目次 [表示]
- アルハンブラ宮殿①見学方法について
- 見学方法①チケットを購入する
- 見学方法②見学ツアーに参加する
- アルハンブラ宮殿②予約時の注意点
- チケットの種類によって入場できるエリアが違う
- メインのナスル朝宮殿が見所
- 数ヶ月前から売り切れる
- アルハンブラ宮殿③チケットの種類と価格
- アルハンブラ宮殿④チケット購入サイト
- アルハンブラ宮殿⑤チケットの現地購入について
- 現地販売チケットはすぐに売り切れる
- 現地には日本人スタッフがいない
- アルハンブラ宮殿⑥キャンセルについて
- 予約日より5日前までならキャンセル可能
- アルハンブラ宮殿⑦事前予約が取れない場合
- 予約が取れない場合の対処法①
- 予約が取れない場合の対処法②
- 予約が取れない場合の対処法③
- アルハンブラ宮殿⑧入場時の注意点
- 予約時間に遅れると入場できない
- 大きな鞄は持ち込めない
- 是非、アルハンブラ宮殿に!
アルハンブラ宮殿①見学方法について
まず、アルハンブラ宮殿への入場は基本的にチケット制になります。また、無料エリアと有料エリアに分かれていて、無料エリアには自由に入場することが可能です。しかしアルハンブラ宮殿の魅力の中枢のほとんどが有料エリアに含まれているため、観光客のほとんどは有料チケットを確保して見学をします。主な見学方法は以下になります。
見学方法①チケットを購入する
公式サイトで購入する
アルハンブラ宮殿の公式ホームページにて各種類のチケットを購入することができます。英語表記ですが、Googleによる日本語自動翻訳により外国語に堪能でなくとも利用できる様になりました。しかしGoogleによるサイト翻訳は誤訳が多いので非常に分かりづらいです。
メリット |
|
デメリット |
|
当日入り口で購入する
当日に入り口のチケット販売所で直接購入することもできます。しかし当日券は数が少ない為、営業開始より前に並んでおかないと売り切れになる可能性が高いです。購入可能になるのが、希望の入場時間の2時間前なので念のため3時間前にチケット売り場に着くようにしておいた方が良いでしょう。
メリット |
|
デメリット |
|
見学方法②見学ツアーに参加する
旅行会社のツアーに参加する
旅行会社が主催する観光ツアーに参加して、観光することもできます。数に限りのある入場チケットのうち旅行会社が一定数確保しているので、グラナダの街とセットで観光したい場合やガイドによる解説が欲しい場合はおすすめです。しかしチケット単体の価格ではなく、ツアー料金になるので出費はかさんでしまいます。
メリット |
|
デメリット |
|
アルハンブラ宮殿②予約時の注意点
チケットの種類によって入場できるエリアが違う
チケットには種類があり、見学可能なエリアが分かれています。事前にアルハンブラ宮殿のどこを見たいのか決めてから、チケット購入に進みましょう。特に見学希望にこだわりがなければ、一般的な全区域見学チケットがあるのでそちらを購入するのがおすすめです。メインのナスル朝宮殿が含まれているかどうかは忘れずにチェックしましょう。
メインのナスル朝宮殿が見所
分けられたエリアの中に「ナスル朝宮殿」という場所があります。他の「ヘネラリフェ庭園」なども美しく人気ですが、アルハンブラ宮殿の芸術建築の中枢と呼べるエリアがナスル朝宮殿になります。チケットの中には、そのナスル朝宮殿を除いた見学コースがあり、値段だけでチケットを選んでしまうとアルハンブラ宮殿の中枢を見学できないことになる場合があるので注意が必要です。
数ヶ月前から売り切れる
アルハンブラ宮殿の見学チケットは大変人気があり人数制限もあるので、ネット上のチケット販売も2ヶ月前から売切れている場合が多いです。その場合は「アルハンブラ見学ツアー」で検索してみましょう。旅行会社などが入場チケットなどを確保していてツアー形式で開催している場合があります。しかしこの場合はツアー料金になるので値段は上がってしまいます。
アルハンブラ宮殿③チケットの種類と価格
アルハンブラ宮殿への入場方法と価格をまとめたものが下の表になります。ツアー料金は曜日や時期によって価格に大きな変動があります。
一般的なチケット
昼の部一般 | 全エリア見学可能 | 約1700円 |
昼の部ナスル宮殿以外 | ナスル宮殿以外 | 約900円 |
夜の部-ナスル宮殿 | ナスル宮殿のみ | 約1000円 |
夜の部- ヘネラリフェ | ヘネラリフェのみ | 約600円 |
こちらはアルハンブラ宮殿公式ネットサイト・現地のチケットオフィスで販売されているチケットです。
ツアー例
全エリアガイドツアー | ガイド付き全エリア見学 | 約6000円 |
ナスル宮殿以外音声ガイド | ナスル宮殿を除くコース (音声ガイド機器付き) |
約4000円 |
ネット上のツアーサイトで検索すると数多くのツアーが開催されています。自分の見たい場所が見学可能エリアに含まれているかどうかをしっかり確認して選択しましょう。またツアー料金は人気のある曜日は高額になる場合があります。また。売り切れ間近になると値上がりしたりもするので、日程が決まっている場合は早めの購入がおすすめです。
アルハンブラ宮殿④チケット購入サイト
アルハンブラ宮殿公式ネットサイトで購入する
