目次 [表示]
- イギリス「ロンドン」の治安
- イギリス「ロンドン」の治安 1:軽犯罪
- イギリス「ロンドン」の治安 2:移民による犯罪(詐欺)
- イギリス「ロンドン」の治安 3:ホテル
- イギリス「ロンドン」の治安 4:バスの中
- イギリス「ロンドン」の治安 5:差別主義者
- ロンドンで気をつけるべきこと
- 動画撮影
- 観光名所での写真撮影(詐欺)
- 子供連れの方
- 一人旅
- ニセ警官
- イギリスの都市ごとの治安
- プリマス
- スウォンジー
- オックスフォード
- リバプール
- リーズ
- チェスター
- シェフィールド
- イギリス観光の前に知っておくべきこと
- 北へ行くほど、鈍った英語になる
- パリから格安バスでイギリスに行くと、入国審査が厳しくなる
- 長期間の滞在は入国審査が厳しくなる
- イギリスから行けるおすすめの国
- アイルランド
- スコットランド
- フランス
- オランダ
- まとめ
イギリス「ロンドン」の治安
ロンドンの治安はヨーロッパ諸国の中でも悪く、2005年にテロ事件が発生していて、最近だと2017年にも発生しています。2019年にロンドンでイスラム国などのテロ組織は確認されていませんが、イギリスにはイスラム教を信仰する人が多いのが事実。イスラム教を信仰する多くの若者が、ソーシャル・メディア等を通じて過激派組織と連絡をとっています。
イギリス「ロンドン」の治安 1:軽犯罪
ロンドンではスリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪が多発しています。その多くがポルトガルなどから来た移民で、ロンドンで問題となっているのが事実です。ひったくりなどのターゲットにされるのは主に海外旅行者で、ロンドンへ観光に行かれる際は気をつけるにこしたことはありません。スリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪はロンドンだけではなく、他の都市でも多発しています。
イギリス「ロンドン」の治安 2:移民による犯罪(詐欺)
実はロンドンには「イギリス人」が少なく、ほとんどが他のヨーロッパ諸国から来た移民です。先ほどもご説明したとおり、ロンドンでは移民によるスリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪が多発していて、詐欺なども発生しています。日中は比較的に安全ですが、夜間に外出する際や一人旅でロンドンに行かれる方は、声をかけられても付いていかないようにしてください。
イギリス「ロンドン」の治安 3:ホテル
ロンドンで格安のホテルに宿泊される方も注意が必要で、有名ホテルなどでは部屋に荷物を置いて外出しても平気ですが、格安ホテルだと荷物を盗まれる可能性があります。ロンドンのホテルには金庫が置いてある部屋も多いですが、貴重品を金庫に入れて外出するのはおすすめしません。最近ではロシア人の夫婦が、ホテルの金庫に入れた大金を盗まれる事件などが発生しています。
イギリス「ロンドン」の治安 4:バスの中
ロンドンの中心街を走るバスなら心配はないですが、ロンドンのカナリー・ワーフ付近を走るバスではスリなどに注意してください。ロンドンからパリに行く長距離バスも注意が必要で、寝ているすきにバッグを開けられたり、トイレ休憩中に置き引きの被害にあったりする可能性があります。バスや電車で移動する際も、スリなどの軽犯罪には気をつけるようにしましょう。
イギリス「ロンドン」の治安 5:差別主義者
先ほどもご説明したとおり、ロンドンでは移民による犯罪が多発しています。そのため、イギリス全体には海外から来た旅行者などをよく思わない人達がいるのが事実です。ロンドンでは移民が多いため、差別主義者に会う可能性は低いですが、0ではありません。過去にはロンドンの地下鉄で、日本人女性がイギリス人の差別主義者から、人種差別をされる事件も発生しています。
ロンドンで気をつけるべきこと
ロンドンで一番注意するべきことは、スリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪です。ロンドン観光へ行かれる前から、ロックがついたバックパックなどの準備をおすすめします。他にもロンドンで気をつけるべきことがありますので、いくつかご説明しますが、他の都市でもスリや置き引きなどの軽犯罪が発生しているのが事実です。
動画撮影
最近ではYouTubeなどに動画をアップロードするために、ロンドンで高価な機材を使用して動画撮影をする人が増えていますが、注意が必要です。日中ならそこまで警戒は必要ありませんが、夜間に高価機材などを使用して動画撮影をしていると、機材を盗まれる可能性があります。ロンドンにはイスラム教を信仰する人も多く、そういった人達は動画に映るのをあまりよく思いません。
