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ANAのマイルおすすめの使い方は?効率の良い交換先などをご紹介!

ANAのマイルおすすめの使い方は?効率の良い交換先などをご紹介!

ANAマイルは「使う」「貯める」いずれも、魅力的な手段が用意されています。ANAマイルは驚くなかれ、飛行機利用が少ない人でも「使う」シーンがたっぷりあるのです。交換レート、使いやすさ、貯めやすさ、あらゆる角度からANAマイルのおすすめの利用方法をご紹介します。

目次 [表示]

ANAマイルの交換先の豊富さにはビックリ!

ANAマイレージモール

出典:ANAマイレージモール公式サイト

飛行機利用のポイント制度としてすっかりおなじみになった「マイル」。ANAマイレージクラブ(AMC)の会員数は、なんと3,360万人にのぼります(ANA公表値)。貯めたマイルの交換先のラインナップもとても充実しており、多すぎてよくわからないという人もいるほどです。お得で効率の良いマイルのおすすめの使い方を、たっぷりご紹介していきます。

ANAマイレージクラブは今や日本有数のポイント制度

AMCの会員数3,360万人はどれくらいの規模でしょうか。代表的なポイントカードであるTポイントが公表している最新の実動ユーザー数は6,950万人です。AMCはTポイントの約半分ですが、Tポイントはコンビニなど日常使いで貯められるため、ある意味多くて当然でしょう。逆に、飛行機に乗る人が「こんなにたくさんいるのか」と驚かされます。

飛行機以外でマイルを使う、驚きのラインナップ

ANAマイルは、飛行機以外の交換先がとても充実しています。カタログ商品や他のポイントに交換という、ベーシックな使い方はもちろん、ネット通販・ホテル・レストラン・レンタカーからマッサージ・美容院に至るまで、使えるシーンの豊富さにはビックリです。寄付までできます。

ANAマイレージクラブ(AMC)公式サイト「マイルを使う」

ANAマイルの交換先の特徴を一言で

AMC会員の大半は「飛行機に乗る人」です。おのずと交換先の特徴が現れます。

  1. 特典航空券はもちろん、国際線の座席のアップグレードにも使える
  2. ホテルやレンタカーなど旅行サービスが特に充実
  3. 大企業のビジネスマンなど高所得者が多く、取り扱い商品には高級感
ズバリ、ANAマイル交換先の3大特徴です。

そもそも1マイルの価値は何円?

羽田空港にて

出典:ライター撮影

マイルやポイントの現金価値は「何円の商品・サービスと交換できるか?」で判断するのが、最もわかりやすいでしょう。貯める際の効率のよさや、使う際のお得感を判断する基準となるため、最初にご説明します。安心してください、ANAマイルの価値も、みなさんの普段の感覚と変わりありません。

一般的なポイントカードの交換レートは?

Tポイントや楽天ポイントなど広範囲のお店で使えるポイントカード、ヨドバシGoldPointなど特定のお店でしか使えないポイントカード、いずれもほとんどが1ポイント=1円で、商品・サービスに交換できます。何と言ってもわかりやすいことから、多くのみなさんもこのレートを記憶されていることでしょう。

ANAの1マイルは何円?

ANAマイルの場合も、他のポイントや商品にマイルを交換するレートのほとんどが、1マイル=1円です。無料の特典航空券に交換するレートは、搭乗日・時間帯・予約の早さによって運賃が大きく異なるため一定ではありません。ANAマイルを貯める・使うの両シーンでご説明するレートは、すべて1マイル=1円で計算します。

1マイル貯めるための還元率は?

かわいい

出典:ライター撮影

ANAマイルのお得で効率のよい使い方をご紹介する前に「貯める」効率、すなわち支払った額に対する還元率をまずは整理します。還元率が悪いと、そもそも貯める気が起こらないですよね?効率よく貯める方法とともに、無理なく貯められる方法もご紹介します。

マイルを貯める手段もとても多い

マイルを「貯める」手段は「使う」以上に充実、日常生活のあらゆるシーンで貯まります。

  • ANAや提携航空会社の便に搭乗
  • クレジットカード、電子マネー
  • ホテル、レンタカー、旅行ツアー
  • レンタルWi-Fi、外貨両替、免税店、機内販売
  • ガソリンスタンド、タクシー、駐車場
  • 通販モール、ネットスーパー、保険、引っ越し
いかがでしょうか?なんと「ふるさと納税」でも貯まります。

ANAマイレージクラブ(AMC)公式サイト「マイルを貯める」

ANA「国内線」に搭乗して貯める

例として、羽田~福岡の普通席「片道」で還元率を算出します。最も利用しやすい「3日前まで予約」の運賃はおおむね29,000円、貯まるのは425マイル、還元率は1.4%です。「45日前まで予約」の中でも安い夜便だと運賃は14,000円、同じく425マイル貯まるので、還元率は3.0%になります。

ANA「国際線」ではどれくらい貯められる?

