×

ヴェネツィアのおすすめ観光プランをご紹介!テーマごとのまわり方をご紹介!

ヴェネツィアのおすすめ観光プランをご紹介!テーマごとのまわり方をご紹介!

ヴェネツィアに行くけど1日しか時間がないと悩んでいる方に、1日でヴェネツィアを堪能できる観光プランをテーマごとにご紹介します。観光名所サン・マルコ広場のまわり方や、ゴンドラ、人気のお土産屋、ムラーノ島、有名カフェ・ストリートフードなどのプランの情報が満載です。

目次 [表示]

水の都ヴェネツィアを観光する

ヴェネツィアの魅力

Photo byMariamichelle

ヴェネツィアは、イタリア共和国北東部に位置する都市で、人口は約26万人です。別名水の都と呼ばれるほど、大小の運河が流れる街並みは幻想的で有名な観光地です。水に浮かぶ街は、朝の透き通るような景色も素敵ですが、夕日が沈む夕刻の美しさは格別です。ヴェネツィア自体はそれほど大きな街ではないため、目的を絞ることで1日でも満足できる旅になるでしょう。

ヴェネツィア観光で注意すること

歩きやすい靴がおすすめ

Photo byGreyerbaby

ヴェネツィアに限らずイタリア旅行でおすすめすることは、歩きやすい靴でいくことです。ヴェネツィアは車の出入りが禁止されているため、交通手段が徒歩か船(ヴァポレット)に限られます。また、道は迷路のように入り組んでおり石畳や橋が多いため、ヒールのあるおしゃれな靴では疲れてしまい、ヒールも傷がつく恐れがあります。

アクア・アルタに注意

秋から春ごろにヴェネツィアへ旅行にいく方は、アクア・アルタという浸水現象に大いに注意して下さい。水に囲まれたヴェネツィアの街は、時期によっては満ち潮で浸水してしまいます。そのため、長靴を履かないと外出ができないほどの水災害です。よって、簡易的な長靴を用意することをおすすめします。現在は、靴の上から靴型のビニールを被せるだけという、より簡易的なものもオンラインショップで購入ができます。是非チェックしてみて下さい。

ヴェネツィアの交通手段は?

ヴェネツィアの移動手段で欠かせないものが、島々の間を行き来する水上路線バスのヴァポレットです。ヴァポレットの乗り場は市内にいくつもあり、目的地のルート番号をチェックして乗ります。しかし、上記で述べたようにヴェネツィア自体は歩いて観光が可能な広さのため、時間に追われている以外は乗る必要性はあまりありません。別の島へ行く際はヴェポレットを使用して下さい。

ヴァポレットの乗り方

切符は、切符売り場や券売機で購入ができます。値段は時間によって異なり、通常は75分有効券の7.5ユーロで十分です。注意として、ヴァポレットに乗る前には、乗り場にあるチケットリーダーに切符をかざすことを忘れないで下さい。ピッと鳴ったら承認完了です。

ヴェネツィア観光①名所サン・マルコ広場散策プラン

サン・マルコ広場

出典:ライター撮影

サン・マルコ広場は、ナポレオンが世界で最も美しい広場と絶賛したことで有名な観光地です。その言葉通り、とても美しい開けた景色が広がっています。広場の中心に立って周りを見渡すと、圧巻で感動します。旅行者なら誰もが訪れる人気スポットです。広場の周りにはレストランやカフェもあるため、休憩しながらこの景色を堪能するのもとても贅沢です。

サン・マルコ大聖堂

出典:ライター撮影

800年代にエジプトから運ばれた聖マルコの遺体を納めるために建てられました。ビザンチン、ゴシック様式であり、内装は豪華絢爛に金とガラスで覆われ黄金の教会とも言われている名所です。旅行者にはとても人気な教会で平日でも列ができていますが、比較的進みは早いため20分程度の待ち時間を考えておいた方がよさそうです。入場料は無料です。

鐘楼

9世紀に見張り台として建てられ、高さ98.6メートルもありヴェネツィアのシンボルとして有名です。地上からはエレベーターで上がることができ、サン・マルコ広場はもちろんのこと、ヴェネツィアの街全体が見渡せる絶景スポットです。天気が良い日は必ず登ってほしい名所です。平日でも列が出来ているため、30分程度の待ち時間は考えておいた方がよさそうです。入場料は8ユーロです。

ドゥカーレ宮殿

800年代に建てられ、かつてはヴェネツィア共和国の総督の邸宅のほか、国会や行政、裁判を司る場所であり牢獄としても使用されていた名所です。外観はゴシック風で大理石を使用されており壮大です。内部は現在は美術館として公開されており、ヴェネツィア派の絵画を見ることができます。世界一大きな油絵があると人気な観光地です。料金は20ユーロ(コッレール博物館と共通)です。

コッレール博物館

テオドール・コッレールが収集した作品を展示している博物館です。15世紀から19世紀の貴重な絵画を見ることができます。カルパッチョによるベネチアの二人の貴婦人やメッシーナによるピエタなどが有名です。また、当時の貴族の生活様式もコレクションから感じることができます。アートに興味がある方は、上記のドゥカーレ宮殿と一緒に拝観することをおすすめします。チケットが共通のため安く感じます。料金は20ユーロ(ドゥカーレ宮殿と共通)です。