観光名所での写真撮影(詐欺)
ロンドンには海外旅行者に人気の観光名所が多くあり、賑わっています。有名な観光名所では詐欺行為を行う人が多いのも事実。2017年から急増している詐欺行為は、写真撮影の際に高額な料金を請求されるケースです。観光名所では快く写真を撮影してくれる人が多いですが、撮影後に撮影料を請求されることも。トラブルを避けるためにも、写真撮影をお願いするのはおすすめしません。
子供連れの方
ロンドンでは基本的に子供連れの人が観光をしても問題はありません。2015年からは誘拐事件などが減少していて、日中なら誘拐などの危険はないでしょう。しかし、過去には子供を誘拐する事件などが発生していたのが事実。子供と一緒にロンドンに行く海外旅行者は、子供から目を離さないようにするのが一番です。
一人旅
ロンドンで一人旅をする際は、少し注意が必要です。一人旅で海外旅行をすると、スリやひったくりのターゲットにされる可能性があります。グループで友達や家族と観光をする方はそこまで警戒をする必要はありませんが、一人旅の際だとひったくり被害にあうケースが高くなるのが事実です。これはロンドンだけではなく他の国でも同じで、一人旅をする方は荷物に充分注意してください。
ニセ警官
2019年ではニセ警官の数は減っていますが、全くいない訳ではありません。過去に発生した被害だと、警察官からクレジットカードの暗証番号などを聞かれ、海外から帰国後にカードが不正利用されていた事例があります。クレジットカードの提示を要求してきたり、暗証番号を聞いてきたりすることはありません。ニセ警官の数は減っていますが、気をつけるにこしたことはないでしょう。
イギリスの都市ごとの治安
先ほどまではロンドンの治安について詳しくご説明しました。ロンドンがある地域周辺は治安が悪いのが事実ですが、イギリスには治安が良くロンドンより安全に観光できる地域も多くあります。しかし、ロンドン以外の地域が全て安全という訳ではありません。ここでは、海外旅行者に人気なイギリスの都市ごとの治安をご紹介しますので、イギリス旅行に行く方は参考にしてください。
プリマス
プリマスはイギリスの中でも特に治安が良い地域で、一人旅に来る旅行者も多いです。プリマスには仕事を定年退職した人が多く住んでいて、ひったくりや置き引きなどの軽犯罪も少なくなっています。プリマスの地域にあるサウスウェイでは自然が豊かで、夏には登山を楽しむ海外旅行者も多く、イギリス観光の際にはおすすめです。
スウォンジー
2019年現在のスウォンジーの治安は良いですが、過去には薬物中毒者やホームレスが多く有名な地域でした。現在では薬物中毒は少なくなっていますが、ホームレスは多くいます。旅行者に危害は加えてきませんが、物乞いをする人が多いため注意してください。スウォンジーには観光名所も多く、そういった名所の周辺で物乞いをする人が多いです。
オックスフォード
オックスフォードは学生街として知られていて、日中なら安全にオックスフォード観光ができるでしょう。しかし、夜間になると酔っ払った学生などが多くいますので、喧嘩などに巻き込まれないよう注意が必要です。ひったくりやスリなどは少ないですが、オックスフォードでは置き引き被害にあう可能性があるため、日中でも荷物をどこかに置いて離れないでください。
リバプール
リバプールはロンドンほどではありませんが、治安が悪い地域として知られています。リバプールにも移民は多く住んでいて、スコットランドから出稼ぎに来る人も多いです。置き引きやスリなどの軽犯罪は日中でも発生する可能性がありますので、リバプール観光の際は気をつけるにこしたことはないでしょう。リバプール周辺にあるウェスト・カービーは、治安も良くて観光におすすめです。
リーズ
リーズも治安が良いことで知られている地域です。リーズの中心街から、30分のほどのところに位置するオークウッドは特に治安も良く、一人旅でも安心して観光ができるでしょう。夜間に運行しているバスや電車が少ないため、夜間まで外出するのはおすすめしません。イギリスの物価は高いため、タクシーを利用すると損をしてしまいます。
チェスター
チェスターも治安が良いことで知られています。夜間の外出でも危険は少なく、比較的安全に観光を楽しめるでしょう。チェスターには海外旅行者も多く、チェスター大聖堂が大人気の観光名所となっています。治安が良い地域ですが、置き引きなどが発生する可能性は0ではありませんので、少しは警戒が必要です。
シェフィールド
