羽田国際空港とは
羽田国際空港(東京国際空港)は1931年に開港した日本を代表する国際空港で、年間約8700万人が利用してます。日本では関西国際空港と羽田国際空港のみが24時間離発着可能の空港となっています。羽田国際空港は空港を評価するスカイトラックスで2014年に世界最高水準の5つ星を獲得し、2019年にはシンガポールのチャンギ・国際空港に次ぐ、世界で2位に選ばれました。羽田国際空港の1日の離発着は約600回と日本のトップクラスに忙しい国際空港です。
LCCとは
格安航空券を売り手としているLCC。LCCはローコストキャリアの略で日本のみならず世界各国でLCCの国内フライトが人気になっています。LCCは国内路線のみにとどまらず、国際路線にも力を入れてきおり、行き先が多くなりつつあります。来年の春から日本航空がZIP AIRという格安航空会社を運行します。より一層、海外旅行を身近にできる時代になってきました。
LCCの国内線
国内線のLCCは、ピーチ•アビエーション、ジェットスター、スプリングジャパンがフライトを飛ばしています。関西国際空港を拠点として運行しているピーチ•アビエーションが日本国内では1番有名なLCCです。LCCは国内有名空港だけでなく、地方空港(石垣島、長崎、宮崎、鹿児島、大分、高松、松山、新潟、釧路)などの行き先にも就航しています。地方に簡単にアクセスできるのが良いですね!
LCCの国際線
国内線だけでなく、国際線にも力を入れているLCCは、韓国(仁川、釜山、大邱、金浦、務安、清州)、台湾(台北、高雄)、中国(上海、天津、揚州、西安、洛陽、武漢、重慶)、香港、アメリカ(グアム、ホノルル )、マニラ、ベトナム(ハノイ、ホーチミン)、クアラルンプール、バンコク、シンガポール 、ケアンズなど数多くの国際線フライトを運行しています
羽田国際空港のLCC
では、羽田国際空港に乗り入れているLCCはどのような航空会社が運行しているのでしょうか。乗り入れているLCCを国内線と国際線に分けて紹介します。LCCを利用することで、旅行の大半を占める航空券を安く抑えることができ、旅行先でのおこづかいになりますね!
羽田国際空港LCC国内線
羽田国際空港の国内線のLCCはありません。しかし、LCC並みに格安の航空会社が3社運行しています。1つ目の航空会社のスカイマークは、羽田国際空港発、新千歳国際空港、神戸空港、福岡国際空港、長崎空港、鹿児島空港、那覇国際空港に就航しています。2つ目の航空会社のソラシドエアは、羽田国際空港発、長崎空港、熊本空港、大分空港、宮崎空港、鹿児島空港に就航しており、3つ目の航空会社のスターフライヤーは、関西国際空港、宇部空港、福岡国際空港、北九州空港に就航しています。
羽田国際空港LCC国際線
羽田国際空港には6路線が国際線に就航しています。羽田国際空港発、台北、ソウル、上海、香港、クアラルンプール、ダナンに就航しています。外資系のLCCも乗り入れているため、今後勢力を拡大していく可能性があります。さらに来年5月からZIPAIRがバンコクにLCCとして運行することが決まっており、さらなるLCCの盛り上がりが期待されます。
ピーチ・アビエーションとは
日本国内最大規模のLCCとして有名な、ピーチ•アビエーション通称ピーチ。関西国際空港を拠点として活動している航空会社です。2012年から運行を開始し、初めての就航路線は関西国際空港発、新千歳国際空港着でした。その後国内線をメインに行き先を増やし、就航からわずか3ヶ月で韓国ソウルにも就航しており、国内線で大変好評だった様子が伺えますね。2019年10月にバニラエアと統合し更に勢力を拡大しています。羽田国際空港発のピーチ・アビエーションは国際線のみです。
羽田国際空港発の国際線
上海国際空港着 | ソウル・仁川国際空港着 | 台北国際空港着 | |
羽田国際空港発 | 1:45発 | 2:10発 | 5:55発 |
春秋航空日本
春秋航空は2005年に中国で設立された航空会社です。しかし、2012年に春秋航空日本を設立し、2014年から成田国際空港を拠点に国内線3路線、新千歳国際空港、広島空港、佐賀空港の運行を始め、国際線では5路線、重慶国際空港、武漢国際空港、天津国際空港、ハルビン国際空港、寧波国際空港に就航しています。羽田国際空港からは国際線のみの運行ですが、今後国内線の就航、国際線の拡大が期待できます。
羽田国際空港発の国際線
上海国際空港着 | |
羽田国際空港発 | 2:00発 |
外資系LCC
羽田国際空港に就航している外資系LCCについて紹介します。外資系のLCCは羽田国際空港だけでなく、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、さらには地方の国際空港にも就航しており、いろいろな国の格安航空会社が日本に乗り入れてきています。LCCの勢いは凄く、今後も外資系LCCが路線を拡大し日本に乗り入れてくる可能性は高いです。
エアアジアX
エアアジアXは2006年に設立されたマレーシアの航空会社で主に中距離と長距離の国際線を飛ばしています。日本には新千歳国際空港、羽田国際空港、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡国際空港、那覇国際空港に就航しています。エアアジアXは2017年にアメリカ路線の運行許可を得た後、関西国際空港からホノルル国際空港に以遠権を利用して飛ばしており、今後東京からアメリカにLCCで行けるかもしれないですね!
