用券」
ANAマイルには取得月から3年の有効期限があります。有効期限が迫っても適当な使いみちがない場合、航空券やANAホテル、旅行商品の支払いに使える「ANAご利用券10,000円」がおすすめです。交換した日から1年間有効で、ANAマイルの有効期限を実質1年延長できます。
あとひとふんばりして12,000マイル貯めよう!
10000マイルでは国際線の特典航空券には交換できません。12,000マイル貯めると、ローシーズン(国内線とは異なる)なら東京~ソウル往復の特典航空券に交換できます。あと2,000マイル、追加でがんばりましょう。ANAマイルの楽しみ方がさらに広がります。
国際線ビジネスクラスは別世界
12,000マイルからは、ANAと提携航空会社の国際線ビジネスクラスにアップグレードできるようにもなります。対象は、格安ではないエコノミークラス航空券を購入した人で、韓国・中国のような短距離路線の「片道」です。ホテルのスイートルームを利用するような特別な空間を味わってみませんか?
だからやめられないANAマイル
ANAマイルは、数あるポイント制度の中でも、利用するほどその魅力のとりこになる代表例でしょう。たくさん貯めてまとめて使うことで、お得感をとても実感しやすいからです。利用の都度カードを提示する必要もほとんどありません。スマートに貯められることも、ANAマイラーの心をぐっとつかんでいます。
出典:ライター撮影