世界三大美術館ってどこ？実は厳密な定義はなくて諸説ある？

日本から訪れやすい美術館は、日本各地からの直行便就航都市にあります。乗り継ぎが無かったり回数が少なければ、移動時間を美術館訪問へ充てられます。

また日本人観光客が多い都市では、入場チケットを含むガイドツアーを手配できるなどメリットが多いです。美術館内において日本語解説も充実していたりと、時間にも気持ちにも余裕を持てます。

台北にある国立故宮博物院は、日本人観光客にとって非常に人気があります。近いことはもちろん、東京・大阪のみならず日本各地からの直行便が充実していることも訪れやすい理由です。

さまざまな戦火を避けるため中国本土から台湾へ運び出された、中国歴代宮廷の貴重な美術品を多数展示していることが特徴です。見どころは何といってもヒスイの彫刻である「翠玉白菜」です。

大英博物館のあるロンドンは、世界最大の観光都市のひとつであり日本からの航空便も充実しています。観光スポットの多いロンドンの中でも、オプショナルツアーの多さから、大英博物館の人気の高さがうかがえます。

最大の見どころはエジプトの遺物「ロゼッタ・ストーン」とミイラです。世界中の遺物や美術品が展示されており、日本の展示室があることも特徴のひとつです。

ルーブル美術館のあるパリは、ロンドンに並ぶ世界最大の観光都市で日本人に人気の旅行先です。エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム大聖堂、セーヌ川、ガラスのルーブルピラミッドなど、中に入らずとも外から十分に楽しめる観光スポットが多いです。

屋内の観光といえばルーブル美術館です。人気の「モナ・リザ」だけではなく、ゆっくりと時間をかけて回りたいものです。

諸説ある世界三大美術館について、それぞれ特徴があります。世界三大美術館に挙げられる大きな美術館を訪れるには、来場者の多さや展示スペースの広さから、駆け足でも半日から1日はかかります。時差や移動の疲れから、体力も普段以上に必要です。

事前に予約したり各スポット情報を参考にすることで、ゆっくりと芸術を味わう時間を旅行へ盛り込むことができます。