シェフィールドの治安は少し悪く、盗難などに注意する必要があります。シェフィールドには旅行者が多く有名な都市ですが、それを狙って犯罪者がスリなどをしますので、充分気をつけてください。ロンドンほどではありませんが、移民の数も多いため、差別主義者がいるのも事実です。
イギリス観光の前に知っておくべきこと
イギリス観光の前に一番知っておくべきことは、北欧のようにクレジットカードでしか支払いができないお店があることです。現金で支払いができるお店の方が多いですが、有名なレストランなどだと現金払いができないことがあります。クレジットカードもJCBを使えるお店が少なく、VISAかMastercard、それか海外で使えるプリペイドカードを持っていくのがおすすめ。
北へ行くほど、鈍った英語になる
イギリスのロンドンがある地域では英語が鈍っていませんが、チェスターなどがある地域に行くと英語がスコットランド鈍りになります。アメリカ英語を習得している人でも、スコットランド鈍りの英語を聞き取るのは少し難しいです。北イギリスにある地域、もしくはスコットランドへ行かれる方は、英語を習得している人でもスコットランド英語の発音を学ぶと役に立ちます。
パリから格安バスでイギリスに行くと、入国審査が厳しくなる
パリからイギリスへは格安バスで行くことができ、一番安いチケットは3,000円ほどです。そのため、格安バスでイギリスに不法就労を目的に入国する人が多く、入国審査も厳しくなっています。バスには他の乗客もいるため、入国審査が長引いてしまうと、バスに乗車できない可能性があるのが事実。パリからイギリスへ行く際は、入国の目的や滞在先を明確にしておくのがおすすめです。
長期間の滞在は入国審査が厳しくなる
イギリスにあるロンドン・ヒースロー空港は、入国審査が厳しいことで有名な空港です。一人旅で長期間の滞在をされる方は、イギリスに長期間滞在する理由を聞かれます。宿泊先や所持金なども聞かれるため、3ヶ月の滞在なのに15万円ほどしか持っていないと、入国を拒否されることがあるのが事実です。長期間の滞在をされる方は、しっかりと入国審査の対策をしておいてください。
イギリスから行けるおすすめの国
イギリスには多くの観光名所があり、1度の観光でイギリスのみに滞在される方が多いです。イギリスからは格安で4つの国へ行けるため、イギリス観光のついでに他の国へ行くのがおすすめ。イギリスから近い国は、アイルランド、スコットランド、フランス、オランダの4カ国で、時期にもよりますが3,000~5,000円ほどで行けます。
アイルランド
イギリスのリバプールがある地域からアイルランドへは7時間ほどで行けます。バスのチケットも安く、冬の観光客が少ない季節だと、2,000円で購入することも可能。アイルランドにはモハーの断崖など、有名な観光名所が多くイギリス観光のついでにおすすめです。北アイルランドではスリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪が多発していますので、充分注意してください。
スコットランド
スコットランドはイギリスから一番近い国です。スコットランドへ行くにはバスもおすすめですが、電車を利用しても料金がさほど変わりませんので、バスより電車で行くのをおすすめします。スコットランド英語の発音は、イギリス英語の発音とは少し違い、スコットランドのみで使われている単語もありますので、スコットランド英語を少し知っておくのがおすすめです。
フランス
先ほどもご説明したとおり、イギリスからフランスのパリまで、格安バスを利用して3,000円ほどで行けます。フランスからイギリスへ格安バスで行く際の入国審査は厳しいですが、イギリスからフランスへ行く際の入国審査は厳しくありません。フランスのパリでは置き引きやひったくり、スリなどが多くなっていますが、フランスのトゥール などは治安も良く旅行におすすめです。
オランダ
オランダはイギリスから少し離れた国で、フランスのようにバスでは行けませんが、安い時期だと5,000円ほどでオランダ行きの航空券を購入できます。夏だと航空券が少し高くほとんどは1万円からですが、11月だと5,000円で売られている場合もありますので、11月などに行くのがおすすめです。フランスからだともっと安い運賃で、バスや電車を利用してオランダに行けます。
まとめ
今回はロンドンの治安についてや、イギリスの都市ごとの治安をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?ロンドンの治安は悪く、置き引きやひったくりなどが多発しているのが事実です。しかし、イギリスには治安が良い都市も多くありますので、ぜひこの記事をイギリス観光前にお役立てください。最後までお読みいただき、ありがとうございます。