エアチャイナ（中国国際航空）の評判ってどう？乗るときの注意もご紹介！

エアチャイナの安全性は特に問題ありません。しかし、中国人は大ざっぱな性格のイメージがあり、事故が発生しないかといった不安な想いを抱えている方もいるでしょう。安全についての専門誌の評価や、過去に起こってしまった事故の解説をまとめてあります。

世界中の航空会社のランキングをつけているAirlineRatingsによると、エアチャイナはここ数年、事故や大きなトラブルも発生しておらず、安全性で最高評価の7点を取り続けています。航空会社ランキング100にも名を連ねており、世界的にもよい評価を受けていると言えるでしょう。

2002年に韓国で墜落事故が発生しています。悪天候により視界不良の中、パイロットミスにより墜落し、乗員166名中129名が事故の犠牲になってしまいました。1989年にはハイジャック事件が発生しましたが、この時は大事には至らず犯人も逮捕されています。ここ数十年は大きな事故は発生していません。

エアチャイナの機内の様子はどうでしょう。日本の航空会社の機内はとても快適で、CAなどもとても親切ですよね。しかし、エアチャイナは中国の航空会社なため、習慣などの違いもあり、不安要素が多いかもしれません。あらかじめ注意しておくことで、トラブル回避に繋がるでしょう。

よい評判は、ヘッドホンや枕などのアメニティが充実している点です。食事以外の時のドリンクサービスなども問題ありません。CAは日本人にも分け隔たりなく親切に接客する上、背の高い男性CAも多く、キャリーケースなどを荷物棚にあげてくれます。機内食の使用食材の質問に対しても、丁寧に説明してくれるようです。

悪い評判として、HISの口コミによると、中国人は声が大きいため仕方ないですが、乗客の会話がうるさいという意見は多いです。個人利用者の中には、席を跨いで大声で会話されたといった経験談もあります。対応は親切なCAですが、笑顔が日本の航空会社に比べて少なく、話しかけるのに少し緊張する可能性があります。

映画のラインナップは、主に数年前に公開されてヒットした作品が中心で、最新作はありません。邦画も数作品あり、一部の映画は日本語字幕が選択できます。モニターについては、東京と北京間ではついておらず、ジャンボ機が利用されるヨーロッパ間などはモニターがついていて、映画やゲーム、機外の様子を楽しめます。

エアチャイナの機内食に関する評判は、高評価が多いです。しっかり温まっていて、選択肢もありとてもおいしいです。ドリンクではお茶やコーヒーの他に、ビールやワインなどのお酒類も選べます。機内食の提供回数が多いうえに早く、4時間ほどで次の機内食が準備されるため、機内食を残している人も結構います。

エアチャイナには、トランジットに利用されやすい北京首都国際空港と上海浦東国際空港に専用ラウンジがあります。食事やドリンク、シャワールーム、仮眠室などが備わっていて、とても快適です。特に上海のラウンジはとてもきれいで、もっと居たいなと思えるほどでした。仮眠室は別途予約が要るので、注意してください。

エアチャイナ専用ラウンジは、条件を満たす人は事前予約をすると無料で使えます。条件は以下のとおりです。

• 航空券番号が「999」から始まっていること
• 全乗り継ぎ区間のCA便名が中国国際航空運航便であること
• 乗り継ぎ時間が4時間以上24時間以内であること
• プレミアムエコノミークラスおよびエコノミークラスでQクラス以上
• 後続の国際便に中国国内線区間を含んでいないこと