靴ズレを防ぐ方法12選！原因に合わせた靴ズレ防止対策をご紹介！

靴ズレの原因は大きく分けると靴がゆるいかきついか、または歩き方にゆがみがあるかです。靴ズレが起こる部位はかかとやつま先、指の甲や親指・小指の側面などが主であり、痛む部位ごとに複数の原因が考えられます。

ゆるい靴の靴ズレ防止対策は、靴の中のすき間を埋めて足が遊ばないようにすることと、滑りをよくして摩擦を減らすことが基本です。靴がゆるいのは「形があっていない」「足長が大きすぎる」「足幅が大きすぎる」に分けられます。かかとが痛むのは形や足長による場合が多く、足指の甲が痛むのは足幅による可能性が高いです。

靴がゆるいときに靴ズレを防ぐ1つ目の方法は靴下を履くことであり、すき間を埋め、汗を吸い、靴と足の摩擦も減らせます。靴を素足で履くと汗で足の皮が蒸れて傷つきやすく、ゆるい靴では摩擦も起きやすいため簡単に靴ズレしがちです。

5本指ソックスはとくに靴ズレの防止に効果的であり、指同士の摩擦も防げますし、指に力が入るので前滑りも減ります。

靴がゆるいときに靴ズレを防ぐ2つ目の方法は、インソールを入れて靴の中のすき間を埋めることです。

インソールは種類が多く、サイズの調整のほかにも衝撃吸収・防臭・足の骨の補正など商品によってさまざまな用途があります。選ぶときは「足長・足幅・形のどれが問題か」「靴の種類やサイズは何か」「何をどう変えたいか」で決めましょう。

靴がゆるい時に靴ズレを防ぐ3つ目の方法は、かかとパッドを入れてかかとのすき間を埋めることです。かかとが抜けるときはサイズはあっているけれどかかとの形があっていない可能性があり、かかとパッドが役立ちます。かかとパッドは側面部分に貼るI字型や、側面と底面に貼るT字型があり、T字型が外れにくいです。

靴がゆるいときに靴ズレを防ぐ4つ目の方法は、靴の内側の擦れる部分に固形石けんを塗ることです。石けんを薄く塗りつけると足と靴の滑りがよくなるので、擦れるときに摩擦が起きにくく靴ズレも減ります。

塗る部位はかかとや、親指・小指の側面、くるぶしに被る部分などであり、足裏は塗ると滑って危ないので塗らないでください。

靴がゆるいときに靴ズレを防ぐ5つ目の方法は、足の擦れる部位にあらかじめワセリンを塗っておくことであり、摩擦を減らせます。ワセリンは固形石けんの代わりとして靴自体に塗ってもよく、つま先やストラップなどの狭い部分にも塗りやすいです。

ベビーパウダーやリップクリームでも代用できますが、リップクリームでは靴が変色する恐れがあります。

靴がゆるいときに靴ズレを防ぐ6つ目の方法は、ひも靴は足と靴のかかとをあわせてひもを結ぶことです。スニーカーや紳士靴などを足にあわせるには、かかとを一致させて固定することが重要で、とくにかかとの擦れ防止に効きます。

結ぶときはかかとを地面につけたままつま先を上げて靴と足をあわせ、甲をあわせて履き口部分できつく締めてください。