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セゴビアで抑えておきたい観光スポット8選!見どころをご紹介!

セゴビアで抑えておきたい観光スポット8選!見どころをご紹介!

スペインを訪れたら、足を延ばしてみたい世界遺産の街がセゴビア。首都・マドリードからのアクセスが良く、日帰りが可能なセゴビアは、大人に人気の観光スポットです。今回は、スペイン観光には欠かせない、魅力あふれるセゴビアの素敵な観光スポットを厳選してご紹介します。

目次 [表示]

スペインのセゴビアってどんなところ?

スペインの首都・マドリードから北西に90キロの場所にある「セゴビア」。標高1000メートルの高台に位置しています。城壁に囲まれた、世界遺産「セゴビアの旧市街と水道橋」は、散策しながら観光名所を楽しめるところが人気です。そのほかにも、貴婦人の異名を持つ「セゴビア大聖堂」や「アルカサル」など、歴史的にも貴重な観光名所が点在しています。ぜひ、おとぎの国の世界を体感したい方は、セゴビアまで足を運んでください。

セゴビアのへのアクセス

首都・マドリードからセゴビアへは、電車・バス・車でアクセス可能です。時間を有効に利用して、日帰り観光を楽しみたいときは、高速列車がおすすめ!マドリードの「チャマルティン駅」から高速列車を利用すると、30分でセゴビアに到着します。近距離の場合は、マドリードの「アト―チャ駅」からセルカニアス(近距離列車)を利用すると2時間ほどです。セゴビアでの滞在時間を確保するためには、高速列車の利用をおすすめします。

セゴビアのおすすめの有名スポットの見どころをご紹介!

スペインでも人気の観光名所の一つに挙げられるのが「セゴビア」です。歴史的にも貴重な中世の街並みが残る小さな街には、世界遺産をはじめ、名所といわれる観光スポットがたくさん!そこで今回は、おとぎの国に迷い込んだような「セゴビア」の魅力的な観光名所をご紹介します。

セゴビアのおさえておきたい有名観光地①セゴビア大聖堂

数あるセゴビアの世界遺産の中でも、高い人気を誇っているのが「セゴビア大聖堂」です。薄いオレンジ色の外壁が、貴婦人のドレスのスカートを広げているように見えることから「大聖堂の貴婦人」と呼ばれるようになったとか。夜間はカテドラル内の見学はできませんが、ライトアップされ夜空に浮かび上がるカテドラルの姿は、昼間とは違った美しさを放っています。夜のセゴビアの街を散策するもおすすめですよ。

観光スポット:セゴビア大聖堂の見どころ

16世紀から18世紀にかけて建築されたゴシック様式の大聖堂は、外観の美しさが注目を集めていますが、荘厳な空気が流れている大聖堂内も、訪れる人を魅了しています。美しいステンドグラスに包まれている「セゴビア大聖堂」は、展示品も見応えのあるものが多く、ファン・デ・フニの「悲しみの聖母」は必見です!毎日開催されているツアーに参加すると、塔から美しい街並みを眺められます。ツアー料金は5ユーロです。

セゴビアのおさえておきたい有名観光地②ローマ水道橋

紀元前1世紀ごろに建設され、セゴビアのシンボルといわれているのが「ローマ水道橋」です。スペインの水道橋としては最大規模を誇り、全長813メートル、高さ28メートル!セゴビアの旧市街地が高台にあったことから、同じ高さの給水源の水を引いてくる必要があり、建設されました。古代ローマ人の偉業は、2000年経った現在でも、保存状態が良いことから、その技術力の高さを実感させられます。

観光スポット:ローマ水道橋の見どころ

スペインの太陽に照らされている「セゴビアの水道橋」も、圧倒的な迫力で人々を魅了しますが、展望台から水道橋と市街地を大パノラマで眺めるのもおすすめです。夕暮れ時から夜にかけて、ライトアップされる水道橋の下の広場は、ヨーロッパならでのノスタルジックな雰囲気が漂っています。ぜひ、昼と夜で表情を変える世界遺産の街で、素敵な時間をお過ごしください。