クアラルンプール国際空港着 | |
羽田国際空港発 | 23:45発 |
香港エクスプレス
香港エクスプレスは香港で設立されたLCCで、2013年から運行を開始しました。香港エクスプレスは小型機をメインに扱い、香港には国内線がないため、国際線のみの運行を行なっている。現在は、石垣島空港、宮古島空港、那覇国際空港、鹿児島空港、熊本空港、長崎空港、福岡国際空港、広島空港、高松空港、関西国際空港、中部国際空港、成田国際空港、羽田国際空港に就航している。日本の主要国際空港以外にの地方空港にも飛ばしています。羽田国際空港から1日2便香港にフライトを飛ばしています。
香港国際空港 | |
羽田国際空港発 | 6:30発/23:55発 |
ベトジェットエア
ベトジェットエアは2007年にベトナムで設立された航空会社です。ベトジェットエアは2011年から運航を開始し、ベトナムのハノイを拠点としてフライトを飛ばしており、日本にはハノイとホーチミン発は成田国際空港、関西国際空港に就航しており、ダナン発は羽田国際空港に飛ばしています。ベトナムの3大都市から日本にフライトを飛ばしており、日本からのベトナムへのアクセスは便利です。
ダナン国際空港着 | |
羽田国際空港発 | 2:30発 |
タイガーエア台湾
タイガーエア台湾は2013年に台湾でで設立された航空会社で、台湾の2大航空会社のチャイナエアラインの子会社です。2014年から運航を開始し、台北桃園国際空港を拠点としてフライトを飛ばしている。日本へは、函館空港、旭川空港、花巻空港、仙台国際空港、茨城空港、成田国際空港、羽田国際空港、中部国際空港、小松空港、関西国際空港、岡山空港、福岡国際空港、佐賀空港、那覇国際空港などの地方空港にもフライトを飛ばしています。日本から比較的近い台湾は日本人にとって身近な海外ですね!
台北桃園国際空港 | |
羽田国際空港発 | 5:00発 |
羽田国際空港LCCターミナル
LCCは羽田国際空港ではどのターミナルを使用するのでしょうか。羽田国際空港に就航しているLCCは国際線しかないため国際線ターミナルを利用します。さらに、航空会社ごとにチェックインの時間など詳しく紹介します。ターミナルの間違いはフライトを見逃す可能性も大いにあるため、事前にチェックしておく必要があります。航空会社によってゲートの変更はありますが、ターミナルの変化はございませんので、ご安心ください。
ピーチ・アビエーション
ピーチ・アビエーションは国際線ターミナル3Fでチェックインカウンターがあり搭乗手続きを行い、保安検査所、出国手続きを行ってください。出発便の120〜50分までにチェックインをお願いします。
春秋航空日本
春秋航空日本は国際線ターミナル3Fを利用します。自動チェックインに対応してないため、時間に余裕を持って空港にお越し下さい。搭乗手続きは出発便の120〜45分前までに済ませてください。搭乗口は出発の30分前に締め切られるため、搭乗券に記載されているゲートまで時間内にお越し下さい。
エアアジアX
エアアジアXは国際線ターミナル3Fで搭乗手続きを行えます。Webチェックインにも対応しているため、そちらを利用することで空港でチェックインに並ぶ必要はありません。しかし、荷物を預ける方は出発便の1時間前までに預ける必要があるためご注意ください。
香港エクスプレス
香港エクスプレスは国際線ターミナル3Fで出発便の3時間前からチェックインカウンターはオープンします。搭乗便の1時間半前までには空港に到着し、1時間前までにチェックインを済ませてください。
ベトジェットエア
ベトジェットエアの羽田国際空港ーダナン便は最近就航したばかりの新路線です。チェックインは国際線ターミナル3Fで行え、搭乗便の1時間前までにチェックインを済ませておいてください。搭乗ゲートへは30分前までにはお越し下さい。
タイガーエア台湾
タイガーエア台湾は国際線ターミナル3Fでチェックインが行え、事前オンラインチェックインは対応していません。チェックインは搭乗便の1時間前までに済ませておいてください。また搭乗ゲートへは30分前までにお越し下さい。
まとめ
羽田国際空港のLCCについてまとめました。羽田国際空港のLCCは成田国際空港と比較すると便数と路線は少ないですが、来年東京オリンピックが開催されることもあり、増便が見込まれています。また羽田国際空港から就航しているLCCは国際線しかありませんが、東南アジアから近距離国際線まで行けます。チェックインは国際線ターミナル3Fでできます。