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チェコおすすめ観光スポット7選!プラハなど人気観光地の見どころを紹介!

チェコおすすめ観光スポット7選!プラハなど人気観光地の見どころを紹介!

今でも中世の雰囲気が残る町並みが多く見られるチェコ。14世紀、プラハは神聖ローマ帝国の首都でした。歴史を感じられる観光スポット、豊かな自然、美味しいビールと名所が盛りだくさん。今回は、魅力がいっぱいのチェコのおすすめ観光スポットを紹介します。

目次 [表示]

チェコおすすめ観光スポット1:プラハ

出典:ライター撮影

その街並みの美しさが魅力で、「プラハ歴史地区」として世界遺産に登録されているプラハ。古い歴史を感じさせる美しい建築物が多く、特に夜のライトアップされた姿は、美しさが引き立つ観光スポットです。市内を流れる川ヴルタヴァ川には白鳥が泳いでおり、まるでおとぎの話に出てくるような景色を見られます。美しいプラハでは、のんびり街歩きを楽しみましょう。

プラハの人気観光地1:カレル橋

出典:ライター撮影

プラハの世界的に有名な観光名所。市内中心部を流れる「ヴルタヴァ川」に架かり、旧市街とプラハ城を結ぶプラハ最古の橋です。1357年に着工され、45年の歳月をかけ1402年に完成。全長約520メートル、幅約10メートル、橋の上には30体の聖人像が並んでおり、橋から美しいプラハ城を眺められます。夜になりますと橋がライトアップされ、その姿が川に映えて、とても美しいです。

プラハの人気観光地2:プラハ城

ヴルタヴァ川の西岸にある小高い丘の上に、プラハ観光を語る上で最も有名な名所であるプラハ城があります。9世紀に建設が始まり、14世紀に現在の姿となりました。プラハ城は、「聖ヴィート大聖堂」、「黄金小路」、「王宮美術館」、「聖イジー教会」など、いくつかの建物が集まった複合体。そのため見応えがあり、ゆっくり見ると丸1日必要です。

プラハ城の名所1:聖ヴィート大聖堂

出典:ライター撮影

プラハ城の最大の名所がこちら。600年もの歳月をかけて現在の姿になったこの大聖堂は、長さは約125メートル、幅は約60メートル。10世紀に建てられたロマネスク様式の教会が始まり。14世紀になって現在のようなゴシック様式の大聖堂への改築が始まり、1929年に完成しました。聖堂内の美しいステンドグラスは必見。また、塔の上からはプラハ市街を一望できる絶景を望めます。

出典:ライター撮影

プラハ城の名所2:「世界で1番美しい」と言われるスターバックス

世界中のスターバックスがメディアで特集されるたびに、必ず話題になるのがこの「プラハ城店」。人気の理由は、世界遺産プラハの街並みを一望できるからです。世界遺産の美しい街並みを背景に写真を撮るべく、連日朝早くから多くの観光客で賑わっているので、オープンと同時に行くことをお勧めします。

プラハの人気観光地3:天文時計

出典:ライター撮影

ヨーロッパでも最も古い時計の1つ。旧市庁舎に設置された天文時計は、プラハの有名な観光名所です。旧市庁舎は、1338年に建てられ、1410年に天文時計が設置されました。9時から23時までの間、時を告げる時に、12使徒の行進が動きだす様子は見どころです。また、プラハ観光の待ち合わせスポットとしても人気で、常に混み合っています。

プラハの人気観光地4:ストラホフ修道院

プラハ城から徒歩約10分の近さにあり、「哲学の間」、「神学の間」と呼ばれる有名な2つの図書室と、美しい天井のフレスコ画が見どころ。ストラホフ修道院の図書館は、世界で1番美しい図書館と言われており、世界中の観光客を魅了しています。また、2つの図書室を結ぶ通路には、当時珍重された海洋生物の剥製や、古い書籍などの興味深いコレクションがあり、見逃せません。

見逃せないストラホフ修道院の見どころ:醸造所

「修道院自家製ビール」が飲めるビアホールがあります。中世の頃、生水は不衛生だったので、煮沸して造られるビールは安全だと言われ、水の代わりにビールが飲まれていました。中世ヨーロッパでは、知識人が集まる修道院で、ビール造りが盛んに行われていたのです。現在は、修道院が敷地内の商業用醸造を許可をしており、修道士はビールの醸造に携わっていないとのこと。自家製のビールは3種類、そして季節限定のビールが3種類あります。

