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ギリシャってどんな場所?観光で知っておきたい情報を徹底解説!

ギリシャってどんな場所?観光で知っておきたい情報を徹底解説!

観光がしやすい歴史的な見どころも多く、美しい景色が楽しめる名所も数多いギリシャ。期間の限られた日程の中で旅を存分に楽しむためにはやはり事前の情報収集は欠かせませんね。今回はギリシャ観光に役立つ旅のシーズンや治安についてなど情報をお伝えしたいと思います。

目次 [表示]

ギリシャのおすすめ観光情報:①ギリシャ基本情報

Photo byWilliamCho

日本の30%程度の国土の中に、美しいたくさんの島々や、有名な遺跡などの見どころの多い名所が非常に多く、ヨーロッパの中では比較的物価の安いギリシャ。シーズンを通して観光客が多く、とても人気がある治安の良い国となっています。旅行のスケジュールとしては、首都アテネで最低でも2日、他の有名観光地やエーゲ海の島巡りに5日から7日程度と1週間から10日間の旅行がおすすめです。

ギリシャ旅行のオンシーズンは?

Photo by szeke

地中海気候のギリシャには、カラリとした夏のイメージがありますが、全体的に温暖ではあるものの、日本と同じように四季があり、シーズンごとに魅力のある見どころが多い国となっています。ハイシーズンは、夏休みの7月8月。ですが、この時期はかなり混雑しますので、おすすめは6月か9月、少し涼しくなる10月でしょう。夏には殆ど降雨がありませんが、気温がかなり高くなりますので、熱中症などへの注意が必要となります。

ギリシャ旅行の際の服装は?

ギリシャ旅行の際、準備する服装に悩むこともありますね。日本よりも温暖なギリシャ、夏の間は乾燥して昼間は気温も高いので、服装は薄手のシャツで十分ですが、朝晩は風が冷たく感じることもあるので、「コットンのショールやカーディガン」などがあると便利でしょう。雨の多い秋冬の季節は、防寒具にもなる服装と合わせ、必ずレインコートや折り畳み傘など雨具の持参をおすすめします。

夏のギリシャで必要なものは?

乾燥しているものの、とても気温が高くなる夏のギリシャ。朝夕ともなれば涼しい風が吹き、屋外のテラス席も気持ちがよくなりますが、日中は帽子やサングラス、日焼け止めが無ければ、とても街歩きができないような気温の日が続きます。熱中症を防ぐためにも、必ず帽子やサングラスなどに加えて、強い日差しを遮る薄手のシャツなども持参してください。「コットンの夏用のショール」なども日差しを遮るのに最適ですよ。

ギリシャの治安

Photo by szeke

ギリシャには、日本人に対して好意的な人が多く、「基本的に治安はよい」と言われています。ですが、首都アテネは観光客を狙ったスリなどの軽犯罪に限って多く発生しており、やはり治安に対する心の準備は必要でしょう。物価が比較的安い国ではありますが、お土産物屋などで値段の付いていない場合は、高額請求の事例もありますので、注意が必要です。シーズン的には、やはり混雑のする夏にスリなどが増え、治安が悪くなる傾向にありますので注意しましょう。

安全のために気を付けたいこと

Photo by Dimitris Graffin

夏の観光シーズンには、人出が増えるギリシャ。「治安は悪くない」と言っても基本的なルールを守ることは大切です。いくら物価が安いといっても、見えるところに財布を入れたり現金を見せたりするようなことは避けましょう。服装もリゾート以外では夜のクラブなどでも、あまり露出が多いものは避けた方が無難です。

アテネの夜遊び

Photo bymichelmondadori

アテネをベースに宿泊して観光を楽しむ場合、やはり夜の時間を楽しみたい時もありますね。飲みにいくのとお土産を買うのが同時にでき、夜の治安も良いのが「ハードロックカフェ」です。アテネの文字が入ったシャツなどは、おしゃれで家族などへのお土産にも最適でしょう。他に女性の一人旅におすすめなのが「ホテルのルーフトップバー」です。場所によってはライトアップされたパルテノン神殿が見え、ホテルですので治安も悪くありません。

Dining in Athens, Greece | Hard Rock Cafe Athens | Athens Restaurants
Located at 52 Adrianou Street in Plaka, the new Hard Rock Cafe Athens serves delicious food and handcrafted drinks in a high-energy atmosphere.

