台湾を楽しみ尽くす観光スポット20選！人気の名所や定番スポットをご紹介！

日本の九州よりも小さい島の台湾。親日国家のため日本語を話すことができる台湾人が多く、日本人が安心して観光ができると感じる旅先です。歴史高い寺院や有名な建築物、夜市で美味しいグルメを存分に堪能できるほか、最近では古い建物をリノベーションした観光スポットが人気になっています。都市郊外では自然豊かな景色が見られる場所もあり、小さい島ながら魅力がぎっしりつまった観光地です。

有名な名所や定番のスポットが満載の台湾は、大きく分けて5つのエリアに分けることができます。エリアごとに、どんなところが見どころなのか、チェックしていきましょう！

定番の観光スポットである台北101は、高さ508メートル、地上101階、地下5階の台北一高い超高層ビルでランドマーク的存在です。89階は全面ガラス張りの屋内展望台、91階が屋外展望台になっています。台北のきれいな街並みを一望することができ、特に夕方から夜の時間帯は圧巻の景色です。館内にはショッピングモールやレストランがあり、一日中楽しめる名所となっています。

定番の観光スポットのため、展望台のチケット売り場や高速エレベーターはいつも長蛇の列になることがあります。混雑回避するには、台北101公式サイトから事前予約をすると、予約専用窓口を利用できるためスムーズに購入することができますよ！購入時、エレベーターのファストパスも同時購入すれば、高速エレベーターも待たずに展望台へ上がることができ、おすすめです。

台湾にきたら訪れたい観光の名所である国立故宮博物院は、歴代皇帝の宝が数多く収蔵されている世界四大博物館の一つです。収蔵品はなんと65万点にもおよび、そのうち3000～5000点は約半年に一度入れ替えをしながら展示しています。展示のメインである第一展示エリアでは、特別展示室やカフェ、ミュージアムショップの施設も完備されていますので、見学途中に立ち寄ってみてはいかがですか？

国立故宮博物院で特に有名な秘宝コレクションは、第一展示エリア3階の清朝時代の秘宝です。多数ある展示品の中でも代表的な秘宝を紹介します。

近年定番の観光スポットである迪化街は、18世紀末に形づくった台北最大の問屋街です。乾物や漢方、茶葉などを扱う老舗が並ぶ古い建物を改装し、おしゃれなカフェや若手デザイナーのショップなどが続々入居したリノベーションエリアになっています。フォトジェニックな建物が並ぶ町並みを探索して、台湾ならではのお土産物や、雑貨巡りをするのも楽しいですよ！

迪化街に縁結びで有名な月下老人が1971年に奉納されて以来、台湾一の縁結びスポットとして人気がある霞海城隍廟。台北市民からも人気のお寺です。金運上昇や無事息災、家庭円満、旅の安全の祈願もできます。迪化街散策の際、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

台北最古の歴史を誇る有名な寺院の龍山寺は、1738年に建てられ市内で最も格式が高いお寺で、台北観光の名所です。100以上の神様が祭られていることから、最強のパワースポットの場所と呼ばれています。参拝後に龍山寺名物のおみくじにチャレンジするのも旅の楽しい思い出になりますよ！

1911年の辛亥革命の戦いにより戦死した約33万人の霊を祀るために創建された祭祀場です。定番の歴史スポットの一つで、迫力満点のセレモニーを間近で見ることができます。見どころは陸、海、空軍の推薦により選ばれたエリート兵士による衛兵交代式です。40分直立不動で立ち続けなければならない様子や、一糸乱れない衛兵の交代式は必見ですよ！

衛兵の違いは軍服の色で見分けることができます。衛兵交代式は9時～毎正時、見学することができますので、時間に合わせて見学するようにしましょう。

観光客はもちろん、地元台湾人からも絶大な人気がある夜市は必ず訪れたい定番のスポットです。中でも士林夜市は台北最大級の夜市で、B級グルメ屋台の食べ歩きやプチプラ雑貨、ゲームの屋台などがたくさん並び、連日深夜まで多くの人々で賑わっています。夕方6時頃から深夜0時過ぎまで開催され、賑やかで楽しい夜を過ごすことができます。

屋台の食べ歩きのほか、占いやお土産探しなど夜市をたっぷり楽しめる士林夜市に来たら、大南路沿いにある慈誠宮が見どころです。赤い提灯が幻想的で多くの神様を祭っています。夜市の通りは5つあり、文林路はグルメ屋台街、安平街はアパレル関係、大南路は屋台やファッション関係、大東路は夜市のメインストリートで最先端ファッションや雑貨の店が充実しています。

