積丹半島のうにの種類と特徴とは?
積丹半島は、小樽から1時間半の距離で「積丹ブルー」と呼ばれる青い日本海が一望できます。積丹半島は、北海道で有名な天然うにの産地で、濃厚でクリーミーな味わいが楽しめます。積丹半島でおいしいうにを味わいましょう。
積丹半島のうには「赤うに」と「白うに」
積丹半島のうには、主に鮮やかな赤うにのエゾバフンウニと淡い白うにのキタムラサキウニの2種類に分類されています。
バフンウニとキタムサラキウニの違いは、とげの長さと色、味わいです。エゾバフンウニは濃厚でクリーミーな味に対して、キタムラサキウニは、淡泊でさっぱりとした味わいが楽しめます。
積丹半島のうにの時期は夏
積丹のうにの旬は夏です。エゾバフンウニの時期は7月から8月、キタムラサキウニは、6月から8月です。北海道各地では漁期が決まっていて、4月や11月という地域もあります。同じ積丹でも若干漁期が違い、毎年各エリアで出漁可否の調整がされています。
積丹半島のおいしい・安いうにの名店8選
積丹半島には、天然のうにを食べられる名店が多くあります。漁師直営店や行列で有名な店をはじめ、プロのすし職人が認める店、期間限定の店などがあります。積丹半島のうにはコスパの良さも人気の秘密です。積丹のうにを、ぜひ味わってみてください。
①みさき
みさきは、添加物を一切使用していない最高級の天然うにを味わえることで有名です。地元でもダントツの人気を誇る名店です。メニューが豊富で、一日20食限定の赤ばふん生うに丼や生うに丼と活うにのセットがあります。
赤ばふん生うには丼の値段は5,400円で、高価ですが他にはない味わいを楽しめるので、ぜひ食べてみてください。
漁師直営店で食べられる絶品うに
みさきは、店主が自ら海に出てうにを獲りに行きます。帰港してからすぐにうにを殻から取り出すというこだわりが、おいしさのコツです。身がしまったプリプリの絶品うにを楽しんでください。みさきで食べられるうには、期間限定になるので注意しましょう。
住所 | 〒046-0326 北海道 積丹郡積丹町日司町236番地 |
---|---|
公式サイトURL | https://osyokujidokoromisaki.com/ |
電話番号 | 0135-45-6547 |
アクセス | JR函館本線小樽駅 車で約90分JR函館本線余市駅 車で約60分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 9:00~15:30(L.O15:00) |
定休日 | 第2・第4水曜日(第1・第3水曜日も不定休の場合あり) |
②漁師の店中村屋
漁師の店中村屋は漁師が経営している店で、新鮮なムラサキウニが乗った生うに丼やエゾバフンウニの赤ばふんうに丼が食べられます。積丹のうには、良質な昆布を食べて育つので濃厚で甘い味わいを楽しめます。
うにとたっぷりの海鮮が乗った大漁丼などいろいろなメニューがあります。食べきれない方はミニ大漁丼がおすすめです。
お酒のおつまみにぴったりの塩水うに
中村屋はうに丼が人気ですが、お酒のおつまみになる塩水うにもおすすめです。期間限定になるので、ぜひお酒と一緒に食べてみてください。価格は漁獲量によって変動するので注意が必要です。中村屋の営業は、4月下旬~10月下旬までになるので注意しましょう。
住所 | 〒046-0326 北海道積丹郡積丹町日司34-1 |
---|---|
公式サイトURL | https://shakotan.jp/ |
FacebookページURL | https://www.facebook.com/%E7%A9%8D%E4%B8%B9-%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%B1%8B-487227714800788/ |
電話番号 | 0135-45-6500 |
営業時間 | 9:00~16:00ラストオーダー15:30 |