ギリシャの物価

Photo bymartaposemuckel

「ヨーロッパの中では物価が安い」と言われているギリシャでは、節約すれば安くのんびりと旅行を楽しめるのが嬉しいですね。食事は、テイクアウトのサンドイッチであれば500円程度、宿泊はゲストハウスの個室であれば、3000円から探せるでしょう。相部屋のコンドミニアムであれば、もっと安く宿泊できますので、「名所めぐりの入場料」などを考えても1日5,000円あればギリシャ旅行を楽しめます。

ギリシャのおすすめお手軽ランチ

Photo by ancasta1901

海の幸に恵まれているギリシャ、素敵な景色が見える屋外のテラス席で頂くシーフード料理は、とても美味しいのですが、そこそこの値段がします。そんな中、少しでも節約したい時に、おすすめしたいのが、絶品ギリシャのファストフード「ギロピタ」です。ふんわりと焼いたピタパンにレタスやトマトとグリルしたお肉、ギリシャ特有のヨーグルトソースが爽やかなギロピタは1つ€3程度で購入可能なのが嬉しいですね。

ギリシャのおすすめ観光情報:②ギリシャへのアクセス

Photo byAnestiev

2019年時点では日本からアテネへの直行便はなく、飛行機の場合は近隣のヨーロッパのハブ空港からトランジットをして入国するのが一般的です。ミュンヘンやヒースロー、フランクフルトなどが便数も多く、アテネとのアクセスも良いのがおすすめとなっています。クロアチアなどからレンタカーを利用して陸路でギリシャへ入ることも可能で、各国の有名な名所や見どころを巡れる、素晴らしいドライブ経験ができるでしょう。

ギリシャのおすすめ観光情報:③ギリシャの国内移動

Photo byPublicDomainPictures

国土が日本の30%程度のギリシャは、コンパクトな中に有名遺産、名所などが数多くあり、見どころも多いのですが、首都アテネから飛行機や電車などでの移動が必要になります。効率よくリーズナブルに移動するためにも事前にリサーチしておくのが大切です。

レンタカー

Photo by june29

ヨーロッパを移動するのに、楽しいのはレンタカーです。過ぎていく車窓も日本と違い、どこを見ても絵になる美しい景色が広がってドライブ自体が、旅行の楽しみになりますね。車での移動であれば、服装も荷物も身軽で済みますし、家族連れであれば、「最も手軽な移動手段」と言えるでしょう。日本を出発する前に、必ず国際免許を取得するのを忘れずに、保険にも必ず加入しておくのが大切です。

列車

Photo by nubobo

ユーレイルパスが使えるギリシャの列車を使い、国内移動も旅情があります。アテネからコリントスやテッサロキニなど遠方に、運転することなく座っているだけで到着できますので、ドライブに自信の無い方におすすめです。ただ、日本の鉄道のように正確ではなく運休も多いため、「のんびりとした旅行」を楽しむ場合に、鉄道の旅が向いているでしょう。オリーブ畑の中を走る列車の車窓は、心に刻み込まれる美しさです。

飛行機

Photo bySarah_Loetscher

首都アテネから、「サントリーニ島」や「ミコノス島」などのエーゲ海に浮かぶ離島に移動をする場合、フェリーか飛行機での移動が必要となります。直前に予約を入れる場合、フェリーの方が安い場合が多いのですが、もしも半年以上前から旅の予定が決まっている場合には、ぜひローカルの飛行機を検索してみてください。いくつかのエアが就航していますが、どの会社も早期予約の割引が大きく、時には日本円で3000円程度のチケットもありますよ。

ギリシャのおすすめ観光情報:④アテネ

Photo byWikiImages

パルテノン神殿などが有名な「アクロポリス」は、アテネ最大の見どころです。博物館も隣接していますので、アクロポリス見学の前後には、発掘物などを見学しましょう。アクロポリスは足場の悪い屋外を、かなり歩くことになりますので、動きやすい服装や靴で行くのがおすすめ、気温が高い季節には帽子も必ず持参してください。アテネの物価は、ギリシャ全体でみると若干高めとなっています。

ギリシャのおすすめ観光情報:⑤サントリーニ島

Photo by Travel-Picture

ギリシャ最大の有名観光地とも言える「サントリーニ島」。ガイドブックなどの表紙などにも青い屋根が特徴的な教会の写真が使われており、見どころが多いことでも有名です。中でも世界一美しい夕日が見られる名所の「イア地区」は、オンシーズンの夕暮れ頃になると、まっすぐ歩くのが大変なほど混み合いますので、置き引きなどの治安面には気を配りましょう。夏場の気温の高い季節も、風が強いと夜は冷えますので「羽織るショール」などは必要です。

ギリシャのおすすめ観光情報:⑥ミコノス島

Photo byZEBULON72

サントリーニ島に次ぐ人気を誇る、見どころも多いエーゲ海に浮かぶ「ミコノス島」。青い海に映える真っ白い家々が並ぶ街並みが有名で、カトリミの風車などの名所などをはじめ、「どこで写真を撮ってもSNS映えする美しいリゾート地」となっています。気温が高い夏の季節には海水浴客で賑わい、ホテル料金などの物価は、ハイシーズンに高くなる傾向にありますのでコスパの良い宿は、早めに予約をするのがおすすめです。

ギリシャのおすすめ観光情報:⑦クレタ島

Photo byjarekgrafik

サントリーニ島やクレタ島と比べるとハイシーズンでもそこまで混み合うことのない「クレタ島」。ギリシャやエーゲ海に浮かぶ島々の歴史を学べるリゾート地です。一番の名所は「クノッソス宮殿跡」で、モザイクのタイルなど、他の島にはない文化を見ることが可能です。イラクリオン考古学博物館、クレタ歴史博物館など、ギリシャの今昔に興味のある旅行者には見どころが多く観光客も少ないので、治安も良いのが特徴です。

