目次 [表示]
- カースマルツゥとは
- カースマルツゥとは「ウジ虫」を使ったチーズ
- カースマルツゥの味は酸っぱい
- ギネスブックに認定されている
- なぜウジ虫をつかうのか
- ウジ虫がチーズの熟成を助ける
- 腐ってウジ虫が湧いたチーズがおいしいと発見した
- カースマルツゥの作り方
- ①ペコリーノサルドチーズを作る
- ②チーズバエに卵を産みつかせる
- ③ウジ虫がチーズを食べて消化・排出する
- カースマルツゥの食べ方や料理の仕方は?
- ウジ虫をのぞいて食べる
- ウジ虫ごと食べる
- 定番の食べ方は赤ワインとともに楽しむ
- パンに塗るという食べ方もよくされている
- なぜカースマルツゥは製造・販売が禁止されている?
- 衛生面に問題がある
- 体内に入り込んだウジ虫による危険性がある
- 重篤なアレルギーを起こす可能性がある
- カースマルツゥは今も作り続けられている
- カースマルツゥを食べる方法は?
- 現地の地元民に分けてもらう
- 闇市場で入手する
- カースマルツゥはヤバい
カースマルツゥは今も作り続けられている
実はカースマルツゥは、サルデーニャの人々によって、今も作り続けています。カースマルツゥは彼らにとって伝統的な食べ物であるからです。
腐敗していると言われていますが、彼らは、「本当に悪いのはウジ虫が死んでいるチーズのことである。ウジ虫が生きているチーズは腐敗していない。」という考えです。公式には製造は禁止されていますので、自分で食べるためだけに製造されています。
カースマルツゥを食べる方法は?
カースマルツゥは製造・販売が禁止されているので、正規の手段で入手する方法はないようです。日本への輸入も販売もありません。イタリア料理屋さんでも食べられないでしょうし、楽天やamazonでも見つけることはできませんでした。
こっそり作って食べている人はいるので、どうしても食べてみたいという方は、現地に行ってみると食べられる可能性はあるでしょう。
現地の地元民に分けてもらう
カースマルツゥを今も作っている人を見つけて、分けてもらえるようお願いしてみるという方法があります。カースマルツゥは製造・販売は禁止されていますが、伝統のある食べ物ですし、こっそりと作り続けている人はいるようです。
政府によって製造・販売が禁止されているほどの食べ物ですので、食べるかどうかよく考えてからにしたほうがよいでしょう。
闇市場で入手する
カースマルツゥは闇市場で売られているのを購入する方法があります。闇市場自体は意外と昼間でも行われています。
値段についてはさまざまな情報があるので、一概には言えませんが、他のチーズの2~3倍の価格で取引されています。非合法なものですし、見つかってEUの高額な罰金を払う可能性があるという大きなリスクがあるので、おすすめはできません。
カースマルツゥはヤバい
カースマルツゥというウジ虫を使って作られているというチーズは実在し、今でも伝統として作り、食べられ続けています。
気になった方はカースマルツゥの作成時期の5月から10月の間に現地に行って、確かめてみてください。日本人としては考えつかないようなびっくりする食べ物が世界にはまだまだたくさんあるのでしょう。