セゴビアのおさえておきたい有名観光地③セゴビア旧市街

セゴビア観光のメインといっても良いのが、「セゴビア旧市街」の散策ではないでしょうか。観光客で賑わうエリアには、「白雪姫」のモデルになったアルカサルや、セゴビアの象徴ともいえるローマ水道橋など、数多くの貴重な歴史的建造物が残っています。2000年の時を超え今なお、その当時の城塞都市の歴史を感じられる小さな街は、スペインを訪れたら必ず立ち寄りたい場所です。

観光スポット:セゴビア旧市街の見どころ

有名観光スポットや、世界遺産にも負けないくらい素敵なのが、ノスタルジックな雰囲気が漂う旧市街の街並み!セゴビアに到着したら、まず旧市街の散策を楽しんでみてはいかがでしょう。坂のアップダウンがあるので、ゆっくり時間をかけて街中を見て回ると、建物の外壁の装飾など、いろいろな発見がありますよ。

セゴビアのおさえておきたい有名観光地④アルカサル

とんがり屋根の塔がある石造りのお城が「アルカサル」。ディズニー映画の「白雪姫」のモデルになったのは有名な話です。眺めているだけで、おとぎの国に迷い込んだような気になってしまうきれいなお城は、セゴビアの街を攻撃するローマ帝国軍を見張るための要塞だったとか。お城の中には、セゴビアの街へ通じる地下通路などがあり、歴史的にも貴重な建物として、世界中から観光客が訪れます。

観光スポット:アルカサルの見どころ

日本では、人気アニメ「ルパン三世 カリオストロの城」のモデルといわれている「アルカサル」は、お城の内部が博物館として公開されています。「ガレー船の間」や「玉座の間」、牢獄後などが見学可能で、お城の外観とは印象が全く違う、豪華絢爛な内部の装飾もため息がでるほど素敵ですよ。

セゴビアのおさえておきたい有名観光地⑤ラ・グランハ宮殿

セゴビアから11キロ、バスで20分の場所にあるのが「ラ・グランハ宮殿」。山の中腹1193メートルにある王宮と庭園は、まるでフランスのヴェルサイユ宮殿のように、美しく、煌びやかです。なぜなら、ヴェルサイユ宮殿育ちのフェリペ5世が、飾り気のない部屋に住むのが嫌で、ヴェルサイユ宮殿を模して王宮を建設したからといわれています。美しい街・セゴビアに、負けず劣らずの名所です。宮殿を優雅に散歩してみてはいかがですか。

観光スポット:ラ・グランハ宮殿の見どころ

ヨーロッパの宮廷建築の素晴らしさが詰まっている「ラ・グランハ宮殿」。庭園と噴水はヴェルサイユ様式が用いられ、敷地内のいたるところに、伝説と神話を題材にした装飾が施されています。広大な敷地のため、ゆっくり時間をかけて散策するのがおすすめです。敷地内のすべての噴水が吹き上げるのは、年に2回ある祝日のみとなっています。宮殿内は、撮影禁止なので注意してくださいね。

セゴビアのおさえておきたい有名観光地⑥マヨール広場

ユネスコの世界遺産に登録されている「セゴビアの旧市街」や「ローマ水道橋」などがあるエリアの中で、地元の人や観光客の憩いの場として有名なのが「マヨール広場」。スペインでは、各地域の第一広場を「マヨール広場」と呼ぶため、広場の周辺には、有名な観光スポットの「カテドラル」や「セゴビア市庁舎」などがあります。セゴビアの旧市街の散策に疲れたときの休憩におすすめのスポットです。

観光スポット:マヨール広場の見どころ

曜日によって、フレッシュな野菜やフルーツ、そのほかに雑貨や本などが売られるマーケットが開催されているため、いつでも地元の人や観光客で賑わっているのが「マヨール広場」。広場を囲むように、おしゃれなカフェやレストランがあるので、「大聖堂の貴婦人」と呼ばれる美しいカテドラルを眺めながら、食事を楽しめるでしょう。いつものランチとは、一味も二味も違う、優雅なひと時を過ごせますよ。

セゴビアのおさえておきたい有名観光地⑦ラ・ベラクルス教会

1208年にテンプル騎士団によって設立されたといわれている「ラ・ベラクルス教会」です。「真の十字架」というスペイン語の意味を持つ教会の12角形というユニークな建築様式は、スペイン国内でも珍しく、フォトジェニックポイントとして注目されています。華やかさはないものの、教会の地下にはイエス・キリストの十字架の聖遺物なども安置されているので、セゴビアの歴史に触れてみたい方は、ぜひ足を運んでみて!

