イタリアの面積はどのぐらい？日本と比較して国土の大きさや違いを比較！

イタリアはヨーロッパの南に位置し、国土の大部分が地中海に面した温暖な気候です。一方、地中海に面していない北部にはアルプス山脈がそびえ、寒冷な降雪地域が広がります。

イタリアには、ローマ帝国時代に築かれた史跡やキリスト教に関わる建造物が多くあります。ピザやパスタなど、気軽に楽しめる食事が多く、日本人に人気の旅行先です。

イタリアの面積は301,336平方キロメートルで、世界で71位の広さです。イタリアくらいの大きさの国は、ベトナムやニュージーランドです。

イタリアの国土は、ロングブーツ型のイタリア半島や、地中海の数々の島から構成されます。ヨーロッパ大陸につながる北部は、フランス・スイス・オーストリア・スロベニアと国境を接します。

イタリアの人口は約6046万人で、世界23位です。イタリアの人口の8割は、主にローマ・カトリックを信仰するキリスト教徒です。

イタリアは、19世紀末以降、近隣の国々やアルゼンチンへ1500万人以上の移民を送り出す国でした。近年は北アフリカや中東から、多くの移民や難民を受け入れる国として知られます。

イタリアの人口密度は、201人/平方キロメートルです。イタリアの首都ローマ県の人口密度は、812人/平方キロメートルで、国全体の人口密度の4倍です。

イタリア国内における人口密度の差は大きく、最大のナポリ県は、2635人/平方キロメートルで、最小のヌーオロ県は36人/平方キロメートルしかありません。

イタリアと日本は、国土面積や地理においてよく似ており、人気の観光地という共通点があります。

イタリアは歴史・文化に関わる観光スポットが多く、日本人にとって人気の旅行先です。東京・京都・北海道と同じように、イタリアにはローマ・ミラノ・トリノなどの特色ある観光地があり、季節を問わず多くの観光客が訪れます。

イタリアの面積は約30万平方キロメートルで、日本の面積は約38万平方キロメートルです。イタリアの面積は日本の0.8倍ほどで、日本の面積が世界62位であるのに対し、イタリアは71位につけます。

イタリアと日本の面積の差は8万平方キロメートル弱で、約8万3千平方キロメートルである北海道の面積とほぼ同じです。

イタリアの人口は約6046万人、日本の人口は約1億2648万人で、イタリアの人口は日本の約半分の0.48倍です。世界の人口ランキングにおいて、イタリアは23位、日本は11位です。

イタリアでは、約5年前から人口が減りつつあり、日本と同じように少しずつ人口の減少が進んでいます。

イタリアの人口密度は約201人/平方キロメートル、日本の人口密度は約335人/平方キロメートルで、イタリアの人口密度は日本の約0.6倍です。

イタリアでは、森林の割合が国土の約1/3程度と低く、人口が適度に分散しています。一方、日本の森林の割合は国土の約2/3と高く、都市部や沿岸部に人口が集中しています。

イタリアの面積は、ヨーロッパ54か国の中で13位の広さです。ロシアやカザフスタンなどの東欧諸国やスカンジナビア半島の北欧諸国は、イタリアよりも広大な国土を持ちます。一方、イタリアに近い南欧・中欧諸国には、イタリアよりも小さい国が多いです。

イタリアの人口は、ヨーロッパの中でロシア・ドイツ・イギリス・フランスに次ぐ5位です。

イタリアの面積はドイツの約0.8倍の大きさで、イタリアの人口はドイツの約0.7倍です。

イタリアとドイツは、ほぼ単一民族・単一言語という国民性や、自動車産業が発展しているという共通点があります。イタリア北部とドイツ南部は、いづれもアルプス山脈に近い寒冷地で、観光地としてだけでなく、冬のリゾート地としても知られます。

イタリアの面積はフランスの約0.5倍の大きさで、イタリアの人口はフランスの約0.9倍です。

イタリアとフランスの国境は、西ヨーロッパで最高峰のモンブランを含む、アルプス山脈の稜線で隔てられています。両国は古くから交易が盛んで、北イタリアと南フランスの文化や街並みは、非常によく似ています。

イタリアの面積はイギリスの約1.2倍の大きさで、イタリアの人口はイギリスの約0.9倍です。

イタリアにおける森林の広さは、国土の約34パーセントですが、イギリスの森林は約12パーセントほどしかありません。イギリスで最も高い山でも標高1344メートルで、国土全体が低く、なだらかな農地が広がります。

イタリアの面積はスペインの約0.6倍の大きさで、イタリアの人口はスペインの約1.3倍です。

イタリアとスペインは、地中海に面した温暖な気候と、ヨーロッパ内で比較的物価が安いことから、長期休暇を過ごす地域として知られます。文化的・歴史的に有名な観光地が多く、日本人だけでなく世界で人気の旅行先として知られます。

ローマ県は東京都と同じように、イタリアの人口最大の県で、ローマ市と東京都は姉妹都市として提携しています。

ローマの歴史は長く、紀元前より100万人以上の人口をかかえ、ローマ帝国の首都として栄えてきました。ローマ市内には、カトリック教会の聖地の一つであるバチカン市国があり、多くの観光客や信者、巡礼者が訪れます。

ローマ県の面積は約5363平方キロメートル、東京都の面積は約2194平方キロメートルで、ローマ県の面積は東京都の2.44倍です。

イタリアでは「すべての道はローマに通ず」と言われ、ローマを起点とした交通が整備されてきました。日本においても、江戸時代より東京日本橋を起点とする「五街道」が整備されてきたという点で、ローマとよく似ています。

ローマ県の人口は約435万人、東京都の人口は約1396万人で、ローマ県の人口は東京都の0.31倍です。

ローマは、紀元前から100万人の人口を抱える大都市でしたが、東京は、江戸幕府が開かれた17世紀初め頃で、15万人ほどの人口でした。東京の人口が100万人を超えたのは、18世紀初めの頃です。

ローマ県の人口密度は約812人/平方キロメートル、東京都の人口密度は約6362人/平方キロメートルで、ローマ県の人口密度は東京都の0.13倍です。ローマは面積は東京の2倍以上のため、東京ほど人口が密集していません。

イタリアでは、政治や観光の中心であるローマの他に、北部のミラノやトリノが工業都市として栄えており、人口が分散しています。

イタリアと日本の面積は、ほぼ同じ広さで地形も似ています。両国ともに海と山の両方の自然に恵まれており、火山活動が続き、温泉を楽しむ文化も共通しています。

イタリアは、長い歴史と文化がある人気の旅行先です。日本人に馴染みのある食事も多く、近隣の国々に比べて手頃な価格なので、各都市の特色ある食事を楽しみながら回りたい国です。