目次 [表示]
- スバルXVで車中泊はできる?
- 新型XVの車中泊に向いている点
- 十分な幅があるフルフラットシート
- 収納スペースはそこそこ確保できる
- USBポートと電源ソケットがある
- 新型XVで車中泊をするときに気になる点
- フルフラットシートの長さはギリギリ
- 天井が低くて圧迫感がある
- エンジン車はフルフラットでも段差ができてしまう
- 新型XVの車中泊で使える段差解消法
- ①分厚いマットを敷く
- ②荷室にマットやスノコを敷く
- 新型XVの車中泊で使えるスキマ解消法
- ①スペースクッションで埋める
- ②荷物やクッションで埋める
- 新型XVの車中泊におすすめのシェード
- 市販品
- 手作りするなら
- 新型XVの車中泊で役立つグッズ
- 寝袋
- LEDランタン
- ネックライトやヘッドライト
- バッテリー
- 車中泊で注意すること
- ①車中泊ができる場所で行う
- ②アイドリングをし続けない
- スバルXVでも車中泊はできる!
スバルXVで車中泊はできる?
車名 | XV | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
現行型 | 販売開始 | 2017年 | ||||||
型式名 | GT3 | GTE |
スバルのXVは2人までかつ1泊2日程度の車中泊であればできます。XVはスバルのクロスオーバーSUVで、2022年6月現在の最新型は2017年発売のGT3型とGTE型です。GT3型はエンジン車でGTE型はハイブリッド車であり、比較するとハイブリッド車の車内構造のほうが車中泊に向いています。
新型XVの車中泊に向いている点
新型XVが車中泊に向いている点はフルフラットシート・収納スペース・車内電源の3つです。車中泊にはフルフラットで足を伸ばして寝られる空間と、圧迫感がない天井が欠かせません。荷物の収納スペースや車内電源などがあると、より手軽に快適な車中泊ができます。
十分な幅があるフルフラットシート
最小 | 109cm |
---|---|
最大 | 135.6cm |
新型XVは十分な幅のフルフラットシートを用意でき、大人2人が横並びで寝転がれます。新型XVは後席を前に倒して収納すると、後席・荷室がほぼフルフラットになる仕様です。フルフラットシートの最小幅は109センチで、スバルの人気SUVフォレスターの最小幅110センチと大差ありません。
収納スペースはそこそこ確保できる
新型XVで車中泊をする場合、収納スペースはそこそこ確保できます。フルフラットにして後席と荷室に寝床を作る際に、足元空間や前席は使わないためです。2人旅でも数泊であれば十分に荷物が収まりますし、1人旅であればフルフラットシートにも荷物を置けますので余裕があります。
USBポートと電源ソケットがある
新型XVには車内にUSBポートと電源ソケットが標準装備されており、走行中に電源を使えます。センターコンソールボックスとセンタートレイにUSBポートが2個ずつで電源ソケットが1個ずつです。ベースグレードであるエンジン車の1.6i型は例外で、USBポートはコンソールボックス内の1組しかありません。
新型XVで車中泊をするときに気になる点
新型XVで車中泊をするときに気になる点はフルフラットシートの長さ・天井の高さ・エンジン車のフルフラットシートの段差です。天井の高さは車の構造上対処のしようがないですが、フルフラットシートの長さや段差は対策できます。
紹介する各点について差し障る程度は体格や感覚によっても異なるため、各自でよく確かめてください。
フルフラットシートの長さはギリギリ
荷室+後席 | 荷室+後席+足元空間 | |
---|---|---|
長さ | 約140cm | 約185cm |
対角線 | 約178cm | 約215cm |
新型XVのフルフラットシートの長さは大人が寝るには短く、後席の足元空間も活用してギリギリです。荷室~後席の長さは約140センチのみで、前席を最大限まで前に寄せると荷室~足元空間は約185センチあります。身長が175センチを超えると2人での車中泊は難しく、1人で対角線に寝るのがおすすめです。
天井が低くて圧迫感がある
エンジン車 | ハイブリッド車 | |
---|---|---|
荷室高 | 77.7cm | 72.2cm |
新型XVは天井が低くて圧迫感があり、大人はフルフラットシート上では首を曲げないと座れません。エンジン車の荷室高は約78センチで、ハイブリッド車の荷室高は約72センチです。男性が寝転んで腕を伸ばすと天井に手が付く高さで、寝るのに問題はないですが車内で作業をするには向きません。
エンジン車はフルフラットでも段差ができてしまう
新型XVのエンジン車はフルフラットにしても後席と荷室の間に段差ができてしまい、寝づらいです。段差は7~8センチの高さで、後席から荷室に向かって小さく緩やかな坂になっています。フルフラットの床面が硬いせいもあって薄い銀マットと寝袋を敷くだけでは体が痛いため、対策が必要です。
ハイブリッド車には段差はなく、わずかなすき間はできるもののマットを敷けば気になりません。
XVは悪路を走れて普段使いにもちょうどいいサイズだけど、車中泊はできるのかな?