プラハの人気観光地5:火薬塔

出典:ライター撮影

重厚感のある、中世の趣を残す建物が特徴的な旧市街エリアの見どころ。旧市街のツェレトゥナー通りの東端にあり、かつては城壁の門の1つとして使われていました。17世紀には、火薬を保管して置く倉庫として使われたので、火薬塔と呼ばれるようになったと言われています。高さ約44メートルの展望台があり、美しい旧市街を一望できるおすすめスポットです。

プラハの人気観光地6:旧市街広場

旧市街にある観光の拠点になる大きな広場。複数の時代の建築様式の建物に囲まれている広場は、11世紀ごろから栄え、さまざまな歴史の舞台となってきました。今ではクリスマスやイースターのマーケットが開かれており、賑やかで楽しい時間が過ごせます。また、広場の中心にある宗教改革の先駆者で、フス戦争でも知られている「ヤン・フスの像」があり、人気の写真スポットです。

プラハの人気観光地7:ティーン教会

出典:ライター撮影

旧市街広場で、ひときわ目立つこの教会の正式名称は「税関の前の聖母マリア教会」。教会の裏側に税関(ティーン)があったので、この名がつきました。本来、フス派プロテスタントの教会でしたが、17世紀にローマカトリック教会に変わったときに、フス派が教会の本来の入口を塞いだので、入口が分かりづらいのが特徴。入口は教会前の建物の1階、レストラン脇の細い路地のような道を少し入ったところにあります。

チェコおすすめ観光スポット2:チェスキークルムノフ

出典:ライター撮影

首都プラハからバスで約3時間、「世界で1番美しい街」とも言われるチェスキークルムノフは、1992年に世界文化遺産に登録されました。ブルタヴァ川が流れる小さな美しい街には、ルネサンス様式の建築が数多く残されており、中世の雰囲気が色濃く感じられます。街のシンボルであるチェスキークルムロフ城はもちろん、お城の塔から眺める景色は必見の見どころです。

チェコおすすめ観光スポット3:テルチ歴史地区

世界遺産に登録されているテルチ歴史地区は、その可愛らしい景観が有名。「ヨーロッパで最も美しい広場」と言われる名所で、ルネッサンス様式と初期バロック様式で見事に統一されたカラフルな建物が、観光客を虜にしています。テルチはプラハから日帰りで訪れる観光客も多いですが、ぜひ宿泊してゆったり過ごしたい場所です。

チェコおすすめ観光スポット4: ブルノ

出典:ライター撮影

プラハから鉄道で約3時間、またはバスで約2時間半のところにあるチェコ第2の都市ブルノ。中世の歴史と現代アートなど新しい文化が共存する街で、チェコでは学生の街として有名です。若者の活気とエネルギーが溢れる街ですが、プラハのような喧騒はなく、観光客も少なめ。路面電車で主要なエリアにアクセスできるので、観光しやすい街です。

ブルノの人気観光地1:聖ペテロ聖パウロ大聖堂

出典:ライター撮影

10コルナコインのモデルになった建物。11世紀末に創建された聖ペテロ聖パウロ大聖堂は、その後何度も改築され、20世紀初頭にネオゴシック様式の塔が加えられ、現在の姿になりました。高い尖塔をもつ重厚感あふれる外観が特徴的。内部に入ると、天井の高いゴシック様式の内装、美しい祭壇とステンドグラスに目を引かれます。夜のライトアップで黄金色に輝く姿もお見逃しなく。

ブルノの人気観光地2:旧市庁舎

出典:ライター撮影

入口にある5つの石細工の小塔。真ん中の1本の先端が曲がっているのに気付きましたか。これは「報酬が十分に得られなかった建築家が、怒ってわざと曲げた」と言われています。入口に入るとまず最初に目に入るのが「ブルノドラゴン」と呼ばれているワニ。これにはブルノに伝わる面白い逸話がありますので、現地で確認してくださいね。旧市庁舎の塔からの景色も見どころです。

ブルノの人気観光地3:自由広場

出典:ライター撮影

旧市街の中心にある自由広場は、クリスマスマーケットなど、季節ごとに催し物が開かれ、1年を通して賑やかな場所。観光の拠点として行動するのにも便利です。この広場の名物「天文時計」は、午前11時に聖ペテロ聖パウロ大聖堂の鐘が鳴り響くと、天文時計からガラス玉が落とされ、それをお土産として持ち帰られるので、大勢の人が集まります。

