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ブリュッセルでおすすめの観光スポット15選!定番の見どころをご紹介!

ブリュッセルでおすすめの観光スポット15選!定番の見どころをご紹介!

小国ながら歴史の深いベルギー王国の首都・ブリュッセル。ブリュッセルは歴史的な観光名所を多数有しており、世界中からの観光客で溢れています。そんなブリュッセルでおすすめの有名観光名所や隠れた穴場的名所まで多数ご紹介していきたいと思います!

目次 [表示]

ベルギーとは?

ベルギー王国は西ヨーロッパに位置している連邦・立件君主制国家です。周辺国には、オランダ、ドイツ、ルクセンブルク、フランスなどの国があります。首都・ブリュッセルは、大規模な通信・金融網を抱えており、EUの主要機関が多く設置されているため、「EUの首都」と呼ばれているようです。19世紀に独立してからは単一国家でしたが、異なる言語圏同士での対立が続いたため、それぞれの地域を区分化させ、連邦制へと移行しました。

言語

ベルギーの言語は主に3種類に別れており、それぞれの言語が話される地域もはっきりと別れています。北部のフランデレン地域はフラマン語共同体、南部のワロン地域の大部分はフランス語共同体、ワロン地域ドイツ国境付近は、ドイツ語共同体です。ブリュッセル周辺は、フラマン語共同体のフランデレン地域にありますが、フランス語話者が8割以上を占めるため、フラマン語共同体とフラマン語共同体の2つが自治権を有しています。

気候

国自体は暖流の北大西洋海流のために、温帯に属しています。ただ、夏の晴れている日でも気温が20度を越えることは少ないです。1年を通して比較的過ごしやすいベルギーですが、天気が変わりやすいので注意が必要。夏期は乾燥していて過ごしやすく、それ以降は天気が悪くなることも多々あります。冬の寒さはそれほどでもないですが、内陸部は大陸性気候の影響で厳しい寒さになることが多いです。

ベルギーの治安

Photo byAlexas_Fotos

ベルギーの治安は比較的良い方ですが、日本と比べると犯罪が多いのは確かです。ベルギーで発生している犯罪の大半が、スリや窃盗などの軽犯罪なので、特に観光地などのエリアでは、犯罪被害に遭わないように十分に対策をして、周囲に注意を払うようにしましょう。ただ、ヨーロッパでは爆破テロ等発生する可能性が日本よりも高いので、常に情報を仕入れ、緊急時には対応できるように準備をしておくことが大事です。

ブリュッセルとは?


ブリュッセルとはベルギーの首都で、現地の言葉で「沼」と「家」などの単語から来ています。地域のほとんどが市街地化されており、様々な組織・会社の本部が置かれているヨーロッパ有数の世界都市です。第二次世界大戦後はNATOの原点となり、現在はEUの主要機関が設置されています。また、世界遺産に登録された美しく見どころのある市街地を持ち、「小パリ」とも呼ばれています。

ブリュッセルの有名観光名所

ブリュッセルの定番スポット・観光地①:グラン・プラス

グラン・プラスはブリュッセル中心地に位置する歴史ある有名大広場です。この広場はヴェネチアのサン・マルコ広場やシエーナのカンポ広場と並び、世界で最も美しく見どころのある広場と称されています。現在まで広場で残っているもののほとんどが大同盟戦争によって破壊された後に再建されたものです。ただ、その中でも市庁舎だけは、当時に建てられた時と同じ姿でグラン・プラスを囲んでいます。

ブリュッセルの定番スポット・観光地②:ブリュッセル市庁舎

ブリュッセル市庁舎は15世紀に建設されたゴシック様式の建築物です。当初は、ライオンの階段と左翼側しか建てられていなかったのですが、その後に右翼側も増築されました。右翼側は増築されたため、左翼側よりも短く左右非対称になっています。右翼側の後は中央の塔が建てられ、現在と同じ姿になりました。ブリュッセル市庁舎の内部は、見どころある内部見学ツアーが開催されているので、是非申し込んでみてはいかがでしょうか?