高さ378メートルある85階建て、地下5階からなる高雄85ビルは、高雄のランドマーク的存在の高層ビルです。1階が百貨店になっており、レストランやオフィスビル、37階～79階にスカイタワーホテルがある、複合施設になっています。74階が展望台になっており、展望台からは高雄の港町や繁華街など街を一望することができる人気のスポットです。

高雄に観光へ来たのなら、行っておきたい定番スポットである蓮池潭風景区。蓮池潭という湖の周囲を取り囲むように色鮮やかな建造物や龍、虎などの塔が点在しており、見どころもいっぱいです。近年パワースポットの地としても有名で、祈願に多くの人々が訪れています。高雄でインスタ映えを狙うなら、おすすめのスポットです。

蓮池潭風景区は子どもも大人も楽しみながら観光できる、おすすめの見どころが5つあります。

1. 【龍虎塔】龍の口である入り口を抜けると七重塔があり、上から湖を一望することができます。
2. 出口は虎の口になっており、業が清められるとされています。
3. ジグザグになっている橋は魔物を寄せ付けないという意味があります。
4. 【玄天上帝像】高さ22メートルある巨大な道教の神様です。
5. 亀と蛇を踏みつけ宝剣を持っています。内部にも入れ楽しいですよ！
6. 【啓明堂】湖畔に建つ本殿です。商売の神様が祭られています。
7. 【慈済宮】医学の神様を祭っています。将来の健康についてのおみくじが人気です。
8. 【春秋閣】啓明堂と同じく商売の神様が祭られています。

日本統治時代に使っていた倉庫群や鉄道の跡地をアートスポットにリノベーションした、楽しい観光スポットです。絵になる個性的なオブジェや倉庫の壁一面に描かれたアート作品など見どころ満載！また、駁二芸術特区内には、おしゃれなカフェやレストランも併設されています。アートに触れながら楽しいひとときを過ごしてみませんか？

駁二芸術特区内では、ユニーク雑貨を購入できるお店があります。台湾ならではの形をした陶磁器や、おしゃれな高雄の街を象徴するような、独創性あふれるアイテムまでさまざまです。お土産にも人気があるためぜひ探してみてください。

もともとは国民党軍のために建てられた公営住宅ですが、老朽化が激しく取り壊される予定でした。しかし、この地域に住む香港出身の元軍人である黄おじいさんが、住宅の壁や道路を色鮮やかに描いた絵が評判となり、今では定番のフォトスポットとなっています。取り壊しの計画はなくなり、観光の名所として保存されることになりました。

高美湿地は、台中より北西へ約20キロの場所にある定番の観光スポットです。大甲渓河口近くの湿地で、無風の干潮時は水面がまるで鏡のようになり、幻想的な風景を楽しむことができますよ！また夕暮れ時がとくに圧巻の景色で、ボリビアにあるウユニ塩湖に似ているとされ、アジアのウユニ塩湖と言われています。台湾で見ることのできる自然の絶景スポットの一つです。

日本統治時代に、日本人医師の宮原武熊が営んでいた眼科医院の建物を、リノベーションした有名な複合施設です。高い吹き抜けになっている建物内には、茶菓子や台湾で人気のスイーツが販売されていますし、カフェやレストランの店舗もあります。古い建物ながら、味のある図書館のような雰囲気の宮原眼科は、観光の休憩場所に最適です。

ニコッとほほえむ御利益のありそうな金色の大仏様は、台中大仏と呼ばれており、高さはおよそ33メートルあります。なんと、大仏様の大きなおへそから外の景色を眺めることができる楽しい観光スポットです。境内には日本統治時代に台中周辺で亡くなった日本人の墓地もあります。

築200年の家々が建っている路地は、昔ながらの面影が残る歴史保存地区になっています。かつては運河だった路地は風情ある石畳の道になっており、レトロな家々はリノベーションされ、バーやカフェ、ギャラリーなどに生まれ変わりました。夕方になると提灯に明かりが灯り、昼とは違った雰囲気を味わうことができるため、神農街を散策するだけでも楽しむことができますよ！

1867年にイギリス人が設立した貿易会社の倉庫です。敷地内に植えられていたガジュマルの木が、年月とともに巨大化し、レンガ造りの壁や屋根を突き破ってしまいました。今では倉庫がガジュマルの木で覆いつくされてしまい、その姿から生命の強さを感じ取ることができると話題のスポットになっています。

