【厳選】花の都「パリ」の王道観光スポット12選！ココに行っとけば間違いなし！

世界中から多くの観光客が訪れるフランス。フランスの中でも、おしゃれな観光地が集まり、人気を集めている首都パリの絶対に外せない人気観光スポットをご紹介します。せっかくパリにまで足を運ぶのですから、パリでしか味わえない風景、名所で充実した旅にしましょう。

エッフェル塔は、1889年にフランス内で最も高い塔として建てられました。塔全体の高さは324メートルと東京タワーと並ぶと少し小さめです。フランスを代表する観光地として知られています。エッフェル塔があるシャン・ド・マルス公園は7区に位置し、すぐ側をセーヌ川が流れています。

エッフェル塔の主な停留地点は、3階あります。2階まではエレベーターもしくは階段で、3階まではエレベーターに乗って上がれます。

1階では地上を見下ろせるガラス床が見どころです。2階からはシャン・ド・マルス公園が一望でき、3階ではパリの美しい街並みを360度見渡せます。当日は混雑するため事前に公式ページより予約しておくようにしましょう。

エッフェル塔へはメトロを乗って9号線トロカデロ駅、6号線ビラケム駅、8号線エコール・ミリール駅から行けます。

他にもRERではC号線シャン・ド・マルス・トゥール・エッフェル駅から、バスでは82番トゥール・エイフェル駅、2番トゥール・エイフェル駅、87番または69番のシャン・ド・マルス駅から歩いて行けるので、事前にチェックしておきましょう。

セーヌ川はパリの真ん中を流れており、パリを大きく左岸エリアと右岸エリアに分けています。かつては物資を運ぶ河川舟運に使われていました。全長は780キロメートルあり、フランスでは2番目に長い川です。美術や映画、音楽に使用され現在はパリを代表する観光地となっています。

セーヌ河岸の散策には、散歩もおすすめですが遊覧船に乗って、ゆっくりとできるクルージングもおすすめです。ポン・ヌフやポン・マリーなどの有名な橋をくぐったり、川の中からエッフェル塔を眺めたり、地上では見えなかった風景を観られます。

パリを横断して流れているためセーヌ川へは、いくつものアクセス方法で行けます。エッフェル塔・ノートルダム大聖堂・ルーブル美術館などの観光地と一緒に川を眺める人も多いです。遊覧船の乗船場も複数ありますので、事前にチェックしておきましょう。

戦いに勝利したナポレオンにより、エトワール広場に建てられた凱旋門がエトワール凱旋門です。ナポレオンは惜しくも生前に門をくぐることはありませんでしたが、「死後、盛大なセレモニーとともに、この凱旋門を通り、遺体が運ばれた」と言われています。現在は多くの観光客が足を運ぶ有名な観光地です。

エトワール凱旋門へは、旅の起点としてパリ旅行の初日に訪れる人も多くいます。チケットを購入して上れ、シャンゼリゼ大通りを一望できる屋上テラスが見どころです。近くで見るとナポレオンやフランス軍を模した彫刻が彫られており、戦いの歴史を感じられます。

凱旋門の正面からの眺めも人気が高く、人気な撮影スポットです。

メトロの1号線・2号線・6号線またはRERのA線にある、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅から行けます。駅に直結してアクセスに便利なので「エトワール駅で下車し歩いてシャンゼリゼ通りを歩き、コンコルド広場で、また電車に乗る」というのが定番の観光コースです。

シャンゼリゼ通りはパリ市内北西にあり、コンコルド広場から凱旋門まで真っすぐに延びた大通りを指します。距離にして2キロメートル。並木が連なるおしゃれな通りは、「世界で最も美しい通り」としてフランス人からも親しまれています。

凱旋門と一緒にシャンゼリゼ通りを訪れるのが定番コースです。ルイヴィトン本店やマカロンが有名なラデュレ、ロクシタンとピエール・エルメがコラボしたキャトルヴァン・シス・シャンなど、感度の高い観光客が、こぞって足を運びます。