定休日 | 木曜定休日 |
③田村岩太郎商店
田村岩太郎商店は、多くのメディアに取り上げられている有名店です。安いウニ丼を食べたい方、空腹を満たしたいという方はおすすめできないと断言する名店です。田村岩太郎商店のうにが食べたい方は、6月以降に行くと食べられます。生うに丼以外にも、海鮮前浜ヤン衆丼などコスパのメニューがあります。
朝うにぶっかけ丼が人気の店
田村岩太郎商店では、巨大なステンレスのボウルに入った塩水うにをすくうというイベントのようなうに朝うにぶっかけ丼が人気です。すくえるのは1回のみで、どれだけすくえるのかドキドキ感があります。漁がある日しか食べられませんが、ぜひ挑戦してみてください。
住所 | 〒046-0201 北海道積丹郡積丹町美国町字船澗132-1 |
---|---|
公式サイトURL | http://www.syakotan.net/gantaro/ |
電話番号 | 0135-48-6300 |
駐車場 | あり 15台 |
営業時間 | 6月~8月10:00~食材が無くなり次第終了 |
定休日 | 不定休(要確認) |
④食堂うしお
食堂うしおは、積丹岬や神威岬の観光の後に立ち寄る便利な場所にあります。生うに丼やバフンウニ生うに丼をはじめ、うしお丼スペシャルなど豊富なメニューがあります。積丹のうにのシーズンである6月から8月は混むので、時間に余裕を持って行きましょう。
うにの食べ比べができる炙り&蒸しうに丼
食堂うしおでは、いろいろなうにが食べたい方におすすめの積丹産の無添加うにをふっくら蒸し上げ、香ばしく炙った炙り&蒸しうに丼があります。タイプの違ったうにをたっぷり堪能できます。期間限定になるので、早めに味わってみてください。
住所 | 〒046-0321 北海道積丹郡積丹町神岬9-1 |
---|---|
公式サイトURL | https://www.ushioshakotan.com/ |
電話番号 | 0135-46-5118 |
アクセス | 札幌駅より車で2時間30分小樽駅より車で1時間30分 |
駐車場 | あり 約100台 |
営業時間 | 8:30~17:00 (ラストオーダー 16:30) |
定休日 | 4月上旬より11月上旬まで無休 |
⑤純の店
純の店では、積丹・美国産のうにをご飯が見えないくらい盛ったうに丼が食べられます。海がしけて、船が出ない時には、ウニは提供しないというこだわりぶりです。メニューが豊富ですが、2種類のうにが食べられる赤白うに丼がおすすめです。うに丼以外も海鮮丼や定食などがあります。
プロのすし職人も認める極上のウニ
純の店は、小樽のミシュランのすし職人がおいしいと認める極上のうにを提供しています。期間限定になるので、時期によってはバフンウニがなく、ムラサキウニのみになることもあるので、食事に行くときには、うにがあるかどうかの確認をしてください。
住所 | 〒046-0201 北海道 積丹郡積丹町美国町字船澗42-20 |
---|---|
公式サイトURL | https://junnomise.com/ |
電話番号 | 0135-44-3229 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 10:30 ~ 20:00(ラストオーダー20:00) |
定休日 | 月曜日※6〜8月は翌日が祝日の場合、火曜日休み |
⑥美国観光ハウス
美国観光ハウスは、和のオーベルジュとして人気のホテルです。宿泊をして温泉などを楽しみながら、うにを堪能できます。美国港近くにあり、市場で厳選した食材をそろえています。積丹の濃厚で口の中でとろけるおいしいうにが食べられます。
朝食に絶品の生ウニご飯
美国観光ハウスでは、朝食で生うにご飯が食べられます。北海道のホテルでは、朝食にいくらが多いですが、うにが出てくるのは積丹半島ならではのサプライズです。ホテルでしか味わえない新鮮で濃厚なうにを味わってください。