観光スポット:ラ・ベラクルス教会の見どころ

荒野の中にポツリとある教会なだけに、その全貌を眺めることは容易ではありません。そんなときは、白雪姫で有名な「アルカサル」の展望台から眺めてみてはいかがでしょう。カメラ持参なら、高い位置から「ラ・ベラクルス教会」の全貌を写真に収められますよ。また、「ラ・ベラクルス教会」から見える「アルカサル」もフォトジェニックポイントとして人気です。ぜひ、観光プランに入れてみてください。

セゴビアのおさえておきたい有名観光⑧サン・ミゲル教会

セゴビアの観光名所「セゴビア大聖堂」をバックに、右手の方にあるのが「サン・ミゲル教会」。「彼女無しでは、現在のスペインはない」とまでいわれた女王・イザベル1世の戴冠式が行われた教会として、広く知られています。「サン・ミゲル教会」で行われた戴冠式の様子を描いた絵が、セゴビアの人気観光スポット「アルカサル」に展示されているので、ぜひご覧になってください。

観光スポット:サン・ミゲル教会の見どころ

「サン・ミゲル教会」は見どころ満載!イタリア人画家・アンドロシウス・ベンソン作の「降臨」や、セゴビア改宗ユダヤ人・アンドレス・ラグナの聖櫃など、見ておくべき展示物がたくさんあります。特に、煌びやかな宝石があしらわれた聖具は必見です。有名な観光名所を散策しながら「サン・ミゲル教会」で、セゴビアの歴史に触れてみてはいかがでしょう。

セゴビア観光で食べておきたいグルメ

旅の醍醐味といえば、何といっても食事。ここでは、セゴビアのご当地グルメの中から、代表的なものを二つピックアップしました。世界遺産の街の散策を楽しんだ後、ランチや休憩で、セゴビアでしか味わえないご当地グルメを味わってみては?観光スポットのすぐそばにあるので、ぜひお立ち寄りください。

セゴビアの名物:コチニージョ(子豚の丸焼き)

世界遺産の街・セゴビアを訪れたら、必ず食べておきたい名物グルメが「コチニージョ(子豚の丸焼き)」。大人数のときは、子豚が丸一匹出てきますが、通常は一皿ずつの提供です。子豚の皮がパリパリで、中がジューシーなことを証明するための、お皿で子豚をカットするパフォーマンスもみられます。ぜひ、本場・セゴビアでお召し上がりください。「コチニージョ」といえば、水道橋近くの「メソン・デ・カンディド」がおすすめです。

セゴビアの名物グルメ:ポンチェ・セゴビア―ノ」

セゴビアの名物スイーツといえば「ポンチェ・セゴビア―ノ」。地元の人はもちろん、観光客にも人気のデザートは、中世の頃から修道院で作られてきた伝統菓子です。表面に格子模様の焦げ目がついているケーキは、アーモンド粉のスポンジケーキにシロップを染み込ませ、カスタードクリームを重ね、マジパンで包んでいます。甘みが強いので、シェアして食べるのもありですよ。マヨール広場近くの「リモン&メンタ」がおすすめ!

セゴビアの観光名所を熱気球で楽しもう!

歴史ある景観の残る世界遺産の街・セゴビア。小さな街の散策を楽しみながらの観光名所巡りもありですが、セゴビアでは熱気球での空中散歩がおすすめです。熱気球に乗って上空から眺めると、古都・セゴビアのいつもとは違う美しさに出会えます。早朝7時から8時30分に出発し、熱気球の旅は、3時間30分から4時間ほど!熱気球観光を体験したいときは、前日からセゴビアに宿泊するのがおすすめです。

最後に

スペインの首都・マドリードを訪れたら、必ず立ち寄りたい観光地「セゴビア」のおすすめ観光スポットをご紹介しました。小さな街の至るところに、歴史的価値のある貴重な建物があり、手の届くところに世界遺産があります。ほかとは、一線を画したセゴビアの美しい景色を、ぜひ自分の目に焼き付けてください。きっと、素敵な思い出ができるはず!

kikkou_m
ライター

kikkou_m

旅行とグルメが大好き!日本だけでなく、世界中のおいしい食べ物や美しい景色を追いかけていきたいと思っています。

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