ドイツ観光の魅力は？人気の観光地や見どころをご紹介！

ドイツは西ヨーロッパに位置する国で、首都はベルリンです。かつては、西と東で分断されていた時代もありましたが民主化が進み、東西統一されました。欧州では最大の人口を誇り、経済や政治の中心的な国です。ドイツ語が公用語で、観光地以外は英語があまり通じないことがあります。ドイツ文化は興味深い見どころがとても多いです！また、アウシュビッツの悲しく暗いイメージを脱却するため、ロマンティック街道などで観光を盛り上げイメージ一新しました。

ドイツの治安は比較的良いでしょう。しかし、都心部や駅周辺はやはりスリなども多いので注意は必要です。ドイツは多くの移民もいるため、地域ごとに雰囲気が変わることがあります。事件に巻き込まれないように、人が少ないところなどは近寄らないのが大事です。また、やはり外国ですので稀に発砲事件なども起きています。十分に注意しましょう。

ドイツにはたくさんの魅力的な観光名所があり、美味しいドイツ料理もたくさん味わえます。見どころがたくさんありますので、今回はいくつかの人気観光名所に絞って解説させていただきます。ドイツは地域によって風景が変わりますので、大満足の旅行になるでしょう！また、ドイツ人の性格は日本人に似ていると良く言われます。少しドイツ語を覚えて積極的にコミュニケーションをしてみましょう。

ロマンテック街道とはドイツのヴュルツブルクからフュッセンまでの約400キロメートルのルートを指します。このルートにはドイツの観光名所が点在しており、ドイツ観光の要となっているのです。ドイツは観光地が離れており、移動に時間が必要ですので、しっかり事前に計画することが大事です！

 

ケルンの名所と言えばケルン中央駅側にそびえ立つ、ケルン大聖堂は見逃せません！二つの塔が印象的なゴシック様式の魅力的な建造物です。ドイツ最大の大聖堂であり、ゴシック様式の建物の中では世界最大！そして、世界遺産にも登録されています。高さは157メートルあり、迫力ある大聖堂でおすすめのスポットですね。1248年から建設が始まり、約200年間作業が中断した時期を経て、全て完成するまでに600年以上かかった大聖堂として有名です。

内部も無料で見学できます。内部は息を飲む美しさで、ステンドグラスが見どころの一つとなっています。南塔と宝物館も4€で見学できますので、おすすめですよ。1880年に完成しており、140年近く前に建てられた建物とは思えない美しさで、スペインのサクラダファミリアよりも完成度が高いと言う人もいます。お見逃しなく！

ケルンはオーデコロン発祥の地です。オーデコロンは香水の一種であり、フランス語を訳すると「ケルンの水」となります。ケルンにはいくつか香水店があり、日本でも有名で歴史のある「4711」の本店がありますが、今回は世界で初めてオーデコロンを開発したヨハン・マリア・ファリナのショップを紹介します。ナポレオンやベートーベンも愛用した香りを試してみませんか？ケルン中央駅から徒歩10分程度で行けます。

こちらの「ファリナハウス」はショップ以外にもファリナ香水博物館も併設しており、ツアー見学できます。オーデコロン誕生の歴史が学べますので、おすすめです。ツアーは1時間おきにさまざまな言語で行われていますが、英語のツアーは16時からとなっていて当日予約になりますので注意してください。見学料は5€で、最後には小さなオーデコロンまでお土産でもらえますよ。

ケルンと言えば「ケルシュ」ビール！「ケルシュ」とは細い円柱の200ミリリットルのグラスで提供され、ケルシュ協約によって醸造方法など細かく決められているケルン独特のビールのことです。とても飲みやすくフルーティーな味わいです。コースターに飲んだ数を店員さんが記載して、最後にお会計をするシステムです。小さいのでつい飲みすぎちゃうかもしれません！ケルンにはケルシュが飲めるお店が多数ありますので、街散策しながら決めるのも良いでしょう。

ローテンブルクはもともと小教区で、ローテンブルク伯が創設し時代とともに要塞を築き、戦争とともに何度も再築されてきた歴史があります。現在でもその面影を残し、街全体を要塞で取り囲み、中世の面影を残したメルヘンチックな街並みで大人気な観光地です。ドイツ観光の名所の一つです！クリスマス博物館や、テディベアが有名なシュタイフの本店もありますよ。

要塞は街の至る所から登ることができます。街全体を眺められるので要塞歩きはおすすめです！どこを歩いても可愛い街並みが続く、魅力的な見どころある街です。ゆっくり滞在可能であれば、カフェ巡りなどしてゆっくり過ごしたくなります。また、クリスマスシーズンは広場にクリスマスマーケットが開かれ、多くの日本人観光客が訪れます。

要塞の壁には、ローテンブルクに寄付をした団体や個人の名前が刻まれています。日本人の名前や団体名もちらほらありました。これらの寄付によってなんども再建され、昔ながらの風景を今に残しているのです。これからも、この街並みを引き続き守って行きたいですね！

宿泊は城壁内がおすすめです。比較的リーズナブルにアットホームな宿に泊まるのがおすすめ。城壁内はホテルを建てることが禁止されており、現在ある宿はアンティーク調で雰囲気が素敵です。ヨーロッパの冬は暗くなるのが早く、城壁内のお店は早く閉まってしまいます。朝早めに活動を開始して、たっぷりローテンブルクを満喫してくださいね。

ドイツ観光の1番の名所と言っても過言ではないノイシュバンシュタイン城は、日本人に馴染みのある東京ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなった人気のお城です。このお城の周りは、のどかな田舎の風景が広がっており、山の中にポツンとそびえ立つ白いお城が、なんとも魅力的に見えます。城主であったルートヴィヒ2世は、さまざまな建築に興味を持っており、城内の内装も見どころの一つです！（城内は写真撮影が禁止されています）