ショッピング好き、スイーツ好きの方は、ぜひ訪れたいパリの有名観光地です。3時間程あれば通りにある名所を周れるでしょう。

シャルル・ド・ゴール・エトワール駅を出て凱旋門から、もしくはコンコルド駅を出てコンコルド広場から出発するのがおすすめです。凱旋門へはメトロの1号線・2号線・6号線またはRERのA線で、コンコルド広場へは1号線・8号線・12号線で行けます。

ノートルダム大聖堂はパリ内セーヌ川に浮かぶシテ島にあります。ローマ・カトリック教会の大聖堂で、聖母マリアに捧げるために造られた建造物です。1991年にユネスコの世界遺産に登録され、現在は観光地として知られる一方、教会の聖堂として使用されています。

ノートルダム大聖堂はゴシック様式の建築で、荘厳な彫刻やステンドグラスが美しい建造物として知られています。回廊に設置された伝説の怪物キマイラや、南塔にある大鐘、ステンドグラスで造られたバラ窓などが見どころです。

メトロでは4号線シテ駅、または1号線・7号線・11号線・14号線シャトレ駅が最寄り駅となります。RERではC号線サン・ミッシェル・ノートルダム駅またはB号線シャトレ駅からが便利です。シャトレ駅からは橋を歩いて渡ることになるので、時間に余裕があれば散歩がてら利用するのをおすすめします。

ルーブル美術館に保管されている作品は30万点ほど。フランス革命後に公開が開始された後に拡張を続け、今では世界で最も大きい美術館となっています。

ダ・ヴィンチ、フェルメール、ラファエロの素晴らしい名作が揃っており、美術ファンなら一度は行きたい名所です。人が多く訪れる観光地のため平日、休日問わず混雑しています。訪れる際は時間に余裕をもって行きましょう。

館内は、とても広く迷路のように入りくんでいます。入館したらまずナポレオンホールで案内所で館内地図をもらいましょう。モナ・リザなどの有名な作品が集中しているドノン翼から周るのがおすすめです。

その他、人気作品は列ができるほど混雑するため覚悟が必要です。早朝や閉館直前は、比較的すく時間になりますので、時間に融通がきけば訪れる時間帯を調整することをおすすめします。

メトロでは1番線または7番線のパレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴル駅から行けます。RATPと呼ばれるパリ市交通公団バスの停留所もあり、21・24・27・39・48・68・69・72・81・95番が利用可能です。

パレ・ガルニエは1875年、建築家シャルル・ガルニエによって造られた劇場です。パリ・オペラ座の本拠地でもあり、現在はバレエを中心に上映されています。演劇を観なくても内部の見学ができ、見学をして周辺でショッピングを楽しむのが観光客の定番コースとなっています。

ガルニエ劇場の周辺にはパリ最大級の老舗デパートであるギャラリーラファイエットや、古くからある有名なショップが数多く点在しています。劇場内を見学したあとショッピングを楽しみ、ヴァンドーム広場で一休みするのがパリの人気観光地を周れる定番観光コースです。

メトロでは3号線・7号線・8号線にあるオペラ駅から行けます。RERではA号線オペール駅を利用しても行けます。ルーブル美術館やコンコルド広場からは徒歩20分程で行けるため、パリの街を散歩しながら訪れてみるのもおすすめです。

モンマルトンは18区にある小高い丘で、ここからパリの街を一望できます。パリで一番高い場所にあり、観光客やパリ市民が集まる人気スポットです。丘を登るとサクレクール寺院があり、寺院内を見学できます。

モンマルトンにあるサクレクール寺院を見学し、丘の上でパリの街を一望して、ゆっくりするのが人気な観光コースです。やや治安が心配のため、夕方から夜はおすすめしません。

観光客で混み合う前の朝方がおすすめの時間帯です。周辺にはムーランルージュ・ジュテームの壁・壁抜け男・テルトル広場など、数々の人気観光名所が点在しています。

メトロ12号線のアンヴェー駅で下車し、ステンケルク通りを北に進んでいくとモンマルトンの丘に辿り着きます。モンマルトンの丘にはサクレ・クール寺院を始め、周辺にはジュテームの壁・テルトル広場・ムーランルージュなどの有名観光地もあり、すべて徒歩圏内です。

