タホをお家で作る方法!
難易度 | ★★☆ |
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所要時間 | 10~20分 |
タホをお家で作る方法のなかでも簡単に作れておいしいのは、市販の豆腐とタピオカに、手作り黒蜜をあわせる方法です。タピオカは、湯戻しに時間のかかる乾燥タイプを使う場合、前日からお水に漬けておくのがおすすめで、下準備をのぞくと全工程を15~20分ほどで作れます。
材料(2人前)
準備物 | 数量 | |
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材料 | 市販のおぼろ豆腐 | 1パック(250~330g) |
黒砂糖 | 25g | |
上白糖/グラニュー糖 | 25g | |
水 | 50ml | |
タピオカ(一晩水漬けしたもの)* | 20g | |
調理に使うもの | 沸騰したお湯 | 鍋1杯分 |
鍋 | 3つ | |
盛りつけ用グラス | 2つ |
タホの材料は5つで、おぼろ豆腐とタピオカ、黒蜜を作るための黒砂糖・上白糖・水です。黒蜜があまり得意でない方は、バニラエッセンスを数滴たらしたり、コンデンスミルクを最後にかけたりするといいでしょう。調理のための準備としては、沸騰したお湯(市販の豆腐をゆでる用)を用意しておくのがおすすめです。
作り方①:黒蜜を作る
- 黒砂糖・砂糖・水を小鍋に入れ、混ぜながら中火で沸騰させる
- 弱火にして混ぜながらひと煮立ち煮詰めたら、火を止める
タホ作りのはじめの工程は黒蜜を作る作業で、かかる時間の目安は5~10分ほどです。注意点は沸騰してから煮詰めすぎないことで、長く煮詰めると苦みが出て、すぐにカチコチのアメ状になります。沸騰したら弱火に変えて1~2分、フツフツと煮詰め、サラっとしているくらいの状態で火から下ろしてください。
作り方②:タピオカをゆでる
- 一晩漬けて置いたタピオカを、水ごと鍋にかけ沸騰させる
- くっつかないように時折かき混ぜながら、弱火で2~10分ほどゆでる
- 表面に透明感が出たらザルにあけて、水でぬめりを取る
- くっつかないよう、①でつくった黒蜜を少量かけておく
タホ作りの2つ目の工程は、水に漬けておいて戻したタピオカ(乾燥タイプ)をゆでる作業です。作業は、タピオカのサイズや商品によりますが小粒なら3~4分で、大粒なら6~10分ほどで終わります。注意点はゆですぎないことで、もちもち食感を出すためには、芯は残っている状態で火から下ろしましょう。
作り方③:豆腐を温める
- 沸騰させたお湯の火を止める
- 豆腐を大きいスプーンですくって熱湯の入った鍋にそっと入れる(4~5回に分けて行う)
- 5分たったら盛りつける
タホ作りの3つ目の工程は、豆腐を温める作業で、時間の目安は5~6分であり、時間がない場合はレンジを使えば1分で終わります。現地の豆腐は水気が多いので、レンジよりもお鍋でお湯に浸して温めておくほうが、より近づけるでしょう。
レンジを使う場合は、豆腐をお椀などに移してラップを軽くのせ、600ワットで20~30秒温めますが、人肌以上に温めないように注意してください。
作り方④:盛り付けて完成
- 温めた豆腐を、よく水気をきって2つのグラスにすくいわける
- 豆腐を2~3すくいしたら、黒蜜・タピオカをかける(繰り返す)
- 最後に好みで練乳をかけてもよい
タホ作りの最後の工程は、グラスに盛り付ける作業であり、豆腐と黒蜜・タピオカが交互になるようにグラスによそいます。現地でのタホ売りの人のなかには、コンデンスミルクをかけてくれる人もおり、甘いのが好きな方にはおすすめです。ミントを添えたり、タピオカストローを用意したりと見た目にこだわっても楽しめます。
アレンジレシピ
タホは、ベースが味付けをしていない豆腐なので、タピオカドリンクのようにアレンジの幅が広いです。黒糖の代わりとして、煮詰めた果物や市販のフルーツソース、甘い豆乳飲料・紅茶・ココアなどもあいます。フィリピンのいちご産地バギオでは、ご当地のいちごタホが人気で、写真映えも抜群です。
フィリピンの豆腐スイーツ「タホ」を試してみては?
タホって新感覚でおいしそう!
タホは、フィリピン発の新感覚の豆腐スイーツで、日本でも注目され始めていますし、一度味わってみたいですね。タホは、身近な材料で簡単に作れますので気軽に試せますし、休日にお子さんと一緒に作っても楽しめます。
出典:写真AC