東京~シンガポールのエコノミークラス「往復」で還元率を算出します。出張ではなく旅行として一般的な「2か月先予約」では運賃は66,000円、貯まるのは3,312マイル、還元率は5.0%です。「1か月先予約」だと運賃が120,000円に跳ね上がるため、還元率は2.7%に下がります。なおANA国際線は、長距離線の安い運賃はマイルが貯まりにくいことにご注意ください。

無理せず貯められるクレジットカードの「還元率」は?

ANA便搭乗以外のマイルの貯め方として最も一般的なのが、クレジットカード利用のポイント交換です。大半のクレジットカードのポイントは、利用額1,000円で1ポイント付与されます。交換レートは1ポイント=3マイルですので、支払った額に対する還元率は0.3%。日常利用しやすいため、「無理しない」貯め方としては最もおすすめできます。

通販サイト利用の「還元率」は?

ネット通販サイトの還元率は、0.5%もしくは1%に集約されます。電子マネー「楽天Edy」の還元率も0.5%です。ANAが運営する「ANAマイレージモール」でも基本の還元率は同じですが、頻繁にポイント2~10倍キャンペーンを実施していることは見逃せません。なおANAマイルを貯めることができるのは、ネット通販サイトが基本です。お店でAMC会員カードを提示しても、ほとんどが貯められないことに注意しましょう。

効率よくマイルを貯める目安は「還元率」1%以上

還元率が1%を大きく上回るおすすめは、もうおわかりでしょう。ズバリ「ANA便に乗る」です。ポイントは通常、制度を提供する会社を利用した際に最も多く付与されます。顧客に他社利用されないよう囲い込むためです。飛行機のマイルは、支払った運賃額ではなく搭乗距離に応じて貯まることにも着目しましょう。最も効率よく貯める鉄則は、「ANA国内線により早く予約して安い運賃で搭乗する」です。

最もお得にマイルを使う=ANA特典航空券

ニューヨークJFK空港

出典:ライター撮影

「貯める」テクニックに続いて、マイルをお得に「使う」方のおすすめテクニックをご紹介します。「貯める」場合と同じく、マイルを付与する会社のサービスを利用するのが最もお得。すなわち「ANA便に搭乗する=特典航空券に交換する」です。

なぜ「ANA特典航空券」が最もお得か?

「ANA特典航空券」は、1マイル=1円を大きく上回る有利なレートでゲットできます。これほど有利な交換レートはないでしょう。飛行機のような交通機関は、空席に無料で客を乗せても、運行コストにはほとんど影響しません。他のポイントのように、有料で仕入れた商品を無料で引き換えるのに比べ、コスト意識を気にしなくても大丈夫なのです。

ANA「国内線」で使う

前述の羽田~福岡の普通席「片道」で、1マイルの価値を計算します。特典航空券への交換に必要なマイル数は、レギュラーシーズンで7,500マイルです。運賃は「3日前まで予約」では29,000円となり、1マイル=3.8円となります。「45日前まで予約」で最も安い14,000円でも、1マイル=1.8円です。標準の1マイル=1円よりはるかにお得になります。

ANA「国際線」で使う

前述の東京~シンガポールのエコノミークラス「往復」で、1マイルの価値を計算します。特典航空券への交換に必要なマイル数は、レギュラーシーズンで35,000マイル。「2か月先予約」では運賃は66,000円、1マイル=1.8円です。「1か月先予約」では運賃120,000円で、1マイル=3.4円になります。

ANA特典航空券は予約しやすい?

