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ヌタウナギは実は味が絶品!?さばき方・料理法を把握して食べてみよう!

ヌタウナギは実は味が絶品!?さばき方・料理法を把握して食べてみよう!

ヌタウナギの味は見た目と裏腹に絶品であり、魚に似つかわしくない味と食感が魅力です。ヌタウナギの身は臭みがなく、うま味と塩味を備えており、簡単な料理でおいしくいただけます。さばき方も慣れれば簡単ですので、ヌタウナギ料理を試してみてはいかがでしょうか。

目次 [表示]

ヌタウナギの料理法は?

出典:写真AC

ヌタウナギは刺身でも食べられますが火を通す料理法が一般的で、簡素な味付けでおいしくいただけます。日本では丸のままの炭焼きや干物が有名で、韓国ではコチュジャン炒め・踊り焼き・わらに包む丸焼き・スープなどが一般的です。

コチュジャン炒め

出典: https://www.instagram.com/p/CDO8VSOhrGT/

材料

  • ヌタウナギ
  • コチュジャン
  • ニンニク
  • ごま油
  • 玉ねぎ
  • 長ねぎ
  • もやし

コチュジャン炒めは韓国のヌタウナギ料理のなかでも日本人に人気があり、ヌタウナギのにおいを気にする人にもおすすめです。料理法はごま油を引いてニンニクを炒め、ヌタウナギ・野菜の順に炒めたら、コチュジャンで味をつけます。

葉物や白ごはんとあわせてもおいしい

コチュジャン炒めは葉物で巻いたり、白ごはんにのせてどんぶりにしたりする食べ方もおすすめです。葉物はサンチュやエゴマの葉などがぴったりで、韓国ではヌタウナギの踊り焼きや練炭焼きなどでも葉物を巻いて食べられています。コチュジャンの甘辛い味は白ごはんとの相性もぴったりで、箸が進むことは間違いありません。

干物

出典: https://www.instagram.com/p/CMqtEytFFiL/

材料

  • さばく前のヌタウナギ

ヌタウナギの干物は秋田県の男鹿地方に伝わる「棒アナゴ」という郷土料理で知られ、スタミナ食や珍味として好まれています。

料理法はヌタウナギを頭からしごいて内臓と水気をしぼり出し、4~5時間かけて天日干しにして完成です。自分で釣ったヌタウナギの場合は内臓に釣り針を飲んでいる可能性が高いので、腹を開いて内臓を取ることをおすすめします。

あぶり焼きにしてお酒のあてに

干物はぶつ切りにして魚焼きグリルやフライパンなどであぶると、香ばしさが増してお酒のあてにぴったりです。皮はパリパリとして、身はコリコリ・プリプリとしており全体にうま味が詰まっています。身には脂がのっているので、大根おろしとあわせてさっぱりと食べるのが人気の食べ方です。

たたき

出典:写真AC

材料

  • ヌタウナギ

たたきはヌタウナギを刺身で食べてみたい人におすすめの料理法で、見た目も気になりませんし、食べやすい歯ごたえにできます。

料理法は皮と内臓を取ったヌタウナギを大まかに切り分け、包丁でたたくように刻んで細かくして完成です。ヌタウナギは骨がないので作業が楽ですし、安心して食べられますが、必ず新鮮なヌタウナギを使ってください。

なめろうもおすすめ

たたきは薬味を加えてなめろうにする食べ方も人気があり、ヌタウナギのにおいが気になった人におすすめです。料理法はたたきにみじん切りのショウガ・長ネギ・ニンニクと、みそ・しょうゆを加えてあえます。和え物は青じその上に盛り付けて完成で、なめろうは白ごはんやお酒にもぴったりです。

ヌタウナギのさばき方は?

Photo by BioDivLibrary

ヌタウナギは粘液の扱いに注意すれば、皮はむきやすく骨もないので手間をかけずにさばけます。

粘液はウナギのように強いにおいは発しませんが、ヌタウナギが生きているうちは負荷がかかるたびに放出され、きりがありません。粘液は水に触れるとたちまちかさを増す点が問題で、ヌタウナギをさばくときは水気を避けることが大切です。

①皮をはぐ

ヌタウナギをさばく最初の手順は、首の下の皮に包丁かはさみで切れ目を入れて、頭と皮を持って引きはがします。皮を引っ張るときは、一気にはぐと未消化物や卵が噴き出てくる可能性があるので丁寧におこないましょう。皮は素手で持つと滑るので、キッチンペーパーやゴム手袋などでつかむのがおすすめです。

事前に冷凍しておくのがおすすめ

出典:写真AC

生きたヌタウナギはさばく前に冷凍しておき半解凍の状態でさばけば身は暴れませんし、粘液も出にくいのでおすすめです。まとまった粘液は手作業で取りのぞき、細かい部分はふき取ってすぐにゴミとして捨てます。粘液は水で洗い流そうとすると一気に増えて、排水溝を詰まらせるので注意してください。

②腹を開いて内臓をとる

ヌタウナギの皮をはぎ取ったら、首元から刃を入れてこう門にかけて腹を切り開き、内臓を取りのぞいてください。

口からエラの手前にかけては内臓よりも弾力のある細長い部位がありますが、身全般と同じで食べられます。骨はないので内臓を取り終えたら大まかに切り分けて、キッチンペーパーに包んで水気をしっかりと切ってください。

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