パリでは物を大切にする文化が深く根付いています。その国民性もあり、各地ではいくつもの蚤の市が開催され、観光客にも人気です。数ある蚤の市の中でも特に、ヴァンプの蚤の市をおすすめします。治安もそこまで悪くなく、市街地から近いためパリ初心者でも訪れやすいスポットです。

街路樹に沿って300もの露店が連なっており、じっくり見て回ると2、3時間はかかります。食器やアクセサリー文房具など、かわいいアンティーク雑貨は見るだけでも楽しいですよ。9時か10時ごろに行くと各店で準備を終え、賑い始めます。

ヴァンプ蚤の市へはメトロで13号線ポルト・ド・ヴァンヴ駅を利用しましょう。地上へ出て5分程歩くと店が、ちらほらと見え始めます。パリ内では14区に位置していますがアクセス良好のため、蚤の市の中でも行きやすい場所です。

マレ地区はパリ3、4 区にあるしゃれなエリアで、地元のパリっ子たちもショッピングやランチに訪れる人気スポットです。ルーブル美術館やピカソ美術館からも近く、パリの観光名所を歩いて散策できます。

また、若者が集まる反面、パリ内最古の広場であるヴォージュ広場があるなど、中世のパリを思わせる歴史ある街並みを楽しめます。

マレ地区のメインストリート、フラン・ブルジョワ通りは、日曜日も営業している店が多いので観光にもおすすめです。少し歩くとヴォージュ広場があり、こちらはパリ最古の広場となっております。

最先端のおしゃれショップが軒を連ねる中、歴史的、芸術的な香りを残すマレ地区。パリに行く機会があれば、ぜひ訪れてほしい人気観光地です。

マレ地区を通る路線はいくつかあります。メトロ1号線ポール駅を利用すれば、マレ地区のメインストリートのロジェ通りから街を周れます。1号線サンポール駅を下車してサンポール寺院を観るコースも人気です。ヴォージュ広場へはメトロ8号線シュマンべール駅が最寄り駅となります。

パリ北東部に位置し、ヴィレット貯水場からバスティーユまで4.5キロメートルも続く運河です。かつてはフランスの物資運輸の要として機能していました。パリっ子も多く足を運ぶ一方、風情ある下町の雰囲気を味わえます。映画アメリでも登場し、アメリファンにはかかせない観光スポットです。

サンマルタン運河の両側にはプラタナスの並木が連なり、ガイドブックには載っていないこだわりのショップやカフェが、いくつも点在しています。目的を持たずにゆっくり散歩するのにおすすめです。クルーズ船も通っており、セール川とは違った楽しみ方ができるでしょう。

サンマルタン運河へのアクセス方法はいくつかあります。メトロでは3・5・8・9・11号線のレピュブリック駅から歩いて向かうのが人気なコースです。駅を降りて5分程で運河に辿り着きます。そのまま北へ向かうと映画アメリに登場する風景が目の前に広がります。

また、周辺にはおしゃれなカフェやショップも多く点在しています。

モンサンミッシェルは、フランス西海岸のサン・マロ湾にある小島にそびえる修道院です。「大天使ミカエルのお告げにより建立された」とされています。西洋の驚異と称され、「世界遺産の中でも最も有名な観光地」として多くの観光客が訪れています。

島内には、いくつもの人気スポットがあります。王の門と呼ばれる城門、修道院西側にあるガブリエルの塔、修道院までの石畳の道にはレストランやお土産屋が続いていて、ふわふわのオムレツが名物となっています。修道院内は、中庭を囲んで立ち並ぶ円柱や、対岸の景色を眺められるテラスなどが人気スポットです。

モンサンミッシェルは、フランス北西部に位置するノルマンディー地方にあります。パリからは2、3時間程です。パリのモンパルナス駅からTGVでモンサンミッシェルの対岸まで行く路線があり、そこから無料シャトルバスへ乗り換えて行けます。

対岸からは徒歩で1時間程かかります。時間に余裕があれば修道院の気分で歩いて向かうのもおすすめです。

パリの有名観光地12選を紹介しました。フランスの歴史的、芸術的な文化と、洗練された若者のファッションが共存する街、パリ。街を歩くだけでもおしゃれな風景を楽しめます。自由を愛する国民性もあり、フランスでは週末や祝日は休業のお店も多くありますので、観光する際は事前に調べてから訪れましょう。