目次 [表示]
- ノルウェーで話される言語って何?
- 公用語はノルウェー語
- ノルウェー語の特徴
- 英語もよく話される言語
- ノルウェー語と他言語の関係
- ノルウェー語とスウェーデン語
- ノルウェー語とデンマーク語
- ノルウェー語とドイツ語
- ノルウェーはどこでも英語が通じる
- 国民のほとんどが英語を話せる
- 英語能力ランキング世界第3位
- 「英語を話せますか?」という質問は失礼
- 英語を話せる人が多い理由
- ①英語とノルウェー語が似ている
- ②英語・他言語教育が進んでいる
- ③人口が少なく公用語だけでは生活に限界がある
- ④ノルウェー語の本や映画が少ない
- ⑤趣味も遊びも英語で楽しむことが当たり前
- 旅行は英語で全く問題なし
- 観光地は英語ばかり聞こえてくる
- 美術館や博物館は英語表記が多い
- 英語のメニューがないときは聞けばよい
- 英語のみでの留学も可能
- 大学の講義は英語が多い
- 日常生活は英語のみでも困らない
- 英語のみでの長期滞在も珍しくない
- ノルウェー語を使ってみよう
- 簡単な挨拶
- 感謝を伝える
- 謝罪を伝える
- 別れ際の挨拶
- 便利な表現
- 2つの言語が楽しめるノルウェー
ノルウェー語と他言語の関係
ノルウェー語とスウェーデン語
ノルウェー語とスウェーデン語は、非常に似ています。スウェーデン語もノルウェー語と同じ、ゲルマン語派に属しており、同じような単語や似ている言い回しが多くあります。
個人差はありますが、特別な語学の学習をしていなくても、ノルウェー人はスウェーデン語を多少理解でき、スウェーデン人はノルウェー語を多少理解できます。
ノルウェー語とデンマーク語
ノルウェー語とデンマーク語には、大きな関わりがあります。2種類あるノルウェー語のうちの1つ、「ブークモール」がデンマーク語に似ている理由は、過去にノルウェーの言語をデンマークが支配していたからです。もう1つの「ニーノシュク」は、デンマーク語の影響を受ける前のノルウェー語の使用を促す言語です。
ノルウェー語とドイツ語
ノルウェー語とドイツ語は、スウェーデン語やデンマーク語と同様に、同じゲルマン語派なので似ています。
ノルウェーで港町として有名なベルゲンは、ドイツのハンザ商人が独占的に支配していたため、主にドイツ語が話されていたこともありました。ノルウェー語の単語には、ドイツ語の影響を受けているものがたくさんあり、ドイツ語の話者はノルウェー語の習得が比較的早いです。
ノルウェーはどこでも英語が通じる
国民のほとんどが英語を話せる
ノルウェー人は、ほとんどの人が英語を話せます。公用語はノルウェー語であり、公共機関の文書や学校の案内、日常生活はノルウェー語が中心ですが、国民の多くが英語を理解しています。年配の人や地方に住んでいる人で英語が苦手な人もいますが、首都のオスロにいる若い世代の人々は、日常会話は問題なくできます。
英語能力ランキング世界第3位
ノルウェーは、世界の100の国と地域の中で英語能力ランキングが第3位です。2019年に発表されたEFの英語標準テストにて、第1位のオランダ、第2位のスウェーデンに続き、よい成績を残しました。学校の授業だけでなく、子どもの頃から日常的にも英語に触れる機会が多いことが、英語力の向上につながっています。
「英語を話せますか?」という質問は失礼
ノルウェーの旅行中に、「英語を話せますか?」とノルウェー人質問をすることは、少し失礼なことです。特に首都のオスロにいる人々は、日常会話レベルの英語が話せることが当たり前だからです。
ノルウェー人にとって英語は、ノルウェー語と同等に身近なもので、小学校に通った経験があり家にテレビやラジオがあれば、英語は話せるようになるものという考えです。