ため息の橋

1600年ごろにドゥカーレ宮殿と刑務所を結ぶ橋として建設されました。囚人がこの橋を渡る際に、美しいヴェネツィアを見られることは最後になってしまうとため息をついたことから、橋の名前の由来となったと言われている名所です。

名所サン・マルコ広場のまわり方のポイント

サン・マルコ広場は、大聖堂や美術館などの観光地がたくさんあるため、時間に余裕を持って訪れてほしいスポットです。午前中にはサン・マルコ広場に到着して、まず美しい景色を堪能して下さい。そして、鐘楼に登りサン・マルコ広場全体を見下ろし、名所サン・マルコ大聖堂の煌びやかな黄金の世界を楽しみましょう。そのままドゥカーレ宮殿、ため息の橋、コッレール博物館に足を運んでもいいですが、回廊のカフェで休息してもいいですね。

ヴェネツィア観光②人気のゴンドラ遊泳プラン

ゴンドラプランが人気の理由

出典:ライター撮影

ヴェネツィアでのアクティビティーといえばゴンドラです。水路を自由自在に進む優雅なゴンドラを想像できると思います。旅行者の中では外せない目的の1つとなりつつあり、人気なプランです。波の揺れを感じながらヴェネツィアを体感できるためとても気持ちがよくおすすめです。

ゴンドラの乗り場は?

ゴンドラの乗り場はたくさんあり、乗り場によって水路のまわり方も異なります。そのため、まずは自分の好きなルートをチェックすることをおすすめします。ルートの例は、賑わいのある名所リアルト橋周辺ルートやヴァポレットも通らない閑静な小道が多いドルソドゥーロ地区ルート、大きな運河から小道も遊泳するサン・マルコ広場周辺ルートなどがあります。ルートが決まったら、ゴンドラの乗り場を確認しましょう。

ゴンドラの乗り方は?

現地でゴンドリエーレと呼ばれるゴンドラを漕いでくれるスタッフと、時間や料金を交渉して乗ることができます。英語に自信がある方には問題ありませんが、不安のある方は事前にオンラインサイトで予約することをおすすめします。料金の相場は30分で約80ユーロですが、時間や貸切か乗り合わせかなどで誤差が生じます。最近では歌付きなどのオプションもあり、選んだプランによって値段も上がります。また、現地で交渉したからといって、すごく安くなることはあまりないようです。

ゴンドラでのまわり方のポイント

ゴンドラをプランに入れるのであれば、1番の人気の時間は夕日が水面に映り幻想的な雰囲気を味わえる夕刻です。そのため、午前中から15時くらいまでに観光地巡りやお土産購入を済ませておくと安心です。そして、ゴンドラに乗る時間までの間は、テラスで食前酒やカフェを飲みながら待っている時間も楽しみましょう。

ヴェネツィア観光③おすすめ買い物スポット散策プラン

ニノアンドフレンズ

出典:ライター撮影

現在ヴェネツィアには3店舗あるチョコレートやクッキー、コーヒー豆、キャンディー、トリュフなどを販売している人気のお店です。スタッフからはたくさんの試食をすすめられるため、試食が多い店として観光地化しつつあります。おすすめは、ピスタチオクリームが入ったチョコレートとコーヒー豆が入ったチョコレートです。見た目もおしゃれな箱に入っているため、お土産にも人気です。住所はRio Tera Lista de Spagna 233/Bです。

ノーヴァ通り

ノーヴァ通りは、サンタルチア駅からサン・マルコ広場に向かうための道でとても栄えた通りです。そのため、ヴェネツィアでの主な買い物はこのノーヴァ通りで完結してしまうほど、お土産売り場やレストラン、カフェが軒を連ねているスポットで有名です。お土産の買い忘れがあれば、こちらで買い揃えても良さそうです。

TギャラリアヴェネツィアBY DFSフォンダコデイテデスキ店

もともとは旧ドイツ商館という13世紀に建設された歴史的建造物でしたが、免税店へと生まれ変わりました。そのため、館内はとても豪華な造りで観光地としても人気です。1階はヴェネツィアングラスやイタリア産の食料品、ワインの売り場があります。2階や3階は有名高級ブティックが入っており、ファッションやアクセサリー類を販売しています。4階は靴や化粧品を販売しています。質のいいお土産を買うならここで決まりです。補足ですが、トイレが綺麗なため休憩スポットとしても人気です。

リアルト橋

Photo bymfoddo

世界でも最も有名な橋の1つであり、ヴェネツィアの橋を象徴しています。旅行者が必ず足を運ぶ観光地です。12世紀に建築された船橋が起源とされており、運河全体では最も古いと言われている名所です。橋の幅はとても広く、橋の中央にはお店がたくさん並んでいて、賑やかで雰囲気も楽しめるスポットです。路面店も多いため、価格の差をチェックしながら安い掘り出し物を探すと楽しめるかもしれません。

