目次 [表示]
- カースマルツゥってどんなチーズ?
- カースマルツゥはどこで作られている?
- イタリアのサルデーニャ島が原産地
- サルデーニャ島の一部地域で生産されている
- カースマルツゥの味は?
- クリーミーで苦味のある味わいが特徴
- 発酵が進むと酸味が強くなる
- カースマルツゥはどうやって作られている?
- ペコリーノ・サルドというチーズを使用
- 約三か月熟成させて作られる
- カースマルツゥの危険性
- 人によっては健康障害が起きる可能性がある
- 腹痛・吐き気などを引き起こす場合も
- カースマルツゥはどこで手に入る?
- 基本的には販売が禁止されている
- 通販でも販売されていない
- 一部地域の闇市では販売されることも
- カースマルツゥのいろいろな食べ方
- ①そのまま食べる
- ②ウジ虫を取り除いて食べる
- ③パンに挟んで食べる
- カースマルツゥを食べる場合は自己責任で
カースマルツゥはどこで手に入る?
カースマルツゥは他のチーズにはない味や食感が楽しめますが、一方で手に入れるのが難しいチーズとしても有名です。カースマルツゥは一体どこで手に入るのか、通販での取り扱い情報や具体的に購入できる場所などについて見ていきましょう。
基本的には販売が禁止されている
カースマルツゥはサルデーニャ島ではお祝いの日によく食べられていましたが、健康面での危険性から基本的に販売が禁止されています。日本国内はもちろんですがイタリア国内でも基本的には販売されていないため、イタリアへ行っても手に入れることは難しいです。
通販でも販売されていない
世界中のおいしいチーズを気軽に通販で購入できますが、カースマルツゥの販売は違法なため通販での取り扱いもありません。生産量自体が少ないので万が一流通した場合でも価格が高く、なかなか手に入れるのは難しいのが現状です。
一部地域の闇市では販売されることも
カースマルツゥは基本的には購入できませんが、サルデーニャ島にある闇市では昼間の時間帯でも販売していることがあります。闇市以外ではほとんど手に入らないため高値で販売されていることが多く、通常のチーズの約三倍の価格で取引きされることが多いです。
カースマルツゥのいろいろな食べ方
カースマルツゥはいろいろな料理にあうチーズとして食べられていますが、現地では好みにあわせていろいろな食べ方が楽しめます。シンプルにそのまま食べて味を楽しむのはもちろんですが、食べやすいようにアレンジを加えて食べられるのも魅力です。
①そのまま食べる
カースマルツゥはお好みでいろいろな食べ方が楽しめますが、普段からよく食べている人はそのまま食べる場合が多いです。単品で食べることによってより酸味を強く感じられるため、通常のチーズとはひと味違った個性豊かな味わいが楽しめます。
ただし人によっては苦味と酸味が強く食べにくい場合があるため、初めて食べる場合にはあまりおすすめできません。
②ウジ虫を取り除いて食べる
カースマルツゥの見た目に抵抗がある人は、食べる前にウジ虫をスプーンなどで取り除く場合が多いです。ウジ虫を取り除いても味に大きな変化はありませんが、ウジ虫の発酵による強い酸味・苦味を抑えられます。そのまま食べるよりも味の癖が少なく食べやすいため、初めて食べる方に最適な食べ方です。
③パンに挟んで食べる
カースマルツゥはお好みでいろいろな料理にアレンジできますが、一番抵抗なく食べられるのがパンに挟んで食べる方法です。サンドウィッチ用のパンなどにバター代わりに薄く塗り、一緒に野菜やハムなどを挟むことであっさりと食べられます。
カースマルツゥを食べる場合は自己責任で
カースマルツゥは見た目のインパクトから興味本位で買う人も多く、闇市などでもよく販売されています。他の種類のチーズとはひと味違った個性豊かな味わいは魅力的ですが、一方で食べると健康障害が起きる危険性があるので注意が必要です。
吐き気・腹痛などさまざまな症状が起きる可能性があるため、どうしても食べてみたい方は必ず自己責任で食べるようにしてください。
カースマルツゥのことがよく分かったね!