初めての海外旅行までの手順をまとめて解説！必要な荷物やしなきゃいけないことは？

初めて海外旅行をすると決まったとき、何をどうするべきかわからないと思います。そこで初めての海外旅行までの手順としまして、事前準備、最低限必要な荷物、旅行先の情報、注意すべき点、さらに良い海外旅行にするためにの5つに分類することにより、わかりやすくお伝えさせていただきたいと思います。

海外旅行をするにパスポートの準備が必要です。旅行会社、宿泊先、飛行機などを予約する際にもパスポート情報が必要となりますので、一番最初に準備すべきものとなります。パスポート作成に必要な手順としましては、申請書、戸籍謄本、証明写真、本人確認書類、そして手数料となります。5年と10年の有効期限のものがあり、前者は11,000円、後者は16,000円となります。パスポートは海外旅行をするにあたり最初にやらなければいけない準備であり最も重要な荷物でもあります。

支払いに便利ですので必ず準備しましょう。世界は日本以上にカード社会であり、カード払いが浸透しています。最低でも1枚あれば良いです。作成に必要な手順としましては、インターネットで必要事項の記入、本人確認書類、引き落とし口座、年会費、各カードの独自情報を確認しておきましょう。受け取りは約2週間前後です。高額な買い物、インターネット決済、現金がない場合での支払いなどに便利ですが、それ以外にも海外旅行をする際に利点があります。信用となり身分証明になる、海外保険が付与されるものがある、いくつかの空港のラウンジが使用できる、マイルやポイントを貯めることができる。以上のことからクレジットカードは旅行前に作成しておきましょう。

現地通貨をATMから取得できます。このカードがあれば両替の必要はないため、多額の現金を持っていく必要はありません。また、両替するよりも現地のATMで現金を引き出す方が良いレートの場合があります。海外への現金の持ち出しは制限があり、約100万円以上の持ち出しをする場合は事前に申告しなければなりません。申告しなければ外為法違反となり犯罪になりますので注意しましょう。現金は100万円以下、そして必要となればキャッシュカードで引き出すことにしましょう。

窓口かインターネットで予約することができます。初めての海外旅行ですから窓口で予約する方が安心と考えます。飛行機、宿泊先、観光情報、オプショナルツアーの有無など一般的なこと以外にも、窓口で対応となる利点を活かし、疑問、心配事、注意すべき点なども確認しておきましょう。インターネットで予約する際には、各旅行会社のサイトを比較しながら予約しましょう。

旅行会社かインターネットで予約することができます。初めての海外旅行ですから旅行会社の窓口で予約する方が安心と考えます。確認しておきたいことは航空会社、値段、座席、グレード、空港チェックインの手順、荷物の管理、マイルなど疑問、心配事、注意すべき点なども確認しておきましょう。インターネットで予約する際には、航空券をまとめたサイトや各航空会社を比較しながら予約しましょう。

旅行会社かインターネットで予約することができます。初めての海外旅行ですから旅行会社の窓口で予約する方が安心と考えます。確認しておきたいことは、ホテル名、住所、値段、外観や内装、サービス、そして口コミも重要です。疑問、心配事、注意すべき点なども確認しておきましょう。インターネットで予約する際には、各ホテルをまとめたサイトを比較しながら予約しましょう。

旅行会社、保険会社、インターネットで手配することができます。初めての海外旅行ですから旅行会社もしくは保険会社に依頼するのが良いと考えます。確認しておきたいことは、保険内容、期間、値段など疑問、心配事、注意すべき点なども確認しておきましょう。海外旅行のための保険ガイドのような冊子をいただけますので、万が一のためによく読んでおきましょう。インターネットで予約する際には、各保険会社やクレジットカードの海外保険の内容を確認しながら予約しましょう。

旅行会社、各大使館、インターネットで手配することができます。初めての海外旅行ですから旅行会社もしくは大使館で直接聞くことも良いと考えます。必要な手順としましては主に申請書類、パスポート、証明写真、手数料になります。国によってはインターネットで簡単に申請できるものもあります。また、空港に到着してその場で取得するアライバルビザもあります。国や期間によって多種多様に異なりますので、事前に確認しておきましょう。

特にパスポート、クレジットカード、キャッシュカードはしっかりと管理しておきましょう。現金と外貨も予備として分散させて持っておきましょう。パスポートは帰国前に紛失すると現地の警察や日本大使館での手続きに時間が掛かり、予定していた帰国日に間に合わず仕事や学校に行けない可能性が出てきます。カード類はインターネットを使用しての残高確認や決済方法、ATMを使用する際に必要な英単語もしくは現地語を覚えておくことをおすすめします。これら貴重品さえあれば旅行は続けることができます。逆に考えると紛失すれば旅行中だけでなく帰国後もショックを引きずることになってしまいます。何度も言いますが貴重品だけは特に気をつけて管理しましょう。