アルハンブラ宮殿の公式ネットサイトです。スペイン語表記なのが難点ですがGoogle翻訳機能を使えるので、スペイン語を習得されていない方はGoogle翻訳で翻訳表記させましょう。しかしそれでも、誤訳がかなり多いので苦戦するかと思います。言語の壁が辛いという方は日本語対応ツアーサイトを利用しましょう。
ネット上のツアーサイト(GET YOUR GUIDE)で予約する
ツアー業者の仲介を行っているGET YOUR GUIDEというネットサイトです。こちらは日本語対応になっているので問題なく使えるかと思います。デメリットとしては、ツアーのみの販売となるのでチケット単品購入ができず、その分価格が上がってしまいます。ツアーと言ってもガイド音声のみの自由見学もあるので、1人で自由に見学したい方でも利用できます。
アルハンブラ宮殿⑤チケットの現地購入について
アルハンブラ宮殿の正門には受付がいくつか並んでいます。その中に当日販売のチケットが枚数制限付きで販売されています。しかしそこでの現地購入は以下の理由からおすすめできません。
現地販売チケットはすぐに売り切れる
アルハンブラ宮殿の入り口は行列が見られることで有名で、チケット販売所にも行列ができます。この様にアルハンブラ宮殿のネットで事前予約ができなかった人たちが現地での当日購入目当てで殺到します。そのうえ当日販売チケットの数にも制限があるのですぐに売り切れてしまいます。
現地には日本人スタッフがいない
日本人スタッフがよくいる国であれば、チケット販売所に日本人スタッフがいる可能性もありますが、アルハンブラ宮殿の場合は居ない場合が多いです。そのため現地の言葉や英語を使ってチケットを選択しないといけません。チケットの種類がなかなか多いので上手に情報を伝える必要があります。事前にチケットの特徴や名前、価格を整理しておいてから販売所に向かいましょう。
アルハンブラ宮殿⑥キャンセルについて
予約の取りづらさから、数ヶ月前から予約をする必要があるので自然とキャンセルの可能性も出てくるかと思います。その場合のキャンセル料やキャンセルの仕方をご紹介します。
予約日より5日前までならキャンセル可能
予約したアルハンブラ宮殿の見学日から5日前までならキャンセルが可能で、予約時にかかった手数料以外は返金されます。チケットの購入手続きが完了すると購入確認メールが送信され、その中にキャンセル項目があるのでそちらからキャンセル手続きに進みましょう。
アルハンブラ宮殿⑦事前予約が取れない場合
アルハンブラ宮殿の見学に事前予約が必要なことは分かっても、見学希望日が近かった場合などは既に完売していて予約が取れない可能性が高いです。確かに厳しい状況ですが、選択肢はいくつかあります。そんな時の手段をまとめると以下の様な方法があります。
予約が取れない場合の対処法①
キャンセルによる空枠発生を狙う
アルハンブラ宮殿の見学チケットは数ヶ月前から事前に購入されていることが多いので、自然とキャンセルの割合も高まります。このキャンセルを狙って、毎日予約サイトをチェックして空きが出ていないか確認するのも意外と有効な手段です。しかし確実な方法では無い以上、期待しすぎるのはよくありません。キャンセル待ちは他の方法を全て試してからにしましょう。
予約が取れない場合の対処法②
ツアーチケットを調べる
アルハンブラ宮殿の見学ツアーと言っても、種類がたくさんあります。ガイド付きが売切れであれば、次はオーディオガイドツアーを狙ってみましょう。そして昼の部がダメなら夜の部を狙ってみましょう。またこちらはキャンセル返金がある場合が多いので、キャンセル待ちも有効です。
予約が取れない場合の対処法③
グラナダカードを購入して予約する
グラナダカードとは、アルハンブラ宮殿やその他グラナダ観光スポットの優先購入権付きのツアリストパスです。また、バスへの乗車券もついているのでアルハンブラ宮殿以外の場所も観光する予定なら購入する価値ありです。価格は40€(約4800円)です。アルハンブラ宮殿の予約が取れない場合でも、グラナダカード会員専用の予約サイトなら1週間前でも空き枠がある場合があります。
アルハンブラ宮殿⑧入場時の注意点
予約時間に遅れると入場できない
アルハンブラ宮殿の見学は日時指定に厳しく、チケットごとに指定されている時間を遅れると入場できません。チケットを購入した時に指定した時間に必ず間に合う様に、余裕を持って行動する様にしましょう。時々入り口で受付スタッフと口論になっている観光客を見かけますが、それは時間に遅れて入場できなかった人の場合が多いです。
大きな鞄は持ち込めない
アルハンブラ宮殿への持ち込み制限があります。ペットボトルなどの飲料物は持ち込み可能ですが「大きな鞄」は持ち込み不可となっています。また、入り口には持ち物預かり所が無いので、ホテルに預けてくるか、市街地の荷物預かりを請け負っているお店やバスターミナルのコインロッカーがあるのでそこに預けておきましょう。
是非、アルハンブラ宮殿に!
予約に関する情報をまとめても、やはりアルハンブラ宮殿のチケット予約は困難だというのが結論です。最も画期的な解決策は「グラナダカード」だと思いますが、価格が上がってしまうので旅の予算と相談するしかありません。それと、数あるツアーを探せば空き枠が残っている可能性はあります、キャンセルの可能性もあるので諦めずチケットを探してみましょう!
出典:ライター撮影