イル・カノヴァッチョ

出典:ライター撮影

ヴェネツィアはカーニバルで有名です。こちらのお店の仮面は全てオリジナルであり、お店の奥はお店兼仮面を作るアトリエになっています。安価なミニチュアサイズから本格的なものまで種類が豊富です。素敵な仮面ばかりで悩んでいても、好みのものを選んでいいよと言ってくれる優しいスタッフの方もいました。住所はS.Marco5369/70で、サン・マルコ広場から徒歩3分程度。

おすすめ買い物スポットのまわり方のポイント

サンタルチア駅からサン・マルコ広場を目指す間に、お土産スポットはたくさんあります。観光地を巡りながら買い物もしておきましょう。まずはニノアンドフレンズで試食を堪能し口に合う商品を見つけ、ノーヴァ通りを散策します。そして、観光地兼買い物スポットのTギャラリアヴェネツィアで上質のお土産を見てみましょう。リアルト橋周辺のお店で、今まで見てきた商品と値段を比較し安価なものがあれば購入します。イル・カノバッチョで自分に似合う仮面を見つけましょう。

ヴェネツィア観光④ヴァポレットに乗ってムラーノ島散策プラン

ヴェネツィアングラス発祥の地ムラーノ島

出典:ライター撮影

ヴェネツィアングラスは、高い装飾性と豊かな色彩が特徴で、1000年以上の古い歴史を持っています。現在でもその技術を引き継いだ職人たちが、ムラーノ島に工房を持ち1つ1つ手作りで作っており、観光地として島を訪れる方が多くなってきています。

ヴェネツィアングラスには偽物もある

お土産として人気となったヴェネツィアングラスは、偽物も多く出回るようになりました。そこで、ムラーノ島ガラス協会に属した一部の職人たちの作品には、ムラーノ島製であることを証明するシールが貼られています。しかし、属していない職人たちもいるため、シールがないからといって偽物という判断も難しいことが現状です。

ムラーノ島では比較的安心して購入出来る

出典:ライター撮影

ヴェネツィアでは残念ながら、上記のムラーノ島製シールが貼ってあるグラスを見ることは極めて少なかったです。しかし、ムラーノ島には工房があり併設しているお店も多いため、安心して購入することができます。また、店の前にムラーノ島製であるシールを貼ってくれているところもあるため、そのようなお店をチェックして入ると疑う時間もなく有意義に購入できます。

ムラーノ島への行き方

サンタルチア駅から4.1か4.2のヴァポレットに乗ります。チケットの買い方、ヴァポレットの乗り方は上記しています。乗船する際には乗り場は一緒なのに番号が異なる船も出入りしているため、ムラーノ島行き方をしっかりチェックして乗って下さい。

観光地ムラーノ島のまわり方のポイント

水路を中心にいくつものお店が立ち並んでいるため、全部を見るには時間がかかります。そのため、ムラーノ島製シールが貼っているお店を中心に入ることをおすすめします。工房が併設しているお店はシールが貼っていないこともありますが、比較的安く購入できるため覗いてみて下さい。

ヴェネツィア観光⑤有名カフェ・ストリートフードの散策プラン

ヴェンチ

出典:ライター撮影

イタリアの有名な高級チョコレートブランドで、老舗として愛されています。また、カウンターではジェラートも販売しておりこちらも大人気です。おすすめのジェラートのフレーバーは、濃厚なチョコレート系とピスタチオです。

アクア・エ・マイス

出典:ライター撮影

リストランテ出身のオーナーがオープンしたカジュアルなデリです。伝統のヴェネツィア料理をストリートフードとして食べることができるスポットです。おすすめはシーフードのフリットです。熱々でシーフードもたくさん入っているのに5ユーロと安く、ライスコロッケのアランチーノも2.5ユーロと安価です。住所はSan Polo 1411/1412です。

カフェ・フローリアン

出典:ライター撮影

サンマルコ広場の回廊にある、ヴェネツィアにある最古のカフェとして有名です。1720年の創業以来、カサノヴァやゲーテなどにも愛されたと言われた名所です。外観から気品の高さを感じ、店内はゴールドを貴重としたインテリアで高級サロンのような雰囲気があります。老舗とだけあって、楽団の演奏が聞こえるテーブルではチャージ料が1人6ユーロ、ドリンクも6から9ユーロほどしますが行く価値のあるスポットです。

有名カフェ・ストリートフードのまわり方のポイント

サンタルチア駅にある有名のヴェンチでジェラートを購入し、サン・マルコ広場を目指しましょう。小腹が空いた頃に、アクア・エ・マイスでシーフードを使ったヴェネツィア料理をテイクアウト。サン・マルコ広場に着いたら、名所のフローリアンで極上のカフェを堪能しましょう。

梯 真奈美
ライター

梯 真奈美

海外旅行が大好きで、年に1回は海外へ行っています。限りある旅の時間を有意義に過ごせるように、情報を発信していきます。転勤族の夫を持ち、国内旅行の魅力も同時にお伝えします。

今、あなたにオススメの記事

関連記事

人気ランキング