ブリュッセルの定番スポット・観光地③:王の家(ブリュッセル博物館)

有名観光名所・王の家(ブリュッセル博物館)は、15世紀に行政庁がおかれ石造建築になるまでは、パン市場としての役割を果たしていた木造建築でした。そのため、オランダ語では「パンの家」と呼ばれることもあるそうです。当時のゴシック様式の王の家は大同盟戦争によって破壊されており、現在ものはネオゴシック様式によって建設され、1985年には博物館に変えるために改築されました。

ブリュッセルの定番スポット・観光地④:ギャルリー・サンチュベール

ギャルリー・サンチュベールは、1847年に建造されたヨーロッパ最古のアーケード街です。見どころや歴史のある建築に囲まれ、気軽な値段で地元料理・シャンパン・コーヒー・チョコなどを楽しむことができる場所から王室御用達店や上流階級向けのショッピングまでいろんなことができるので、非常に人気の高い名所になっています。このアーケードにはガラスの屋根もついているので、天候が悪い日でも楽しむことが出来るでしょう。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑤:小便小僧・小便少女

小便小僧は、放尿する少年の形どった像・噴水です。同じようなものはベルギー国外にも多数存在しますが、ブリュッセルにあるものが起源とされています。現在設置されているのはレプリカで、本物はブリュッセル市立博物館に盗難防止のために所蔵されているようです。また、この周辺には小便小僧を模した穴場・小便少女の像もあります。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑥:サン・ミッシェル大聖堂

サン・ミッシェル大聖堂とは、完成するまでに13世紀から約300年もの月日を要した巨大な教会です。大きさはなんと、高さ64メートル、縦幅114メートル、横幅57メートルもあります。15世紀に完成したこの教会ですが、地下には11世紀頃の遺跡が発掘されており、現在のゴシック様式の建物の下にロマネスク様式の教会が見つかっているようです。また、49個からなる鐘の音色も見どころで、聞く人の心を癒してくれます。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑦:モネ劇場

モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)とは、スペイン統治時代の1700年に開場した歌劇場のことです。劇場が建てられる前にあった造幣局の跡地周辺に建設されたことから、モネ(フランス語でお金の意味)という言葉を使いモネ劇場といわれるようになりました。この劇場はヨーロッパ屈指の劇場に数えられますが、オペラだけではなく、コンサート、ミュージカル、ダンスなどの新しい取り組みをしていることから注目を浴びています。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑧:ブリュッセル王宮

ブリュッセル王宮は、国王が執務を行う際や国賓を迎える際に使用される重要な役目を持つ建物です。現在建っているものは、18世紀に再建されたものを元にして、1904年に改修されたものになります。夏季期間はタダで入場できるので、是非入ってみましょう。王宮内の豪華な内装や絵画などは、大いなる見どころになること間違いありません。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑨:ベルギー王立美術館

ベルギー王立美術館とはブリュッセルにある、1803年に開業してから200年以上の歴史を誇る有名美術館のことです。この美術館は4つのエリアに分かれており、歴史的な古典から近代まで時代ごとに作品が分類された見どころある状態で展示されています。またこの美術館には4つのどのエリアにも日本人ガイドさんがいらっしゃるので日本語の解説なども聞くことができ、外国語ができない方でもとても安心です。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑩:マグリット美術館

マグリット美術館とは、シュルレアリズムの有名画家・ルネ・マグリットの作品を中心に展示している美術館です。充実した収集力を持つこの美術館には、200点以上もの作品を展示しており、ルネの代表作を始めとした歴史的な代表作から、様々な種類の作品を見られるので見どころが満載になっています。この美術館は名所の王宮広場周辺に位置し、アクセスも良いので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑪:芸術の丘

芸術の丘とは、階段状の庭園のことで、もともとは博覧会のために仮設でつくられたものになります。芸術の丘という名前が付けられたのは、この周辺に王立美術館やマグリット美術館をはじめとする多くの有名芸術関連施設があるからです。幾何学模様の美しい庭園だけでなく、ブリュッセル周辺の素晴らしい眺望も見どころになります。日中も、夕日が沈む夕暮れ時もいろんな時間帯に楽しむことができるので大変おすすめです。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑫:ブラバン公爵の館

ブラバン公爵の館とは、建物の正面に歴代のブラバン公の胸像が飾られている建物のことです。建物の正面は、イタリア・フラマン様式を古典建築に調和せせるように変化させたコロサル様式で、屋根はフランスのスタイルに影響されています。地下はレストラン、上層部にはホテルもあるのでぜ宿泊してみてはいかがでしょうか。グランプラス周辺に位置するので、観光の拠点にすることもできます。

ブリュッセルの定番観光スポット・観光地⑬:ブリュッセル最高裁判所

ブリュッセル最高裁判所は、裁判所機能を持つブリュッセル有数の巨大建築です。歴史ある下町周辺の高台に位置し、104メートルもの高さのあるこの建物は19世紀最大の建築物とも言われているそう。バロック様式、ルネサンス様式、ギリシャ様式、ローマ様式などの建築様式が使われいるこの裁判所は、観光客の内部見学を受け付けておりキケロなどの彫刻も楽しむことができます。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑭:サンカントネール公園

