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パリの地下鉄はどうやって乗る?きっぷの買い方や改札の通り方、乗り換えの仕方を解説!

パリの地下鉄はどうやって乗る?きっぷの買い方や改札の通り方、乗り換えの仕方を解説!

パリの地下鉄の乗り方を知っていますか?パリの主要な交通手段である地下鉄は、物価の高いパリでは料金がお手頃で路線や本数が多く、空港とパリ市街地とのアクセスも優れています。きっぷの買い方や改札の通り方、乗り換えの仕方についても解説していきます。

目次 [表示]

パリで地下鉄を利用しよう!

Photo byTheDigitalArtist

フランス北部に位置している首都のパリは、ファッションやアート、グルメ、カルチャーなど世界の流行最先端の都市。街は東西に12キロメートル、南北に9キロメートルで105.4平方キロメートルの面積を有する都市です。東京23区よりも少し小さい面積ですが、徒歩だけの観光は少し難しくなっています。主要な交通手段は、街の地下を走る地下鉄。優れた交通手段地下鉄を有効活用して観光を円滑に楽しみましょう。

パリを便利に移動できる

パリは世界でトップクラスの世界都市で、空港からパリ間など観光の移動に必須の交通手段が発達しています。特に地下鉄は空港を含めて、パリ全体を網羅するように路線が張り巡らされており、地下鉄に乗ればパリのありとあらゆる観光スポットへスムーズにアクセス可能。路線だけでなく、本数も多く利便性の高いのも利用するメリット。パリ観光で欠かせない交通手段の地下鉄を上手に利用しましょう。

地下鉄の路線と運行時間

Photo byFree-Photos

地下鉄の路線は、市内に張り巡らされるように伸びています。現地で地下鉄はメトロと呼ばれており、Mの文字が目印。1900年に開通したメトロは16路線、300を超える駅から構成されて、空港を含み市内の移動に困ることはありません。路線は日本の地下鉄と同じように色分けされており、分かりやすく利用可能です。時間は平日が5時30分~翌1時15分、金土祝前日5時30分~翌2時15分まで運行。

犯罪に注意しよう

日本の地下鉄では、あまり意識しないことですが、パリでは犯罪被害に遭わないために注意が必要です。パリはスリの発生が多く、特に観光客は注意しなければなりません。きっぷを買う時には荷物から目を離さない、貴重品は体の前で持つなど対策は必須。1人の場合は早朝や深夜など利用者が減る時間帯は控えるなど、犯罪に遭わないための行動を意識して行動しましょう。

パリの地下鉄はどうやって乗る?

フリー写真素材ぱくたそ

路線や本数が多く、空港からの移動や観光で役立つ交通手段ですが、実際地下鉄に乗る際どのようにして乗ればいいのかという、乗り方が分からない方も多くいます。異国の地で交通機関に乗るのは、不安に感じる方も多いですが、実際はそれほど難しくありません。地下鉄の乗り方を確認しておきましょう。

基本的には日本と同じ

パリでも地下鉄の乗り方は基本的に日本と同じです。乗りたい路線の切符の料金を払って購入して、改札で切符を通してからホームへ向かいます。地下鉄に乗車して目的の駅に着いたら下車して、ホームを出てから出口を意味するSortieと書かれているインフォメーションに従い進むことで、誰でも簡単に乗ることが可能ですよ。

日本の乗り方との違い

Photo by noriqnub

基本的に乗り方は日本と変わりませんが、一部パリ独自のシステムが存在しているため、利用の際には気を付けましょう。日本の乗り方との大きな違いが下車する時になり、パリでも自動でドアがオープンする地下鉄も多く存在していますが、中には客が手動で開けなければならないシステムもあります。開け方はレバーシステム、ボタンシステムがあるため、利用時はご注意ください。

ゾーンで料金が異なる

地下鉄きっぷは利用するゾーンによって料金が異なるのです。パリ市内はゾーンの料金が適用されず、全線全区間で料金は一律。中心エリアから距離ごとに区分されたゾーンは、主要観光地の多くが含まれており、料金はゾーン1~5まであります。1と2はパリ市周辺、3はソー公園など、4はオリルー空港やヴェルサイユ宮殿、5はシャルル・ド・ゴール空港、ディズニーランドパリなど、目的地の料金を確認しておきましょう。