情報収集、位置情報確認、スマートフォンでの決済、家族や友人との連絡手段、カメラの使用などスマートフォン1台あれば問題ありません。ただし海外にいるときは海外用のSIMカードを購入して使用する、もしくはwifiがある環境で使用するようにしましょう。これらをやらずに使用することにより、帰国後に携帯電話会社から高額な請求書が届く場合があります。念のため海外旅行に行く前にスマートフォンの海外での使用について携帯電話会社に相談することをおすすめします。

暑さと寒さのどちらにも対応できる服装を準備しましょう。旅行で訪れる国、季節にもよりますが自分で調べての準備が必要です。暑いところだから薄着のみ、寒いところだから厚着のみという服装は避けた方が良いです。なぜなら、冷暖房が効きすぎていたり、寒暖差が激しい国もあるためです。せっかくの海外旅行ですのでおしゃれにも気をつけたいところですが、まずは体調管理に気をつけましょう。

大型ひとつ、小型ひとつの最低2つは準備しましょう。前者はスーツケースもしくはバッグパック、後者はサブバッグとして常に持ち歩けるようにしましょう。荷物が少ない人は小型のバッグひとつでも良いと考えます。ただし、大型バッグに全て入れることは避けましょう。なぜなら大型バッグは空港、電車、バスなどでロストバゲージになる可能性があります。絶対になくしてはいけないものは、必ず常に持ち歩く小型のバッグに入れておきましょう。

現地の言葉が話せなくても旅行はできます。ボディーランゲージ、スマートフォンにある翻訳機能、各国に日本人宿もあることから意見交換や情報収集も日本語でできます。しかし、私は少しでも現地の言葉を話すことをおすすめします。現地の人たちと同じ言葉で話すことにより、印象が良くなることや、無愛想な人でも笑顔になる、サービスを受けられる、など良い場面に遭遇することが多いためです。同じ旅行をするのであれば、少しでも現地の言葉を話す、話す努力をすることにより、旅行の幅が広がるのではないでしょうか。

キャッシュレス化が進んでいますが、やはり現金は持っていなければなりません。何より安心感があります。海外旅行はお金の管理もいつもとは異なります。その国のさまざまなものの物価を把握し、その日の為替レートを調べて両替をします。両替したときは必ずその場で金額が合っているか確認しましょう。あとで確認して少なかった例も多いためです。現地通貨が余った場合、日本円へ両替する、次回また来ることを想定してそのままにしておく、これら以外に羽田空港や成田空港で外貨の小銭を両替することもできます。

その国の物価水準がどれぐらいなのか把握しておきましょう。宿泊先、市場、スーパー、交通機関など現地で確認することや、他の国と比較することでも確かめることができます。ある程度把握しておくことにより、旅行で使用するお金を管理でき、無駄遣いや騙されることも少なくなるのではないでしょうか。また、物価水準を把握していると、買い物をするときの値段交渉にも役立ちます。値段がわからない場合、大抵相手はふっかけてきます。そこを自分が納得できる値段で交渉することは今後の旅にも役立つと考えます。その国の物価を把握しておくことはお金の管理にも繋がるのです。

その国の宗教により厳格に守らなけばならないことがあります。最悪の場合逮捕されることもあります。宗教の戒律により牛や豚を食べない、ハラルフード、断食、アルコールの禁止、女性の肌の露出の禁止、宗教関連施設への極端な露出での入出禁止など、さまざまな場面で見受けられます。それらのルールを守りながら楽しい旅行にしましょう。

旅行会社のツアーでも空港での手配や移動は自分でやらなければならないことがあります。何時間前に空港に到着しておくべきか、チェックインのやり方、荷物の重量は規定以内か、機内持ち込みはできるか、トランジット、フライトのキャンセルや遅れなど意外と確認することはあります。余裕を持って準備することを心がけましょう。

貴重品や荷物の管理は徹底しておきましょう。特にパスポートや財布は部屋に乱雑に置いておくのは避けましょう。自分の部屋と同じ感覚でいることは危険です。なぜなら、ベッドメイキングや掃除で係員が部屋に入り盗まれるケースがあるためです。セーフティボックスやホテルのフロントに預ける、自分自身で常に身に付けておく。さまざまな方法がありますが、私はスーツケースに貴重品を入れてから、ワイヤーを使用してベッドやロッカーに荷物を括り付けておくことをおすすめします。