サンカントネール公園とは、独立50年を記念し1880年に開催された博覧会の跡地に造られた公園のことです。特に1番の見どころは、公園内にそびえ立つ凱旋門でしょう。いざ、その凱旋門の荘厳さを目にすると圧倒されることは間違いなしです。また、公園内には、サンカントネール博物館、王立軍事歴史博物館、クラシックカーが展示されているオートワールドなどがあります。

ブリュッセルの定番スポット・観光地⑮:ノートルダム・デュ・サブロン教会

ノートルダム・デュ・サブロン教会は、1304年に弓の射手組合ギルド(職業別組合)によって建てられた小さな教会を、1436年にゴシック様式のものに立て直した教会です。見どころのさまざまな色で輝きを放つステンドグラスと、美しく心地の良いパイプオルガンの音色を体験できるこの教会の周辺には有名なサン・ミッシェル大聖堂やサンカントネール公園などの歴史的な名所があります。

ブリュッセルの定番観光スポット・観光地⑯:聖カトリーヌ教会

聖カトリーヌ教会は、最高裁判所を建設した建築家・プラールが300年もの間、内港を埋め立てた場所に建てたものです。教会近くにあるバロック様式の塔は洪水によって崩壊した元聖カトリーヌ教会の一部になります。教会内部にある作品「黒い聖母子像」は川に捨てられたものが、奇跡的に泥の中で発見されたものだと言われています。この教会の周辺は、有名なグラン・プラスや小便小僧などの名所があるブリュッセルの中心部です。

ブリュッセルの穴場スポット

ブリュッセルの穴場スポット①:楽器博物館

楽器博物館とは、世界各地から集められた多くの楽器が展示されている博物館のことです。多くはヨーロッパからのものですが、チベットやアフリカからきた歴史あるものまで展示されている穴場になります。ここでは、それらの楽器を実際に演奏してもらえるコンサートもあるので、公演の時間をサイトで確認してから行ってみるのもよさそうですね。この博物館には、知る人ぞ知るベルギー料理を楽しめる穴場レストランもあります。

ブリュッセルの穴場スポット②:ロワイヤル広場

ロワイヤル広場は、ブリュッセル王立周辺にある歴史的な広場で、それを囲う建物は、左右対称に簡潔に揃えられています。この広場は、ブリュッセルの有名観光名所グラン・プラスの陰に隠れている穴場の隠れた名所であると言えるでしょう。市内の複数の博物館にもアクセスがいい便利な立地にあるので、是非立ち寄ってみてはいかがですか。

ブリュッセルの穴場スポット③グラン・サブロン広場

グラン・サブロン広場とは、カフェ・レストラン・アンティークショップが連なる広場のことです。常に込み合っている有名なギャルリー・サンチェベールに比べ、比較的落ち着いているグラン・サブロン広場は穴場であると言えます。また週末には、安いものから高級品まで多くの品目が出品されるアンティークマーケットが開かれるので、歴史ある街並みや食だけでなく、穴場的なマーケットも必見です。

ブリュッセルの穴場スポット④:ブリュッセル公園

ブリュッセル公園とは、ブリュッセル中心部にあるフランス式の公園のことです。付近には、ブリュッセル王宮、楽器博物館、サン・ミッシェル大聖堂などがあり、とても立地のいい穴場です。もともとはブラバン公邸の庭園で18世紀後半に開放されました。また、石畳の道で多くを占めているブリュッセルの中でも数少ないランニングスポットで、現地の人々も朝夕になると走りに来ている方も多いです。

ブリュッセルの穴場スポット⑤:アトミウム

アトミウムとは、1958年のブリュッセル万博の際に建設されたモニュメントのことです。アトミウムは現在も(エゼル公園)セル北西の万博会場跡地に建っています。高さは103メートルと大きく、その形は鉄の結晶構造を模して造られたものです。各頂点にある球体同士はチューブで繋がり、その中にはヨーロッパ有数の長さのエスカレーターが通っています。安全上のため非公開ですが、珍しいスポットであることは間違いないです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。多くの観光名所を抱えるベルギー王国の首都・ブリュッセル。この街には、1日では到底観光しきることができないほどの魅力で溢れています。観光で行く場所でヨーロッパの多くの有名都市で迷われている方は、是非ブリュッセルにしてみてはいかがでしょうか。この記事を観光の際の参考にして頂くと嬉しく思います。

はやし
ライター

はやし

バックパック旅が趣味の関西在住の大学生。

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