住所 | 〒046-0201 北海道積丹郡積丹町美国町船澗49 |
---|---|
公式サイトURL | http://www.bikunihouse.com/ |
電話番号 | 0135-44-2100 |
アクセス | JR小樽駅よりタクシーで60分JR小樽駅前より中央バス(積丹方面行き)美国下車徒歩2分 |
駐車場 | あり 無料 |
営業時間 | 15:00~翌10:00 |
⑦みはらし荘
みはらし荘は、客室から積丹の海を一望できます。宿泊だけではなく、期間限定で昼間は食堂として利用できます。値段は時価ですが、生うに丼や生うに二色丼などが食べられます。いろいろなうに料理を食べたい方は生うに3品コースか4品コースがおすすめです。
宿泊で食べられるムラサキのざるウニ
みはらし荘は、うにが食べられるプランが数種類あります。中でもおすすめなのは、2種類のうにいっぱいプランです。値段は大人で24,500円ですが、うにが食べられるプランとしてはコスパです。
赤うにいっぱいプランは、ざるにたっぷり乗ったムラサキうにが食べられます。一粒一粒がしっかりした身で、磯の香りが広がるので、ぜひ食べてみてください。
住所 | 〒046-0201 北海道積丹郡積丹町美国町厚苫10-17 |
---|---|
公式サイトURL | http://www.miharashiso.com/ |
電話番号 | 0135-44-2141 |
アクセス | 小樽駅よりバスにて60分 |
営業時間 | 食堂11:00~20:00(食堂の営業は4月下旬~10月下旬) 宿泊15:00~翌10:00 |
⑧生うに丼のなぎさ
生うに丼のなぎさは、リピーターが多い人気の店です。ムラサキうに丼の値段は、2,400円とコスパがよいので、うにが好きな方におすすめです。ムラサキうに丼は大盛りにできます。甘漬けうにもお土産用として販売しているので、ぜひ積丹半島の味を自宅でも食べてみてください。
ウニ丼のみの期間限定店
生うに丼のなぎさは他の名店とは違い、メニューはうに丼のみです。2種類のうにを食べたい方は、ムラサキうにとバフンうにが乗ったハーフ&ハーフ丼がおすすめです。店の営業は、うにが採れる6月から9月までの期間営業になるので注意しましょう。
住所 | 〒046-0323 北海道積丹郡積丹町大字来岸町21 |
---|---|
電話番号 | 0135-46-5308 |
アクセス | 北海道中央バス 高速しゃこたん号 来岸 徒歩3分(180m) |
駐車場 | あり |
営業時間 | 6:00~20:00 |
定休日 | 無休(6月中旬~9月上旬までの営業) |
うに丼と楽しみたい積丹半島の観光スポットを紹介!
積丹半島まで小樽方面から車で走ると、途中に神威岬と島武意海岸があります。海外にも負けない鮮やかな青い海が広がっています。岬のゴツゴツした岩場も絶景です。積丹のうに丼を食べるなら、ぜひ少し足を伸ばして日本海を楽しんでみてください。
神威岬
神威岬は、小樽から約1時間半の距離にあります。日本海に向かって80mの崖が伸びています。神威岬には女人禁制の門があります。かつて女性は入れませんでした。日本海最大の難所で、突端まで20分ほどかかります。アップダウンの「チャレンカの小道」という散策路を超えると絶景の積丹ブルーを楽しめます。
島武意海岸
島武意海岸は、日本の渚百選にも選ばれている絶景ポイントです。断崖絶壁が続いてますが、波打ち際まで行けます。暗いトンネルを超えると、鮮やかな青い海が広がっています。日頃の疲れを癒やしてくれる積丹ブルーを楽しんでください。
積丹半島のうにを堪能しよう!
積丹半島には、赤ウニと白ウニの2種類のうにが食べられる名店や観光スポットがあります。積丹のうにが採れる時期は6月から9月までで、期間限定の店が多いので注意しましょう。積丹のうにを堪能しつつ、観光スポットにも足を運んでみてください。
出典:写真AC