パリの地下鉄きっぷの買い方

Photo by nachans

本数が多く空港からの利用にも便利なパリの地下鉄に乗るには、きっぷの購入が必要です。きっぷはメトロとRERが共通になっており、空港や地下鉄の自動券売機などで購入可能。自動券売機できっぷを買う時の方法を確認していきましょう。

自動券売機の使い方

券売機は言語の選択が可能で日本語はありませんが、比較的理解しやすい英語を選択しましょう。画面が変わったらチケット購入を選択して、買いたいきっぷを選びます。大人料金か子供料金を選択、購入したい枚数を選んだらValidate(確定)を押して選択は完了です。支払いページが表示されたら、コインもしくはクレジットカードで決済して、きっぷを受け取って購入は簡単にできます。

きっぷの料金と種類

本数が多く利便性が高い地下鉄は、切符の種類が多く種類によって料金が違います。1回片道が1.9ユーロ、1回券10枚つづりが14.90ユーロ、1日フリーパスはゾーンで料金が異なり、7.50~17.80ユーロ。ゾーンと有効日数が選択できるパリビジットが12.00~65.80ユーロとなっており、これらはいずれも大人料金です。

パリの地下鉄改札の通り方

フリー写真素材ぱくたそ

本数が多く便利なパリの地下鉄も、日本と同じように改札を通過してからホームに向かいます。改札の通り方は、地下鉄もRERも非常にシンプルなシステムです。改札を通過する前に切符を改札に通すだけで、日本で普段から電車を利用して改札を通過している方は、誰でも簡単に通ることが可能。本数が多く便利なパリの地下鉄の詳しい通り方を見ていきましょう。

きっぷを利用する場合

オーソドックスなきっぷを利用した改札の通り方は、日本とほとんど変わりません。きっぷを購入したら改札へ向かい、きっぷを自動改札機のきっぷ挿入口に入れます。きっぷを入れると機械が読み取りをして回転バーのロックが解除されるため、機械を通過した切符を抜き取って回転バーを通過するだけです。きっぷの回収はありませんが、確認された時のために取っておきましょう。

ナヴィゴを利用する場合

日本のSuicaと同じような交通系ICカードナヴィゴが便利。最長1週間対応している交通機関が乗り放題で利用可能。パリ郊外の利用も可能となっており、きっぷの購入面倒な方や計算が難しいと感じる方におすすめ。ナヴィゴは日本のICカード同様に、自動改札の紫の部分にタッチして通過するだけで非常に利便性が高いです。日本円で約3,600円というリーズナブルなナヴィゴで、本数の多い地下鉄を便利に利用しましょう。

パリの地下鉄乗り換えの方法

Photo byStockSnap

路線や本数が多い地下鉄は様々な場所にアクセス可能なため、乗り換えが必要になることもあります。海外で不安になる乗り換えですが、乗り換え案内のインフォメーションを確認して移動すれば問題なく乗り換え可能です。地下鉄の乗換方法を確認していきましょう。

CORRESPONDANCEに従う

地下鉄で乗り換えを間違えないためには、CORRESPONDANCEに従うのが安心です。下車した後、初めて行った駅では乗り換えの方向が分からなくなるということがありますが、日本に乗り換え案内があるように、パリにも乗り換え方向を示す案内があります。乗り換えたい時にはホームを出た後、乗り換えを意味するフランス語の文字を探して、乗りたい路線番号のホームへ行きましょう。

ティケプリュスは乗り換えに注意

ティケプリュスはパリの地下鉄で利用できる一律料金のきっぷで、同一区間であれば乗り換えが可能です。メトロ全線とRERのゾーン1、メトロとRER高速鉄道間などで乗り換えができますが、乗り換え可能な時間制限があります。時間制限は90分以内となっているため、ティケプリュスで乗り換える際はご注意ください。

まとめ

Photo byFree-Photos

パリの地下鉄はどうやって乗るのか、乗り方をご紹介していきました。路線や本数が多く観光に便利なパリの地下鉄は、きっぷのバリエーションも豊富で買い方に迷う方も多いですが、券売機の英語をゆっくりと確認してシステムをしっかりと理解すれば誰でも簡単に購入可能です。改札の通り方や乗り換えの仕方に関しても、事前に確認してシステムを把握しておくと、実際利用する時に安心して利用できます。

skylee
ライター

skylee

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