大人気の観光地ですので旅行前に見学チケットの事前予約をおすすめします。

1. まずはオンラインチケット予約
2. 当日チケットセンターでチケットへ交換します。（当日購入の場合長蛇の列に並びます）
3. 5分刻みで入場時間が決められているため、入場時間前にお城の入り口に行きましょう。
4. 入場時間となったら、30人ほどのグループで入場しオーディオを受け取りツアー開始です。

チケットセンターからノイシュバンシュタイン城までの道中に、マリエン橋があります。こちらの橋はお城が魅力的に撮影できる名所です。地上から90メートルの高さにあり、橋の板がしなるので怖いですが、とても素敵な写真が取れますのでおすすめですよ！チケットセンターからお城まではシャトルバス、徒歩、馬車での移動が選択できます。馬車は人が集まったら出発ですので、時間に余裕を持って利用しましょう。

ノイシュバンシュタイン城の城内見学ツアーは個人でも十分可能ですが、ノイシュバンシュタイン城へのアクセスは、少々個人で行くには大変です。海外旅行にあまり慣れていない方は、ミュンヘンからバスで移動できるツアーに申し込むと良いでしょう。チケットの購入もしてくれるので安心です！

デュッセルドルフはドイツの中でも、金融の都市で日本企業も多く進出している、経済の中心です。また、カーニバルの開催都市のため7月は旅行客で大いに盛り上がります。日本企業が進出していますので、在来日本人が多く住んでいるのです。街は日本語に溢れ、日本食レストランやスーパーが多いです。街中は都会的で綺麗に整備されています。

ドイツ料理を思う存分楽しみましょう。ドュッセルドルフは治安も良く中心部は夜も賑わっていますので、美味しいドイツビールとドイツグルメでドイツを満喫してください。おすすめのドイツ料理は、ドイツソーセージ・プレッツェル・シュバイネハクセ・シュパーゲルなどたくさんあります！食べたいものを決めておきましょう。ドイツ料理は豪快で量が多いですから、注文は頼みすぎないように注意してくださいね。

ドイツでは各地でマーケットが開催されており、食べ歩きがおすすめです。ドュッセルドルフは大きな名所がある訳ではありませんが、本場ドイツを感じられますので旅行者にも見どころある人気スポット！また、世界一優雅な並木道と呼ばれているケーニヒスアレーをお散歩するのもおすすめです。ケーニヒスアレーは約800メートルのマロニエの並木道で、ドイツ語で「王様の小道」と言う意味を持っています。

ミュンヘンの人気観光地はマリエン広場です。中世は決闘や市場が行われていました。現在のマリエン広場は魅力的な見どころがたくさん！広場の中心にはマリア像があります。新市庁舎は塔の仕掛け時計が見どころです。11時・12時・17時・21時になると仕掛け時計が動き出すので、お見逃しなく！旧市庁舎はゴシック様式で木の天井が見どころです。内部はおもちゃ博物館になっています。

そしてミュンヘンといえばビアホールです！ミュンヘンにはたくさんのビアホールがあります。ビールは1リットルのものが主流で、本当に飲みやすくて美味しいです。ビール好きにはとっても魅力的な街！ビアホールのはしごをするのもおすすめです。美味しいプレッツェルを手売りしていますので、手をあげて購入しましょう。

フュッセンはロマンティック街道の終着地！フュッセンは小さな街ですが、古き良き建物が今も残っており可愛らしいスポットです。フュッセンはドイツで1番高い所にある都市で、海抜800メートルに位置しています。オーストリアがすぐ近くにあり、保養地として親しまれてきました。ゆっくり、のんびり田舎町を楽しみませんか？

ロマンティック街道の終着地のゲートもあります。「ロマンティック街道の終わり」と書かれています。ゲートの左上にある、黄色い3本足のマークはフュッセン市の紋章です。3本足は「フュッセンから延びているアウクスブルク・ケンプテン・イタリアの3つの街への道を示している」と言われています。このゲートで写真を撮って、ドイツ旅行を締めくくりましょう！

ドイツではドイツ鉄道通称DBが走っています。ICEという特急電車などは特急代が必要です。DBNavigatorと言うアプリをインストールしておきましょう。お値段も表示されるので便利です。また一日券・平日券・週末割引券などがありますので、自身のプランに合うチケットを購入しましょう。また、改札はなく時折チェックの人が確認に来ます。チケットを購入していないと罰金を取られますので、必ず購入しましょう！

バイエルンチケットはバイエルンの地域で使用できる、とてもお得なチケットです。5人までは人数が多いほどお得なチケットです。バイエルン地域の観光をする場合は、事前にオンライン購入しておきましょう。バイエルンチケットは2等席一人25€なのに対して、5人の場合49€と人数が多い方がお得です。予約ができたら、印刷して持参しましょう。

ジャーマンレイルパスはドイツの鉄道全て乗り放題のチケットです。なんと特急ICEも乗り放題！こちらは2等席で3daysの場合200€で、長距離移動の予定がある方はお得です。また、切符を乗り換え前に買う手間がなかったり、時間を気にせず観光を自由に楽しめる点がメリット！しかし、あまり移動がない方などは割高になってしまうので、ご自身の旅行プランと照らし合わせてくださいね。

今回はドイツのおすすめ観光地をいくつか紹介させていただきました。見どころがたくさんありますので、今回は魅力的な観光地を絞って紹介しました。ドイツは本当に名所がたくさんありました。目的を絞って効率よくドイツ観光してくださいね。ありがとうの「ダンケシェー」だけ覚えて旅行で使ってみてください！ドイツの方が笑顔で返してくれます。ドイツ旅行楽しみましょう。