ギリシャのおすすめ観光情報:⑧メテオラ

Photo bymichelmondadori

巨大な奇岩が立ち並び、その上には何百年も前からの景色である修道院が建つ景色が有名な「メテオラ」。いくつかの修道院の中には観光客も入ることができますが、かなり歩くことになるので動きやすく、露出の少ない服装で観光しましょう。治安はよいのですが、公共の交通手段が少ないため、レンタカーで移動するかローカルのメテオラツアーなどに参加すると名所や見どころを効率よく周ることができます。

ギリシャのおすすめ観光情報:⑨デルフィ

Photo byEngin_Akyurt

アテネからレンタカーでメテオラに向かう途中、立ち寄るのにちょうどよいコンパクトな街が「デルフィ」になります。山の上にある遺跡群となり、夏場でも気温があまり高くなく、遺跡の他に博物館など見どころも多いのでホテルで1泊しても良いでしょう。小さな町ながら神殿の他にシアターの遺跡など名所が多いことでも有名です。他の観光地に比べて物価も高くありませんので、お土産などを買うのにもおすすめです。

ギリシャのおすすめ観光情報:➉エーゲ海クルーズ

Photo byMariamichelle

ギリシャの美しい島々や見どころを、効率よく周遊できるのが「エーゲ海クルーズ」です。日本から出航して世界を巡りながらエーゲ海に向かう豪華な旅もありますが、おすすめは「アテネ近郊のピレウス港から発着しているエーゲ海クルーズ」。日程は長短色々あり、サントリーニ島、ミコノス島など名所を数日で周るショートクルーズから、イタリアなどいくつかの国を数週間かけて回る贅沢なものも。お好みで選べるのもクルーズの魅力です。

クルーズに持っていきたい荷物

Photo bytookapic

クルーズの特徴として気になるのは、フォーマル、スマートカジュアルといったドレスコードの存在でしょう。洗面道具や下着、普段着的な服装の他にフォーマルのドレス、それに合わせる靴やアクセサリーなども必要です。気温の高い季節であれば船にはプールがありますので水着も必要となり、旅する季節の気温に合わせた動きやすい服装+フォーマルの衣装と小物類、「クルーズの荷物は、かなり大きくなるのが普通」と覚悟しましょう。

クルーズの楽しみ方

Photo byKapa65

ギリシャの美しい島々や有名な名所を巡るクルーズの楽しみ方は、寄港地の観光だけではありません。旅のシーズンによっては船内がクリスマスデコレーションされていたり、サンクスギビングのイベントがあったりと船の中だけでの楽しみも多いのが特徴。デッキはともかく、船内は気温も一定に保たれているため、身軽な服装で過ごせますし、面倒な荷物の移動も必要ないため、気軽に船内のイベントに参加してみるのがおすすめです。

クルーズの値段と船内の物価

Photo byZauberin

エーゲ海を巡るクルーズは色々ありますが、船のクラスによって、その料金や船内の物価は大きく変わります。日本からツアーの手配をすると、日本とヨーロッパの往復の飛行機代や乗船までのホテル代を含めて、最低でも50万円くらいはするでしょう。それでも、船内で気にしなければいけない物価は、お土産代とお酒代くらいで、他は殆どクルーズ料金に含まれますので、トータルで考えるとそれほど高額ではありません。

クルーズの治安

Photo bypixelRaw

荷物検査も厳しく、一旦乗船したらクルーと乗客しかいない豪華客船の旅。船内の治安は基本的にかなりよく、軽犯罪を含むようなトラブルはあまりありません。とはいえ、船内にはカジノなどがある場合もありますし、現金などを持ち歩く場合には注意が必要です。部屋のカードキーには防犯を考えて部屋番号が書いていないのが普通、うっかり部屋番号が分かるレシートなどと一緒にカードキーを置き忘れないようにしてください。

ギリシャを含めたツアーを選ぶなら

Photo byTama66

旅行会社のツアーでギリシャ旅行をする場合、日程が長くとれるのであればギリシャを含めた複数国を巡る旅行も楽しいものです。おすすめは、ギリシャからあまり距離のないトルコやイタリアを含めたツアーと言えるでしょう。ツアーを選ぶときのポイントは、一都市に最低でも2泊する日程が多くはいっていること。移動ばかりのツアーより、より深く遺跡や自然を楽しむことができますよ。

まとめ

Photo byPexels

気温も温暖でシーズンも春夏秋冬があるため、旅の服装も日本を出発する時と合わせやすいギリシャ。有名な遺跡や観光名所も多く、物価も安い、そして治安も良いので海外旅行初心者にもおすすめの渡航先と言えるでしょう。1週間から10日あれば旅行期間は十分、ぜひ季節ごとのギリシャの魅力をお楽しみください!

櫻井ゆき
ライター

櫻井ゆき

海外駐在員、海外就職の経験あり。海外旅行、国内旅行、とくにリゾートが大好きです!

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