ヌタウナギの粘液で事故が起きたって本当?
最近はヌタウナギの粘液の用途や利用方法について注目されていますが、一方でアメリカでは粘液が原因で危険な事故が発生しています。大量のヌタウナギが道路に散乱する事故現場は衝撃的で、地元のニュースでも取り上げられ話題になりました。
ヌタウナギが道路に散乱し粘液によるスリップ事故が発生
アメリカではヌタウナギを輸送中のトラックが横転し、周りの車両も巻き込む大きな事故が発生しました。横転した際にトラックの荷台からヌタウナギが散乱し、道路が粘液まみれになったことにより周りの車両がスリップ事故を起こしてしまいます。
事故にあった車両も粘液まみれになってしまいましたが、幸い重傷者・死亡者は一人もいませんでした。
ヌタウナギの分布地域
ヌタウナギは国内では知らない方も多いですが、実は世界中で広く分布している有名な生物の一つです。ヌタウナギは主に温帯域を中心に分布しているのが大きな特徴で、国内では本州中部や九州地方などの浅海を中心に分布しています。
温帯域を中心に世界中に分布
ヌタウナギは世界中の広い地域で生息していますが、特に温帯域を中心に分布しているのが特徴です。日本以外では朝鮮半島の南部を中心に多く分布しており、主に浅海付近などでよく見られます。ヌタウナギの旬の季節は夏から秋にかけてとなっており、旬の時期になると主に定置網を利用して漁獲されることが多いです。
日本では本州中部などに分布している
ヌタウナギは海外だけではなく日本にも分布しており、主に本州中部から南にかけて分布していると言われています。特に九州地方に分布していることが多く、長崎県などは頻繁に漁獲される地域の一つです。ただし国内だけでも約4種が生息しているため、種類によって分布している地域もそれぞれ異なります。