特典航空券で予約できる座席数は、制限されています。朝夕のような混雑する時間帯ほど、特典航空券の予約が取りづらくなるのが現状です。盆・正月のように特に混雑が予想される便では、特典航空券で予約できない便もあります。特典航空券はお得さが格別なだけに、混雑便を避けた上で、早めに予約しなければなりません。

飛行機以外のおすすめ交換先は?

交換できるポイント

出典:ライター撮影

  • 飛行機に無料で搭乗できる特典航空券以外の交換先が、多すぎてよくわからない
  • 特典航空券が最も有利とわかっているが、飛行機以外の交換先も知りたい
こんな声にもきちんとお応えします。安心してください。利用シーンに応じた交換先は、とても豊富です。

他のポイントに交換

楽天Edy、Suicaチャージ、Tポイント、nanaco、マツキヨ、ヤマダ、高島屋、スタバ、などなど。1ポイント=1円で利用できる主要なポイント制度に、1マイル=1ポイントで交換可能です。飛行機以外の貯まったマイルの使い先としては、利用シーンの多さと交換レートの無難さから、最もおすすめできます。ただし多くは10,000マイル単位でしか交換できないことにご注意ください。

ネット通販モールで使う

ANA直営の「A-style」では、1マイル=1円で使えます。まとまった金額のクーポンに交換する必要がないため、使い勝手ではおすすめです。楽天市場のように利用できるお店の範囲が抜群に広い「ANAマイレージモール」では、1,000マイル=1,000円単位でクーポンに交換した上で、利用できます。

最新のトレンドは「寄付」

さまざまな寄付の機会

出典:ライター撮影

貯めたマイルを寄付に使う。台風や地震に頻繁に見舞われる近年のトレンドです。発生時に臨時開設される自然災害復興への寄付以外にも、文化財・環境保護や起業支援といった多彩なプログラムが用意されています。今までの自分の人生を振り返るよいきっかけに、寄付をしてみませんか?

ANAマイレージクラブ(AMC)公式サイト「寄付・支援」

ANAマイルを無駄にしないテクニック

ANAマイル

出典:ライター撮影

ANAマイルは、有効期限のルールにはぶっちゃけ厳しいです。一般的なポイント制度は、商品・サービスの支払いに伴って新たにポイントを貯める度に、過去に貯めたすべてのポイントの有効期限が自動的に1年延長されます。ANAマイルは、「使っていれば大丈夫」という思い込みは絶対NGです。

ANAマイルの有効期限は自動延長されない!

ANAマイルの有効期限は、貯めた月単位で「3年後」です。過去蓄積分の有効期限は、使うたびに自動延長されません。飛行機搭乗やクレジットカードのポイント交換など、マイル蓄積が実行された月単位で有効期限は機械的に判定されます。ANAマイルを無駄にしないためには、早め早めに使うことが肝要です。

1マイル単位の端数も無駄にしたくない!

1マイル単位で使える手段が2通り用意されており、端数を無駄にしません。ANA直営通販サイト「A-style」での支払いに、1マイル=1円で使えます。ANA航空券や旅行商品の支払いに使える「ANA SKY コイン」にも、1マイル=1コイン単位で交換可能です。なおANA SKY コインの使用は10コイン=10円単位になることに、ご注意ください。

マイルが大量に余った場合のおすすめは?

50,000や100,000マイルを超える交換対象も、リッツ・カールトンなど高級ホテルでの宿泊や食事クーポン、快眠マットレスなど、豊富に用意されています。おすすめはやはりANA便の利用です。「ANA SKY コイン」は、10,000マイル以上の交換でレートが1.2倍になります。東京~シンガポール往復のレギュラーシーズンの特典航空券に必要なマイル数は、エコノミーで35,000、ビジネスで60,000マイルです。クラスが高いほどお得になります。

ANAのマイルおすすめの使い方「まとめ」

ANA機内

出典:ライター撮影

ANAマイルの原点は、「ANA便利用者にANAのファンになってもらう」ことにあります。そのため「ANA便に搭乗して貯める」「ANA便に搭乗して使う」ことが、利用者には最もお得です。会員数が多いことから、飛行機以外の交換先も、とても充実してきました。「ファンになった商品・サービスを集中して使う」。令和の時代をお得に過ごす、基本です。

高千穂一也
ライター

高千穂一也

旅は楽しいです。何度でも行きたくなります。行くたびに街や大自然のそこにしかない表情に感動します。さあ、旅に出ましょう。

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