上海グルメを楽しめるおすすめレストラン9選！ランチやディナーのお店をご紹介！

上海観光で一度は食べたい、伝統的な有名レストランを紹介します。上海名物といえば、冬に旬を迎える上海蟹や小籠包が有名です。世界の国賓やセレブが集まる上海の名店や、ミシュランで星を獲得した人気店などを詳しく解説します。

ディナーで上海蟹のフルコースを満喫したり、ランチでリーズナブルに有名店の味に触れてみたり、上海のおいしい高級グルメをお楽しみください。

新光酒家は、有名なセレブやビジネスエリートが集まる上海蟹の専門店です。蘇州近郊の陽澄湖（ヨウチョウコ）にある専用の養殖場で育てられた上質な上海蟹は、身がぎっしり詰まり、濃厚な蟹みそが獲れます。

10月～11月下旬はメス、12月～1月はオスが、おいしい時期です。蟹を殻からキレイに取り出して、食べやすく提供してくれます。蟹以外の料理は比較的安いメニューもあります。

新光酒家の人気料理が、酔っ払い蟹とよばれる「秘制酔蟹（ミイズィスイシエ）」です。生きたままの上海蟹を紹興酒をベースにした特製ダレに漬け込んでいます。

あっさりとした蟹の身に、トロッとした甘めのソースと濃厚な蟹みそがよくあいます。口の中に広がる紹興酒の豊かな香りがたまりません。新光酒家のディナーで欠かせないメニューです。

雍福会は、上海のおしゃれエリアとして有名な旧フランス租界にあります。上海社交界の著名人も訪れる高級レストランで、ミシュランガイド上海2020では、2つ星を獲得しました。

上海料理をベースに西洋のエッセンスを取り入れた創作中華が味わえます。定番はコース料理で、日本語メニューもあります。イギリス領事館を改装しており、気品溢れる店内の雰囲気も人気です。

雍福会の看板メニューは「紅焼肉（ホンシャオロウ）」です。プーアール茶仕立ての豚角煮で、厳選した黒豚を使用し、オリジナルの甘辛ダレで漬け込んでいます。やわらかくておいしいと評判です。ビールや紹興酒にもよく合います。

雍福会は、ランチのあとにアフタヌーンティー、ディナーのあとにバーも楽しめます。

成隆行蟹王府は、上海で大人気の高級レストランで、さまざまなカニ料理を堪能できる専門店です。ミシュランガイド上海2020で、一ッ星を受賞し、口コミのグルメサイトやトラベルサイトでも高評価を獲得しています。店内は、清朝時代の邸宅をイメージしており、中国伝統楽器の生演奏を聴きながら、食事を楽しめます。

成隆行蟹王府は「蟹宴套餐（シィエンタオシェン）」です。上海蟹のフルコースで、成隆行蟹王府自慢のカニ料理を存分に堪能できます。メインの上海蟹の姿蒸しは、カニのだしや蟹みそを吸って食べます。

蟹入りのふかひれスープや小籠包、蟹粉豆腐など、ほとんどの料理に蟹が含まれているので、蟹好きにはたまりません。コースではなく、アラカルトで注文すると比較的安い値段で楽します。