最悪現金がなくてもこれさえあれば現地で買い物ができます。海外で使用する際の注意点として、決済する際は必ず店先の端末機械を店員と一緒に確認しましょう。中には言葉が話せない、日本人のシャイな性格を知っていることから金額を誤魔化される可能性があります。現地の通貨払い、もしくは日本円払いも選択できますので、その時の為替状況も考えて判断しましょう。また、海外に行く前に事前にカードの情報は把握しておきましょう。支払い前後に気付いて慌ててしまうことがあります。暗証番号、最大限度額、支払い方法がリボ払いになっていないか、キャッシング機能は付いているかなどは確認しておきましょう。

常に細心の注意はしておきましょう。夜間の外出、大通りから外れた裏通りは極力避けましょう。夜の街並み、イベント、イルミネーションなどを見たいと思われますが、すり、誘拐、酔っ払いに絡まれる、荷物の置き忘れ、暴力沙汰に巻き込まれるなど考えられます。また、タクシーを使用する際はメーターの確認、位置情報を使用し最短で目的地に向かっているかを確認しましょう。タクシーは密室で1対1となりますので危険も多いということを意識しておきましょう。海外旅行は異国を訪れているのであり、異なる言語、文化、考え方であるため、トラブルに巻き込まれたとしても、思うように解決できないこともあります。現地の言葉で事細かく詳細を伝えることの難しさ、警察が怠慢で信用できないなども考えられます。自分の身は自分で守るように意識しましょう。

その国のルール、世界共通のマナー、宗教による振る舞いを意識して行動しましょう。女性、子供、障害者などには特に優しく接しましょう。バスの座席を譲る、ドアを開けて先を譲るなど、人に優しく行動しましょう。日本では会計時にサービス料も含まれているためチップの習慣がありません。海外ではチップにより個人が給与以外に恩恵を受けるシステムが多いのです。チップは金額の10％などと言いますが、自分の気持ちを渡すことにしましょう。海外では困った人たちを助ける風習が日本より多い気がします。そうすることが当たり前と根付いているのかもしれません。海外でそういう経験をするとその国を好きになります。逆に日本で外国人に対して同じことができれば相手も日本のことが好きになり、より良い関係ができると考えます。

ATMを使用する際は特に注意が必要です。なぜなら、キャッシュカードが吸い込まれて何もできずに泣き寝入りする場合が多いからです。注意する点としましては、土日祝日や銀行の営業時間外の使用は避ける、銀行併設のATMを使用することをおすすめします。基本的に従業員がいないため、何かトラブルが起きたとしても対応ができないためです。お金のトラブルはせっかくの旅行も楽しめなくなりますので十分注意しましょう。

これは非常に重要です。旅行会社はよほどのことがない限りツアーを実行したいと考えます。しかし、旅行会社の情報だけを鵜呑みにせず自らも情報を集めて判断しましょう。たとえば、最近香港では頻繁にデモが起こり日々過激になってきています。デモは毎日起こるわけではないので、自分が行く旅行期間は大丈夫という考えは危険です。暴動に巻き込まれる恐れ、空港が閉鎖されて出国帰国ができない、交通機関のストップ、外国人の入国制限など負の連鎖の恐れが考えられます。こういう事態では旅行先に到着しても十分に楽しめないのではないでしょうか。自分でよく考えて判断しましょう。

海外旅行に便利なものを紹介させていただきます。スリッパもやサンダルは、飛行機内や宿泊先で足を楽にできたり衛生面が気になるところで便利に使用できます。変圧器は世界各国でコンセントの形状が異なるため、全世界対応のものがあれば全てまかなうことができます。薄いダウンジャケットは寒暖差が激しい国、冷暖房が効きすぎる国で重宝でき、ストールは衛生面が気になる場所での使用、枕、ベンチ、膝掛け、風除けなど多方面で使用できます。この他にもさまざまなトラベルグッズが販売されています。自分に合うものを荷物として選んでいただきたいです。

初めての海外旅行ということから、全て任せることができる旅行会社のツアーを申し込むのが良いと考えます。しかし、自分で調べることも大切です。私も初めての海外旅行は楽しみな反面かなり不安でした。事前にさまざまなことを調べて行きましたが、結果、数多くの失敗を経験してきました。そんな小心者の私でも経験を積むことにより、準備すべきことや手順、注意すべきことが自分なりに理解できるようになりました。まずは思いきって飛び出してみる。そして経験して慣れてくることにより、自分なりの旅行のやり方ができてくる。それがひとりで自由な海外旅行へ繋がる一歩ではないでしょうか。