チェコおすすめ観光スポット5:オロモウツ

Photo by Pedro Nuno Caetano

現在チェコで5番目に大きな都市ですが、かつてはチェコ東部最大の町として栄えていました。町の中心にある広場には6つの噴水があり、オロモウツの象徴とも言われている数々のバロック彫刻は見事なものばかり。観光客の数は多くなく、のんびりと観光が楽しめます。プラハから電車で約2時間15分、ぜひ足を伸ばしてください。

オロモウツ人気観光地1:聖三位一体柱

出典:ライター撮影

世界遺産に登録されている聖三位一体柱は、オロモウツが誇るとても有名な見どころ。高さ35メートル、中欧最大のバロック彫刻の単体作品で、バロック芸術の傑作。1754年に完成され、銅に金メッキをほどこした三位一体の像が最上部にあり、その下には聖母の被昇天の像やレリーフなどが飾られ、最下層に礼拝堂が見られます。

オロモウツ人気観光地2:市庁舎

世界的にも珍しい、違う建築様式が混在している市庁舎も見どころですが、観光客に人気を集めているのは壁面にある天文時計。プラハの天文時計と違い、科学者、スポーツ選手、そして労働者が描かれている共産主義天文時計で、世界的にも数が少なく必見です。多くの人で賑わう場所で、オロモウツ市民の定番の待ち合わせ場所に使われています。

チェコおすすめ観光スポット6:ミクロフ

出典:ライター撮影

「モラヴィアの宝石」と言われるミクロフは日本人にはあまり馴染みのない、オーストリアとの国境が近い小さな街。ブルノから電車で約1時間30分、人口8000人ほどのミクロフは、13世紀に建てられたミクロフ城がそびえ建つ観光スポット。17世紀に建てられた可愛らしい建物が並ぶ旧市街など、まるでおとぎ話に出てくるような美しい光景が見どころです。チェコを代表するワインの有名な産地でもあります。

ミクロフの人気観光地1:ミクロフ城

遠くからでも目立つこのお城はミクロフのシンボル。あの有名なフランス皇帝ナポレオンも、ミクロフ城に滞在したことがあります。現在城内には、博物館展示、絵画コレクションや図書館があり、中世の歴史を感じられるスポット。地下には、当時リヒテンシュタイン家が税金として集めていた、容量約10万リットルの巨大なワイン樽があり必見です。

ミクロフの人気観光地2:聖なる丘

出典:ライター撮影

街の中心部から徒歩約30分、かつて巡礼の場所であった小高い丘は、今では手軽にハイキングが楽しめるミクロフの名所になっています。頂上までの道中には、イエスキリストの受難を表した像が多くあり、頂上には1600年代に建てられた「聖セバスチャン礼拝堂」があり聖人の像が飾られています。チェコ、オーストリア、スロバキアの3カ国が見渡せるのも見どころです。

聖セバスチャン礼拝堂
出典:ライター撮影

チェコおすすめ観光スポット7:ピルスナー・ウルケル醸造所

個人あたりのビール年間消費量が世界一のチェコはビール大国。チェコ国内の至る所で見られる「ピルスナー・ウルケル」は、チェコを代表するビールです。このビールが誕生したのが、プラハから電車で約1時間の街「ピルゼン」。世界中のビールの半分以上が、透き通った金色が特徴の「ピルスナー」と言われており、この名前は「ピルゼンに由来している」と言われています。

ビール好きな人におすすめのツアー

工場見学ツアーは毎日行われており、所要時間は約1時間40分。事前にオンラインで予約が可能なので、できれば予約をして行きましょう。醸造所だけでなく、普段なかなか入ることができないボトル工場や地下倉庫なども見学ができるので、ピルスナー・ウルケルの全てを見られると言えます。馬車でビール樽を運ぶセレモニーなどが行われる10月に訪れるのがおすすめ。

まとめ

Photo bythejissan

チェコのおすすめ観光スポットを紹介しました。チェコは国内移動に時間がかからないので、コンパクトに周遊ができます。おとぎ話のような美しい街並み、歴史を感じさせる名所の数々に、まるでタイムスリップをしたかのような感覚を味わえること間違いなし。中世の雰囲気が漂う美しいチェコに足を運んでみませんか。

Mai
ライター

Mai

旅行が好きで40ヶ国以上旅しました。どうぞ、よろしくお願いします。

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