台湾の入国カードの書き方を10のステップでご紹介!
台湾に入国する際に必ず必要になる「入国カード」の書き方について、10のステップで詳しく紹介させていただきます。台湾は彩虹眷村や九份などの観光地、インスタ映えスポット、鼎泰豊や台湾スイーツなど美味しいグルメがたくさんある、人気の海外旅行先です。台湾旅行へ行く際には、ぜひ、ご一読ください。
入国カードって?
今回は、台湾の入国カードについて紹介します。「入国カード」とは、海外(国外)へ入国する際に提出する義務がある書類です。世界のどの国へ行くにも、記入する必要があります。国によって違うデザインの入国カードですが、記入する内容は、ほとんど同じ。台湾へ到着し、入国審査を受ける時にも必要な書類となっています。
入国カードはどうやって貰うの?
旅行会社手配の場合(ツアー)
旅行会社を通してツアーを申し込んだ場合、ツアー旅程書類と一緒に入国カードをもらえるケースが多いでしょう。その場合は、事前に記入することができます。貰えない場合は、台湾旅行へ出発した飛行機の機内で貰えます。
自己手配の場合(ツアーでない)
用紙は、往路の飛行機内で客室乗務員から配られますので、そのまま機内で記入することをおすすめします。空港の入国審査前に記入することも可能なので、機内で書けなかった場合もご安心ください。機内で入国カードが貰えなかった場合も、台湾の空港に置いてありますので問題ありません。
記入の際の注意点!
記入する際は、ボールペンを使用します。鉛筆、シャープペンシルは使用できません。もし持っていない場合は、台湾行き飛行機内の客室乗務員から借りることができますので、声をかけましょう。記入する際は、漢字は楷書、ローマ字は大文字、数字は算用数字で記入します。
実際に書いてみよう!
「入国カード」の書き方について、順番にスモールステップで細かく説明していきます。書き方は簡単。嬉しいことに、台湾の入国カードは日本語と表記が似ている部分があります。ボールペンで記入するため、確認しながら焦らずに書くことをおすすめしますが、2枚目をもらうことができますので、間違えても大丈夫です。
台湾入国カード①:名前の記入
まずは、自分の名前を記入しましょう。ローマ字は大文字で記入します。
- family name =苗字
- given name=名前
台湾入国カード②:パスポート番号
次は、パスポート番号の記入です。名前を記入する場所の右隣に、パスポート番号を書く欄があります。パスポートの写真が載っているページを開いて、自分のパスポート番号を書き写してください。こちらもパスポートに記載されているものと同じように記入する必要があります。パスポート番号は、ローマ字2文字、数字7桁で表記されている番号です。
- 例: RT1234567
台湾入国カード③:生年月日、国籍
次は生年月日、国籍を書きます。生年月日(date of birth)と記載されている欄に、算用数字で記入し、国籍(nationality)と記載されている欄には「JAPAN」と書きましょう。生年月日については、表記が日本語と変わらないので、分かりやすいのではないでしょうか。空欄にならないように、月日の十のくらいが無い方は0を記入しておきましょう。
- 例:1900年07月21日 JAPAN
台湾入国カード④:性別、飛行機便名
次は、性別と飛行機の便名の記入です。性別は、自分の該当するところにチェックマークをつけます。飛行機の便名は、航空券に記載されているので確認しながら記入してください。
- 便名の例:HF234
飛行機の便名を忘れてしまった場合
航空券が見当たらない場合は、航空券を予約した際の予約ページや受信メールからも確認が可能です。ツアーで申し込みした場合は、ツアー内容が書かれた書類の中に、航空券について記載のある紙がありますので確認しましょう。それでも分からない場合は、客室乗務員に聞くと教えてもらえます。
台湾入国カード⑤:職業
次は、職業の記入です。職業(occupation)の欄に自分の職業名を英語で書きます。大文字で記入しましょう。下記の表は職業別の英語表記です。
会社員 | 「OFFICE CLERK」 「OFFICE WORKER」 |
国家公務員 | 「GOVERNMENT OFFICIAL」 |
地方公務員 | 「LOCAL GOVERNMENT OFFICIAL」 |
看護師 | 「NURSE」 |
学生 | 「STUDENT」 |
台湾入国カード⑥:VISAの種類、VISAナンバー(取得者のみ記入)
次は、VISAについて記入します。VISA無しとVISA有りの場合をそれぞれ説明します。
VISA無し
90日以内の観光目的で滞在し、出国する予約済み航空券を持っている場合、VISAの種類、VISAナンバーの記入は不要です。航空券は、すぐ見せられるようにデータの印刷、もしくはメールでの保存がおすすめ。出国する予約済み航空券がないと、入国審査の時に、いろいろな質問をされる可能性があります。
VISA有り
留学や長期滞在の方は記入します。まずVISA typeを選択し、チェックマークをつけます。その下にVISAナンバーを記入する欄がありますので、自分のVISAナンバーを正確に書き写してください。
台湾入国カード⑦:現住所
次は、現住所の記入です。日本で住んでいる場所の住所を、英語で書いてください。英語では、日本で書く住所表記と逆の順番で書くため、注意が必要です。また、住所が都市の場合と郡部の場合とで、少し記入の仕方が変わるため、ご注意ください。下記表に見本を記載します。
都市 | 埼玉県さいたま市〇〇町1-1 → 1-1 〇〇-CHO,SAITAMA-CITY,SAITAMA,JAPAN |
郡部 | 福島県田村郡〇〇町△△234 →234 △△,〇〇-MACHI,TAMURA-GUN,FUKUSHIMA,JAPAN |
台湾入国カード⑧:台湾での滞在先住所(ホテル名など)
次は、台湾での滞在先住所を記入します。予約しているホテルの住所、またはホテル名を記入しましょう。知人宅などに滞在する場合、知人宅住所を記入します。入国審査の時に、入国の目的やホテルの場所、滞在住所は誰の住所かなど聞かれる可能性があるため、簡単な英語で答えられるようにしておくと安心です。
- 例:TAIPEI HOTEL
台湾入国カード⑨:旅行目的
次は、旅行目的の記入です。台湾に入国する目的を一つ選んで、チェックマークをつけてください。観光でしたらsightseeing、ビジネスでしたらbusinessなど、自分が該当するものを選びます。短期の観光目的でしたら、sightseeingの欄にチェックマークをつければ問題ありません。
ステップ⑩:署名
最後は署名です。signatureと記載されている欄に、パスポートと同じ署名をしましょう。パスポートの署名が日本語の場合は、日本語(漢字)で書きます。自分のパスポートの写真が載っているページを確認しながら、まったく同じように書き写しましょう。これで入国カードの記入は終了です。
記入見本を見ながら最終確認をしよう!
最後に、記入漏れがないかチェックしましょう。JAL公式サイトに台湾入国カードの記入の見本が載っています。見本を参考にしながら、自分が記入した入国カードの最終確認をおすすめします。
台湾の入国カードの書き方は簡単!
「台湾の入国カードの書き方を10のステップでご紹介!」は、いかがでしたか。ご紹介した10のステップにそって、入国カードに記入していくと簡単に記入が終わり、無事に入国できます。ぜひ、台湾旅行の入国カード記入の際にご参考ください。素敵な台湾旅行になることを願っています。