ノルウェーで話される言語って何？英語は通じる？旅行・留学前に知りたい言語情報を解説！

ノルウェーの大学の講義は、英語で行われることが多く、ノルウェー語が理解できなくても学習が可能です。首都オスロにあるオスロ大学では、英語の講義のみを組み合わせ、単位を取得している留学生もいます。

ノルウェー語での専門書が少なく、英語の本を使うから必然的に英語で開講されるクラス、英語と専門知識が同時に学べるようにと英語で開講されるクラスなどがあります。

ノルウェーでの生活では、英語が話せれば特に問題なく生きていけます。スーパーマーケットや薬局なども英語表記が多いうえに、必ず英語を話せる人がいます。首都オスロをはじめ、ほとんどの役所や郵便局、病院では「英語でお願いします」と言えば、英語で対応してくれるでしょう。

ノルウェーでは英語のみでの長期滞在は、決して珍しくありません。多少の専門スキルがあり、英語が話せれば、仕事を見つけられます。ノルウェー人も他国の人々も英語が話せるので、交友関係も楽しめます。ノルウェーで英語を学ぶ人もいるので、英語のみでの生活は十分可能です。

英語が通じる国ではありますが、ノルウェーの公用語はノルウェー語ですので、旅行や留学で訪れた際には、簡単なノルウェー語で挨拶をしてみましょう。

・God morgen（グーモン）＝おはようございます
・God dag（グダーグ）＝こんにちは
・God kveld（グクヴェル）＝こんばんは

1日の中で最も有効的な「God dag」＝こんにちはは、ぜひ覚えておきましょう。

レストランやカフェでサービスを受けたときや、買い物をしてお釣りを貰うときには、ありがとうと感謝を伝えましょう。

・Takk（タック）＝ありがとう

短くて覚えやすいので、さまざまな場面で使えます。街中で道を教えて貰ったとき、お店の入り口のドアを開けて貰ったときなども、笑顔で「Takk（タック）」と感謝を伝えてみてはいかがですか。

謝罪も感謝と同様に口に出して伝えることが必要です。

・Unnskyld（ウンシル）＝すみません
・Beklager（べクラーゲル）＝ごめんなさい

「Unnskyld（ウンシル）」は、街中で人に声をかけるときや、人にぶつかってしまったときに使います。「Beklager（べクラーゲル）」は、謝罪の意味がより強いので、自分の不注意で迷惑をかけてしまったときに使います。

感謝の言葉と共に、別れの挨拶もノルウェー語で伝えてみましょう。

・Vi ses（ヴィ・セース）＝またね
・Ha det bra（ハ・デ・ブラ）＝さようなら

「Vi ses（ヴィ・セース）」は「Ha det bra（ハ・デ・ブラ）」に比べ、再度会う可能性が高い場合に使われます。観光のために朝ホテルを去るときは、ホテルのスタッフに「Vi ses」と言ってみましょう。

旅行や留学時に使える表現も覚えておきましょう。

・Hva koster det?（ヴァ・コステル・デ？）＝いくらですか。
・Jeg vil betale med kontanter.（ヤイ・ヴィル・ベターレ・メ・コンタンテル）＝現金で払いたいです。
・Jeg vil betale med kort.（ヤイ・ヴィル・ベターレ・メ・コートゥ）＝カードで払いたいです。

ノルウェーは、ノルウェー語と英語の2つの言語が飛び交います。ノルウェー語の話者は約460万人と多くはありませんが、スウェーデン語やデンマーク語、ドイツ語などの周辺の国々の公用語と似ており、言語間の比較や類似点を見つけることも楽しめます。

大自然や北欧アートを楽しむノルウェー旅行はもちろん、ノルウェー語や英語、北欧文化などを学べるノルウェー留学もおすすめです。