近年、宮崎駿監督のアニメ映画｢千と千尋の神隠し｣のモデルになった街として紹介されることが多く、日本人観光客に絶大な人気のある台湾の有名観光スポット。提灯の明かりが灯り出す日暮れから夜にかけてはとくに、ノスタルジックな風景を目にすることができます。台湾観光にきたら、是非足を運びたい名所の一つです。ガイドブックでよく目にする有名な外観は阿妹茶楼というカフェで、テラス席からの眺めも抜群ですよ！

九份のメインストリートである豎崎路は、石段の坂道が続き両側にある提灯が灯ると、より幻想的な風景に出会うことができるため、連日多く観光客で賑わっている有名な路地です。九份には基山街と呼ばれる、両サイドに土産物や食べ物屋が軒を連ねるエリアもあります。食べ歩きをしながらショッピングができる楽しいエリアです。

九份に来たら茶藝館やレストランに立ち寄って、情緒あふれる雰囲気の中、美味しい台湾茶をいただくのも、よい体験になりますよ！観光客が非常に多い九份には、多くの茶藝館やレストランがありますが、混雑回避のために、事前にどこのお店に入りたいかチェックしておきましょう。台湾ならではの料理やお茶菓子を食べながら、九份の街を一望。そして優雅なひとときを過ごすことで、癒やしの時間となります。

九份から少し足を延ばし、十份の観光で外せない体験が、旧正月の恒例行事として行われるランタン上げです。観光客向けに、いつでも体験できる楽しいスポットとなっています。ランタンに思い思いの願い事を書き、大空に放つ経験は、旅行のよい思い出になること間違いありません！願い事により、ランタンの色も重要になりますので、チェックしてみましょう。

好きな色のランタンを選ぶのではなく、叶えたい願いにより、ランタンの色が変わります。1色のみの願い事はNT$150、4色分の願い事はNT$200、8色の願い事はNT$350と料金設定されていますよ！

平渓天燈節は、旧暦の1月15日前後に開催する台湾の一大イベントで、200個以上の願いが込められたランタンが一斉に台湾の夜空に放たれます。息をのむような幻想的世界が広がる平渓天燈節は、見どころです。台湾の冬ならでは風物詩とされています。

太魯閣峡谷は、自然の力により何万年もの時を経て浸食が進み、できあがった断崖で、台湾随一の有名な自然の名所です。人を寄せ付けないような雰囲気のある切り立った断崖の合間を縫うように、1960年代に素掘りのトンネルや道などが造られました。見どころも多数ある太魯閣峡谷でスリルと断崖絶壁の迫力を感じとってみてはいかがですか。

太魯閣峡谷にはたくさんの見どころがありますが、その中でも外せない絶景ポイントを紹介していきます。

海岸沿いの自然公園内にあるユニークな形をした奇岩。約1000年をかけて、波や風により少しずつ削られ、形作られました。野柳地質公園には、こういった面白い形をした岩が数多くあることから、フォトスポットとしても人気があります。一つ一つユニークな形の奇岩巡りも楽しい旅の思い出になりますよ。

20以上の奇岩に名前がついており、中でもクレオパトラの横顔に似ているとされ｢女王頭｣と名付けられた奇岩がとくに有名です。その姿は奇岩の中で、とくに美しいとされています。細くなってしまった根本は、あと数年で折れてしまうとされているので、観光に訪れる際はぜひ立ち寄りたいスポットです。

台北駅からおよそ1時間で行ける、ネコ好きにはたまらない人気急上昇中の楽しいスポットです。猴硐駅の改札にはネコのモニュメントがあり、構内の壁には100匹以上のネコがいるとされる猴硐猫村を存分に楽しめるよう地図が記載されています。猴硐猫村内は、猫モチーフのアート作品やカフェなどが点在する名所となっており、フォトスポットとしても有名です。

台湾土産として人気のパイナップルケーキ。猴硐猫村では、ネコ型のパイナップルケーキを購入することができると、話題をよんでいます。ネコ好きの方へ、台湾旅行のお土産としてチョイスすると、とても喜ばれますよ！ネコ型パイナップルケーキは、台鐵猴硐駅近くのショップで購入できます。

歴史高い寺院や博物院、自然の壮大さ、そしてリノベーションによって新たな姿を多数見ることができる、幻想的で風情溢れる台湾。有名な名所から定番の楽しい観光スポットまで、魅力が溢れています。ぜひ台湾へ旅行の際は、今回紹介したスポットを参考にし、素晴らしい台湾を味わってみてはいかがですか。